【免疫と腸内バランス、漢方の力】【23卒】クラシエ製薬の研究開発の本選考体験記 No.29354（非公開/女性）（2022/6/23公開）

現時点で興味を持っていらっしゃいます業界または企業についてご記入ください・成功体験・失敗体験を問わず、あなたのこれまでの人生で、最も成長の糧となったことについてご記入ください。 ・あなたのクラシエへの想い、クラシエへの本気度（志望会社や志望職種に対する想いや本気度）について、ご記入ください。 ・趣味・特技についてご記入ください

採用サイトのマイページから提出

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志望動機は健康に関することではなく、漢方である必要性に焦点を当てて書きました。

漢方薬の競合他社との差別化を含めて、どうしてクラシエなのかという点を採用HPなどを通じて考え、言語化できるようにしました。

採用HP

5分前にzoom入室→面接→退出

特に緊張する必要はないと思います。短い面接時間ですが半分以上が趣味の話など雑談でした。面接官の方も人事の方なので研究内容について深く聞かれることはありません。ただ、文系の方にも分かりやすく短い研究概要について説明はできるように対策はしておくと安心です。

説明会であったことがある人事の方だったこともあり、和やかな雰囲気で面接が進みました。雑談メインという感じでした。

なし

なし

大学で漢方に触れる機会があったか。

学部生時代は薬学部に籍を置いていたことから、生薬と漢方に関する講義を履修していました。生薬に含まれる天然物やその効果、作用機序について学べるだけではなく、実際に乾燥させた生薬を触ったり匂いを嗅ぐことができる授業でした。他にも、実験ではキハダの樹皮からオウバクを抽出する作業も経験しました。以降漢方について深掘りされました。Q普段から、または今までに使ったことがある漢方薬はありますか。A.葛根湯は小さい頃に風邪のひき初めに飲んでいました。独特な味が苦手でしたが効き目は抜群でした。Q他に知っている漢方はありますか。A.芍薬甘草湯については授業の課題でレポートをまとめる際にさまざまな文献を読み、調べました。

クラシエのイメージについて

グループ企業を含めて様々な事業に取り組まれているという印象は以前から持っていました。特に製薬事業を担うクラシエ製薬に対しては葛根湯をはじめとする薬局で取り扱う漢方のOTC医薬品が強みであるというイメージを持っております。大学で開催された御社の会社説明会にて社員の方が漢方の重要性や在り方を熱く語っておられたのを拝聴しました。そこで、女性一人一人の体調の悩みなどに細かく対応していけるのが漢方であるということを聞き、それまでの漢方に対するイメージが大きく変わりました。西洋医薬品の代替品ではなく、西洋医薬品でカバーできない部分で力を発揮する漢方薬に非常に興味を持ち、御社の多くの人に漢方を身近に感じてほしいということを目標としたデジタイルサービスなどの事業に魅力を感じています。

5分前にzoom入室→面接→退出

研究員のかたが同席されていたので、研究について詳細に述べられるようにしておいた方がいいです。特に、研究分野が基礎系であれば、その技術や結果が今後どのような発展を見せていくのか予想や自分の考えでいいので持っておくと安心です。

一次面接の時よりは雑談も少なく面接らしかったけど、特に圧迫感はなかったです。志望理由は全く聞かれなず、質問にすぐ答えられるかどうかが見られていると思います。

なし

なし

学生時代に最もチャレンジしたと感じる経験はなんですか。

私が最もチャレンジした経験だと感じているのは学部から大学院にかけての研究活動です。私は学部3年生の時から微生物に関する研究に取り組み始めました。当初私は助教授の先生に逐一指示を仰ぎ実験を行なっていました。しかし、指示待ちや作業の説明で研究時間を無駄にしていると気がつきました。私は、自発的に実験を行うには経験値が不足していると感じ、文献の渉猟や先輩方との実験結果のディスカッションを重ねることで力不足を補おうしました。その結果、知識や技術を習得するだけではなく、自ら実験の提案ができるようになりました。更に、学会発表に繋がる大きな成果を出すことができ、いくつかの学会では学生発表優秀賞を受賞することができました。

自分の研究がどのようにこれから応用されていくと思いますか。

私の研究は、有機薬学の中でも基礎の部分にあたる天然物化学です。その中でも微生物を専門に扱っています。私は環境中の微生物同士が互いに及ぼす影響について調べていますが、これは人体の腸内細菌叢の研究に応用できる考えています。腸内細菌叢にはさまざまな種類の細菌が存在していますが、その全貌や役割のほとんどは未開なままです。しかし、この割合などが崩壊すると人は健康に支障をきたします。例えば、抗生物質を投与した際に腸内細菌の一部の数が大幅に減少してしまえば、その影響で日和見感染が発生するという前例があります。こういった、抗生物質による副作用を理解し、対処する予防するためにも私の研究は応用できると考えています。

一般的なwebテストの対策で問題ないと思います。

アドバンテッジインサイト：EQ能力テスト、ストレス耐性テスト、知的能力テスト（言語・非言語・性格）

合計1時間程度。知的能力テストに関しては計30問程度でした。

なし

交通費精算→年配の人事の方と15分程度商品について雑談→面接の部屋に案内→入室→退出→帰宅

自分の研究内容の応用を漢方の研究にどう応用できるかという点を話せた点は評価されたと思います。研究内容の他に扱える機材も聞かれます。どういった機械や手法をどのような目的で使ったかを説明しましたが、おそらく行きたい研究部門によってアピールする機材をいった方が評価されると思います。また、評価対象に入るか不明ですが、面接の前に年配の人事の方と商品陳列棚を見ながら雑談する時間があるのである程度商品についての知識や興味を持っていた方が話題にこまりません。

小さい部屋にたくさんの面接官がいるので少し圧倒されますが、雰囲気は和やかです。緊張をほぐすための雑談もあります。

なし

なし

一人暮らしで大変だと思うことは？成長したと思うところは。

自己管理が非常に大変だと感じました。高校生までは自宅で両親が作ってくれるご飯を食べており、献立に関してほとんど気にしたことがありませんでした。しかし、自分で自炊を始めてからは家族の健康を考えたバランスの良い食事だったことに気づきました。一人暮らしを始めてからはそれを今度は自分で行うことになり、非常に難しいことであると実感しました。また、この点が成長したところだとも思っています。自己管理を迫られたことがきっかけになり、食材の栄養素について興味を持って調べるようになりました。他にも、高校生までの体育の授業で保っていた体力を週2回の筋トレを行うなどして補完するなどして自分の健康に気を使うようになりました。

自分の今の研究がクラシエ製薬ではどのように役に立つのか。

私の研究は、有機薬学の中でも基礎の部分にあたる天然物化学です。その中でも微生物を専門に扱っています。私は環境中の微生物同士が互いに及ぼす影響について調べていますが、これは人体の腸内細菌叢の研究に応用できる考えています。腸内細菌叢にはさまざまな種類の細菌が存在していますが、その全貌や役割のほとんどは未開なままです。しかし、この割合などが崩壊すると人は健康に支障をきたします。例えば、抗生物質を投与した際に腸内細菌の一部の数が大幅に減少してしまえば、その影響で日和見感染が発生するという前例があります。こういった、抗生物質による副作用を理解し、対処する予防するためにも私の研究は応用できると考えています。漢方は西洋医学で用いられる医薬品と違い高い殺菌作用を持つものではなく、免疫系に働きかけるものが多いため免疫と腸内細菌叢の問題をうまく掛け合わせることが出来れば漢方薬はより普及すると思います。

他社に内定が決まったため