私は「課題解決のために他者と議論を行い、解決策を提案できる力」があります。この強みは、学業への取り組みと研究活動を通して培いました。学業では、講義の内容を復習する際に、「どうしてこのような現象が起こるのだろうか」と改めて疑問を持ち、自身で調べ、考察することを心がけていました。しかし、その考えをアウトプットする機会が無かったため、自分の考察が正しいか確認できませんでした。そこで、この状況を打破するために、自分の考察を先生や先輩に説明しました。そして、間違いについての指摘や議論を通して理解を深めました。この取り組みにより、講義内容をただ暗記するのではなく、生命科学の知識を体系的に身につけることができました。その結果、4年間を通して学科1位の成績を修めるだけでなく、得られた知識を自分の研究活動の組み立てなどに還元することもできました。また、研究活動においては、新規〇〇の開発を進める上で、自分で樹立した、目的〇〇を産生する細胞株の無血清培地への馴化に難航しました。そこで、馴化が困難な原因を究明するために、実験工程を一から振り返り考えられる原因とその解決策を立案しました。さらにその考察を、先生や専門家と議論することでプロトコルを最適化しました。その結果、目的の〇〇を産生する細胞株の馴化、および精製〇〇の大量取得を達成し、学会発表を2回することができました。
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