【iPS 細胞を用いた〇〇の細胞治療】について研究しています。〇〇患者の増加は世界的な社会問題となっており、一刻も早い治療法の開発が望まれています。〇〇の発症機序は未だ不明ですが、〇〇の脳内蓄積が発症の原因であるという仮説が有力視されています。一方組織マクロファージ(MΦ)は各臓器に常在する免疫細胞であり、脳においてはミクログリアと呼ばれ〇〇除去に関与します。先行研究ではiPS 細胞から生体内 MΦに極めて近似した細胞(□□)を作成し、それを〇〇マウスの脳内に直接投与することで症状が改善しました。しかし脳内投与は身体的負担が大きく、ヒトへの応用を考えた際の課題点は多くあります。以上のことから我々は負担軽減を目的とし、末梢血管からの投与による □□の脳への送達を試みました。一般的に細胞はサイズが大きく、末梢投与では血液脳関門に阻まれ脳に到達しないという問題があります。そこで「〇〇」と「〇〇」の2つの前処置を行いました。結果、□□を末梢から脳に送達することに成功しました。一方でミクログリアへの成熟は確認できなかったため、今後はその成熟方法を模索する予定です。 この研究を進める上で最大の障壁となったのは【チーム内での連携体制が整っていなかったこと】です。チームとして共通の目的があるにも関わらず3人のメンバーがそれぞれ異なったアプローチ方法で別々に作業しており、実験の精度と効率が悪いという課題がありました。このままでは研究の進行に支障をきたすと考え、自身が率先してメンバー同士を繋げることで皆で協働できるチームを実現するため、次のように取り組みました。まず「□□を末梢から脳に送達する」というチームの共通目的を改めて共有し、個々に作業することによって起こりうる問題と、チームで連携することによって期待できる成果を説明しました。そのうえで、時間を要する論文閲覧・実験手技は効率化のため分担し、多角的な視点を要する実験計画立案・データ分析は最適化のため全員で協議するよう提案し、メンバーの賛同を得ることができました。以降、その方針で研究に取り組んだ結果、全員にチーム意識が生まれたことで密に連携できるようになり、実験の精度と効率が上がり、研究の中間発表では教授から高評価を得られました。
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