機能性開発研究を通して、人々の健康に幅広く貢献したいからです。これは私が高校生の時に、祖父母が認知症を発症したことがきっかけです。当時、認知症は治らない病気だと知り、健康を維持するには「日常生活からの予防」が大切であると痛感しました。特に生きていく上で必須である「食」を通した健康維持に興味を抱くようになりました。大学進学の際は、食品の未知なる可能性について研究することができる水産学部を選びました。その後、大学の講義や研究(食の健康機能性)を通して、
1. 健康機能性成分は多く調べられているが、地球上の天然物にはまだまだ大きな可能性が眠っていること。
2. 食品素材が健康機能性を有していれば、川下の加工食品などに幅広く影響を与えられること。
3. 生体内で機能性を発揮する際には、食べる量や食べるタイミング、食べ合わせ、体調、年齢など多くの要因が絡み合っていること。
これら3点を考えるようになりました。そのため、多角的な視点で健康増進の追求がしたいです。貴社は機能性のメカニズム解明はもちろんのこと、消費者の疑問に対して科学的に分かりやすく証明する研究に、どの企業よりも力を入れていると感じています。貴社で働けば、これらの追求と実用化ができると思い、貴社への入社を強く志望しています。特に③に関しては興味が強く、貴社が行っている各領域(運動、アンチエイジング、栄養、脳機能、医療食など)における素材の活用を目指した研究に、幅広い視野と柔軟な思考を活かして関わりたいと考えています。
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