【アイデア満載！新規事業の挑戦】【21卒】東京ガスの冬インターン体験記（理系/東京ガスINTERNSHIP2019（秋））No.8357（東北大学大学院/男性）（2020/1/30公開）

職場受け入れ型の1週間以上のインターンシップに参加したかったが、そのためには3日間のものに参加する必要があると知ったため参加を決めた。また文理合同のインターンシップは参加したことがなかったので、なにか得られるものがあると思った。

ESと面接のみであったので特別なことはしなかった。ESでは会社のことを書くのではなく、自分がこのインターンシップをどのようなものと捉えているか、何を得たいと考えているかを伝えるようにした。面接では、ESの内容を深掘りされると聞いていたので、記入内容の裏付けエピソードをきちんと話せるよう準備した。

東京ガスならではの新規事業の企画

1日目にやったこと

はじめは企画業務を行うにあたって、考える必要がある事柄や順序などについての講義があった。その後に社員さんとの座談会が開かれ、最後の1時間くらいは班に分かれて企画業務体験を行った。

2日目にやったこと

午前中は横浜の研究所に見学に行った。午後はまるまる企画業務体験をおこなった。この段階で各班にPCが配布され、最終日の発表資料の制作も同時進行で行った。自分たちの班はなかなか意見がまとまらず、資料作成まで進めなかった。

3日目にやったこと

午前中は急ぎ足で発表資料を作成した。またお昼前に、人事の方に向けての中間報告を行い、アドバイスをいただいた。午後は各班の発表をきき、それぞれに感想とフィードバックを行った。すべての発表が終わった後は、班員で3日間を振り返り、同時に人事の方からも1人1人フィードバックを頂いた。

人事部の社員

オリジナルグッズ

最終日に人事の方からいただいたフィードバックとして、自分の主張を通す方法をもっと考えてみるとよいと言われた。グループで進める以上、頑固になりすぎるることはあまりプラスではないため、自分の意見と他の人の意見のチョイ足しが大事であるといわれたことが印象的であった。

3日間で新規事業の企画を行うだけでも無謀ではあるが、他に見学や座談会などもあったためかなり時間的に苦しかった。限られた時間の中で、必要な情報となくてもいい情報を見分けながら議論を進める必要があった。またグループディスカッションの経験が少なかったため、議論の流れを他の人にまかせっきりになってしまった。

時間がかなり限られていたため、議論のスピード感や落としどころを考えるあたりは実際の仕事に通じる部分があったのではないかと感じた。先述のようにグループで短期間に物事を進めるのは初めてであったが、チームの中でどのようにして自分の存在感を出すか、ということについて学べてよかったと思う。

新規事業の企画を行うにあたって、世の中で何が求められているのかを考えなければならない。そのためには、今世間で何が起きているかを十分に把握する必要があるため、普段から幅広く情報収集していればよかったと感じた。

インターンシップの主な目的は企画業務の体験であったが、自分は研究職志望であるので、座談会や研究所見学を通していろいろなお話をきけたため、研究職の方がどのように働いているかを想像することができた。また、人事の方の雰囲気から、会社の雰囲気についてもうかがい知ることができたと感じた。

正直今回のインターンシップはあまり社員さんとの絡みがなく、また参加学生の幅も広いため、選考で有利になるかといわれると判断できない。また班での活動や最終日の発表の場などでも目立って何かをしたわけではないため、自分が特別社員さんの目に留まっているとも思えない。

企画業務の体験はともかく、研究所の職場の雰囲気や各チームが比較的少人数であること、また勤務地などを知ることができ、ここで働きたいと感じた。また研究所見学で紹介されたテーマがまさに自分が興味を持っているテーマであったため、参加前よりも志望度が上がった。

再度選考はあるが、職場受入型インターンシップに参加する資格が与えられるため。自分は諸事情で応募しなかったが、選考基準に本インターンシップでの様子も含まれているようであったので、そこまで進めればかなりアピールできていることになると思う。

自分の中ではなんとなくエネルギー業界で働きたいと考えており、勤務地なども考えると東京ガスはもともと志望度が高かった。またその業界の中でどんな仕事をしたいかを考えると、正直どんな仕事があるか把握できていなかったため、現在の延長で研究職を考えていた。これに関しては夏季に京セラのインターンシップで、チームで行う研究の楽しさを感じていたことも理由の一つである。

エネルギー業界への関心は増していったが、その中で東京ガスがどういう立ち位置であるかについてを考える必要があると感じた。具体的に言えば、研究開発は行っているが、そこにモノづくりの成分はかなり小さい。メーカーではないからだ。自分のモチベーションがどこにあるかを考えると、実際に何かを作り上げることにあると考えており、プラント業界にも興味がわいた。