富国生命保険の一番の特長は「お客さま基点」の理念が社員に浸透していること。社員は本社・支社や営業所でのすべての業務において「自分がお客さまだったら」という視点に立ち仕事に臨んでいる。選考を通して他社との差別化、志望度について掘り下げて聞かれるため、この「お客さま基点」について自分なりの解釈をもてるよう企業研究を行うことが必要だと感じた。
企業研究で具体的に取り組んだことは、以下の通り。
【インターネットでの情報収集】
・コーポレートサイト、採用サイトから会社の理念や歴史、商品の特色や生命保険会社の仕事について知る
・ディスクロージャーや中期経営計画に目を通し、課題や今後の方向性について自分なりに理解する
・Googleアラートから日々のプレスリリースなどを取得する
【会社案内、パンフレット】
・エントリー後自宅に郵送された採用パンフレットを熟読する
・「未来のとびら」等、主力保険商品のパンフレットにも目を通す
【OBやリクルーターとの面談】
・「お客さま基点」を感じるエピソードを引き出す
・社員の方から見た他社との差別化について質問をする(創業以来唯一相互会社の形態を守り、堅実な経営を続けてきたということについてが多かった)
・これまでのご経歴から、様々な部署での業務内容について理解する
実際に話を聞いた社員の方は、支社を経て営業所長や本社の営業企画、商品開発といった部署を経験しておられ、生命保険会社には多様な活躍の場があることを改めて感じた。
富国生命保険は業界では準大手とされており、四大生保に比べ人数を絞った採用で、年単位での人材育成を目指している。入社4-6年次には幹部養成のための1年間の研修プログラム「経営塾」を総合職全員が受講することからも、将来の会社を担う人材として何を身につけ、どのような仕事に携わりたいかを明確にしておく必要がある。
また、志望度を伝えるためにも「富国生命と自分の重なる部分」「富国生命でなくてはいけない理由」を明らかにし、それらを自分の言葉で話せるよう準備しておくことが大切だと感じた。
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