【未知なる技術への挑戦】【19卒】成田国際空港の冬インターン体験記（理系/技術系）No.3775（東京農工大学大学院/男性）（2018/10/11公開）

インフラ系でインターンを探している中で、成田国際空港は空の玄関口として有名だったからです。東京に住んでいるので、東京からアクセスしやすい関東圏で開催されるインターンのみを受けていました。電気電子工学を学んでおり、その知識を活かせる仕事として技術系に興味を持ちました。

選考はESのインターン応募理由のみで、300字以下と文字数も少ないので、インターンで何を学びたいかが伝わるかどうかが重視されていたのではないかと思いました。企業のHPに記載されていることも交えながら、アピールすることを心がけました。

冬季インターンシップ（技術系）

1日目にやったこと

午前中は最初に会社説明を行い、その後に職種ごとに分かれて説明を行います。お昼の時間には各ブースでグループ会社3社ほどの説明がありました。午後は主に施設内の見学を行いました。見学前に個人ワークが与えられており、見学した箇所を工事するという前提で、工事担当者としてやるべきことを考え、リストアップしました。見学後に個人ワークのフィードバックを行い、最後に社員の方3人と座談会をやりました。

なし

成田国際空港の役割として、「空港という商品の価値を高める」というお話がありました。とても公共性が高いものでありながらも、自分たちで需要を創らなければならないというのは、やりがいのある仕事だと思いました。

お昼の時間にグループ会社の説明会があり、参加を勧められたため、休む暇がありませんでした。個人ワークは工事の経験がないと難しい内容と社員の方も指摘しており、着目すべきところが分からず、リストアップが大変でした。社員の方がヒントを出しながら進めました。

最初の全体説明以外は基本的に職種ごとに行動していたので、私が参加していた職種は学生が4人しかおらず、アットホームな感じで現場見学や個人ワークに取り組むことができました。また、社員の方としゃべる機会も多く、気になる点を全て質問でき、疑問点は残さず帰ることができました。

座談会の機会が与えられるので、事前に成田空港やその業界に関する情報を調べておくことで、深い話を聞くことができると思います。個人ワークはとても難しいので、積極的に質問をして課題に取り組む姿勢が大事だと思います。

個人ワークでは実際の業務と同じことが課題として与えられるので、成田国際空港の技術職はどのような仕事なのかイメージがつかみやすいと思います。また、座談会の機会が与えられるので、働き方についても気軽に質問ができ、働く姿を想像しやすいかと思います。

1dayインターンシップですし、参加学生も100人規模のため、個別のフォローはなかったためです。ただ、インターンシップで得たことを本選考につなげることで、内定に近づくことはできるかもしれません。夏には長期インターンもあるようなので、そちらではより内定に近づけるかもしれません。

インフラ企業と聞くと、シフト制で夜中や休日も働くイメージですが、成田国際空港は休みもしっかりとれるようなので、プライベートも大切にできる働き方は良いと思いました。逆に言えば、若いうちからガンガン働きたいというタイプの人は、あまり向いていないのかもしれません。

1dayインターンシップですし、参加学生も100人規模のため、有利になることはないと思います。説明会にいた社員の方は、長期インターンに参加したという人もいたため、そちらは有利に働くのかもしれません。

夏のインターンシップ期間は、主にメーカーを志望していました。大きいものを作ることに携わりたく、重工業系を意識していました。また、自動車は自身が好きなことと、日本の産業を支えていると考えていることから興味がありました。冬のインターン期間では、今まで見てこなかったインフラ系の業界研究をしてみたいと思い、インターンを探していました。

造船だけでなく、重工業に関しても、日本の企業が苦労していることを感じました。また、メーカーは、顧客からの希望に合わせて「製造・制作」の設計を行うことが一般的です。一方インフラ系では、大きな規模で「仕様」の設計を自分達で行い、創り上げたものを維持・管理し続けていきます。そのような違いを知り、自身はインフラ系の仕事に携わりたいと思い、就職活動を進めました。