"私が今までで最も困難と感じた経験は、新しい企画を提案した際に周囲から大きな反発を受けたことです。私は大学時代に東北大生協学生委員会という組織に所属しており、学内に向けた企画の立案・運営を行っていました。
活動の中で担当していた、新入生に向けて実施していた大学生協に関する説明会の参加者数が年々減少しており、課題意識を感じていました。そこで、私は参加者を2割増加させる目標を掲げました。企画について振り返ったところ、参加するメリットが少ないと感じたため、自身がリーダーとなって参加者同士が交流できるレクリエーション企画を提案しました。しかし新しい試みであったため、周囲から多くの反対意見が挙がりました。ショックを受けましたが、企画を成功させて参加者の喜ぶ顔が見たいと考え自分を奮い立たせました。企画に反対する部員から意見の聞き取りをしたところ、内容面・運営面の2つが挙げられました。そこで、内容については自身が主導して他大学のミーティングに参加し、意見を募りました。その後、部内で話し合いを重ね、参加者に楽しんでもらうことができるよう内容をブラッシュアップしていきました。また、運営については詳細なマニュアルを作成し、部員に配布しました。さらに、生協職員の方に交渉して当日企画で使用する教室を借用し、大規模なリハーサルを実施しました。企画の準備期間である4か月間にわたって取り組みを続けたところ、最終的には部員全員から賛同を得ることができ、無事に企画を実施することができました。その結果、参加者が3割増加し、新入生からも好意的な感想が多く得られました。
私はこの経験から、目標達成に向けて周囲を巻き込んで主体的に行動することが重要であると学びました。貴社への入社後もこの学びを活かし、掲げた目標を達成するために周囲に働きかけ、自らが主導となって行動することで貴社に貢献します。"
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