【社会の安全・安心に貢献する「音と映像の専門メーカー」】
近年、地震や津波、豪雨や台風などの自然災害が世界各地で頻発しています。さらに国内では、南海トラフ地震といった大きな災害が発生すると予想されており、今の我々を取り巻く環境では減災・防災の重要性が非常に高まっております。
災害が起こったとき、音による誘導は人々の安全を守るために非常に重要な役割をもちます。TOAは創業以来培ってきた「音の報せる力」によって、災害から人々を守り、被害を最小限に抑える「減災・防災」に真摯に取り組んでいます。明瞭な音を遠くまで響かせ、人々に危険を報せる放送設備や、ネットワークを活用して各施設をつなぐ放送システム。TOAの技術がいま、減災・防災に取り組む現場の方々に強く求められています。また映像では、事件や事故の抑止力となる防犯カメラ等の機器を製造しております。遠隔地においても監視でき、音声警告や音声放送も可能なシステムを提供するなど、「音と映像の専門メーカー」であるTOAならではの視点で安全・安心な社会を実現をしております。
<TOAの企業価値>
TOAの企業価値は、「Smiles for the Public -人々が笑顔になれる社会をつくる-」です。
人々が「安心、信頼、感動」を感じたとき、そこに生まれるさまざまな笑顔。
その笑顔を、人々が集う「Public(社会)」で実現するのがTOAです。
お届けする製品とサービスを通して、生命や身体の安全を守り、地域コミュニケーションの活性化に貢献することで、人々がより幸福を感じられる社会を創造することを目指します。
・当社の強み
機器ではなく、音を買っていただく
お客様が真に求めるものは、機器そのものではありません。それを使用することによって得られる満足感(価値)です。
私たちは、「顧客に機器を買っていただくのではなく、≪音≫を買っていただく」という考えに徹し、行動しなければならないという、メーカーである当社だからこそ忘れてはならない、当社にとって原点ともなる考え方です。
当社は全従業員がこの考えを大事にし、歩み成長してきました。
・当社の課題
「音の報せる力」の追求
今後、当社が対象とするPublic(社会)のあり方は加速度的に変容していくと認識しております。コロナ禍において急速に浸透したデジタル・リモート化は常態化しさらに進化していくものであり、リアル空間では都市機能や人流の分散化、用途の多様化・複合化が進むとともに、これまで以上にその体験価値が求められるものと考えます。当社グループとして、このような大きな変化の中で持続的な成長を実現していくためには、これまで専門メーカーとして培ってきた当社グループの強みである「音の報せる力」を 、これからの社会の人々の安心・信頼・感動の体験のさらなる向上へ向けアップデートさせるとともに、長期的なビジョンのもと将来の事業環境変化に柔軟に適応し、事業を通じて社会に貢献し続けていくことが重要と考えます。
・向いている人
・企業価値に共感する方
・社会貢献意欲の高い方
・モノづくりが好きな方