
18卒 本選考ES
総合職(研究・開発)
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Q.
あなたが、自ら発信し、周囲を巻き込んで、一人では難しい大きなことにチャレンジしたエピソードを、その中でのあなたの役割も合わせて教えて下さい。
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A.
部活動でのエピソードです。顧問の先生がいない私たちハンドボール部は代々、自分たちのみでチーム作りを行っていました。しかし私たちの学年には競技経験者もいなかったため、個人の力・チーム力共に乏しく、最高学年となった最初のリーグ戦では2部降格という屈辱を味わいました。 近畿大会出場を目標に掲げていた私たちはこのままでは目標達成は極めて困難であると考え、練習内容・量を根本的に見直しました。弱点を克服するためにフィジカルを鍛えるメニューを大幅に増やしたほか、自身の提案でこれまでは行っていなかった早朝練習を取り入れ、これを毎日継続しました。 しかし試合にあまり出ない部員がこうしたハードな練習に意義を見出せず、休みがちになり、チームの士気が低下した時期がありました。私は試合に出ることもあれば、時にベンチからチームを支えることもあり、そのためサブのメンバーとも距離が近い存在でした。そこで私はチームの「潤滑油」としての役割を担い、彼らと対話し、チームが強くなるためには部員誰一人欠けてはいけないことを力説しました。こうした働きかけの甲斐もあって私たちは結束力を取り戻し、目標に向かって突き進みました。 最後の総体では奇跡的に勝ち上がって念願の近畿大会出場を果たし、さらに同大会で我が校史上初勝利を挙げました。「努力を継続すること」「目標を持って一致団結すること」の大切さを部活動から学びました。 続きを読む
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Q.
あなたがしたい仕事は何ですか?
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A.
私は貴社のライフサイエンス分野で医薬品事業に携わる仕事をしたいです。アレルギー疾患を患う自らの境遇から、仕事を通じて人々の健康やQOLの向上に貢献したい思いが自分の中に強く在るためです。 具体的には抗体医薬精製資材の研究に関心があります。抗体医薬は少ない副作用で高い治療効果が期待できますが、その高額な医療費が問題となっています。抗体医薬の製造費用の多くを占める精製コストを削減し、抗体医薬を今よりも安価なものにすることで、多くの患者様に抗体治療を届けたいです。 私は、高性能吸着資材の開発に向け、吸着資材の性能を向上させるための具体的な改善箇所を明確にする目的で、吸着資材内部における抗体の吸着挙動と拡散現象を解析していました。解析は共焦点レーザー走査顕微鏡を用いた粒子観察とシミュレーションに基づき、フィック拡散とラングミュア型吸着を仮定したモデル式をVBAにより逐次計算することで吸着をシミュレートしていました。 こうした専門性に加え、入社してからも様々な仕事を通して幅広い知見を取り入れます。任される一つ一つの仕事に対し、責任を持って取り組みます。自身の強みである「観察力」「理解力」を生かし、広い視野を持った技術者になりたいです。アルバイトで培ったリーダーシップを発揮して大きな仕事をまとめられる人材になり、様々な分野の人と協力し、目標を共有して課題を乗り越えたいです。 続きを読む