- Q. 志望動機
- A.
独立行政法人国際協力機構(JICA)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒独立行政法人国際協力機構(JICA)のレポート
公開日:2021年7月3日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
最初から最後までオンライン
企業研究
JICAは国際協力を専門に行っている団体という認識を持っている就活生がほとんどで、これは正しい。しかし、注意しなくてはいけないのは、国際協力を行うのはJICAだけではないということ。公的な機関だと外務省、NPO/NGOなどがあるし、民間でも総合商社やメーカー、開発コンサルタントなどもある国際協力を行っている。なので、JICAの志望動機として「国際協力をやりたいから」というのは不十分であり、なぜJICAなのか、なぜJICAで国際協力をやりたいのか、自分のこれまでの経験や性格を踏まえて論理的に相手に伝える必要がある。私は、もともと外務省や民間企業も本気で就職先として考えていたので説明会やインターンなどに参加した。JICAだけについて調べるのではなく、他との違いと知るべきという意味で他の組織の説明会などに参加するのが良いと思う。
志望動機
私は、多様な領域を通じて途上国の国造りに持続的に携わり、世界の利益と日本の利益を共に追求して行きたいと思ったため、貴機構を志望します。幼少期の海外経験や中高時代の国際交流経験から、将来は日本に軸足を置きながらも、世界の人々と共に発展して行けるような仕事をしたいと考えていました。大学一年生の時の授業を通じて、国際協力は相互依存を深める世界において、世界にとっても日本にとっても有意義なものであると気付きました。
国際協力には様々な方法ある中、あらゆる領域で支援することが可能、かつ一対一の関係で途上国の人々を直接的に支援する事が可能なのは、JICAを通してしかできません。大学の専攻を活かして、理系的な知見から開発と環境の両立に配慮した国造りに携わりたいです。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年04月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
志望動機、大学の研究内容、ガクチカ、自己PR、就活状況
ESの提出方法
マイページから
ESの形式
webで入力
ESを書くときに注意したこと
とりあえず、書きたい事を全て書き出して、その上で求められている字数に絞った。
ES対策で行ったこと
就活会議などの就活サイトで過去のesを参照し、どういった論理構成にすべきなのか考えた。言葉の推敲は最後まで行った。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2021年04月 下旬
- 実施場所
- オンライン
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
特になし。自分は二次募集で応募したので、一次募集で応募した友達にどういった形式だったのかは聞いといた。
筆記試験の内容・科目
(確か) 玉手箱形式、言語・計数・英語、性格
筆記試験の各科目の問題数と制限時間
英語がものすごく難しい。自分は帰国子女でTOEIC満点だが、それでも時間がギリギリだった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2021年05月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
選考形式
小論文 合否に関係なく、通過連絡等も来ない。
選考の具体的な内容
三つのお題が出され、そのうち一つを選んで小論文を書く。時間制限は25分。お題は国際協力の知識を問うものではなく、常識的なもの。
選考要素はないと思われるが、自分は論文で書いたことについて最終面接で触れられた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 年次が上のかた
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
たくさん質問をされたが、一つ一つの質問に対して明確に論理的に答えられたこと。話が長すぎず、簡潔に答えられたこと。
面接の雰囲気
非常に温厚な方だった。とても話しやすく、話をとてもじっくり聞いてくれた。全く緊張せずに、素の自分を出せた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
どういった地域に興味があるのか
アフリカ、特にサブサハラアフリカに興味があります。私は農学部に所属していますが、世界的にみても、サブサハラの多くの国は第一次産業、とりわけ農業がGDPに占める割合が特に多く、農業を通じて貧困にアプローチする余地が大きい、ということで、アフリカ開発、特にサブサハラアフリカに興味を持ったという経緯があります。アフリカはあまり馴染みがなく、より近くの東南、南西アジアがフォーカスされがちですが、世界で最も高い貧困率の高い地域です。その中でも、サブサハラアフリカの貧困は特に深刻な課題だと思います。
大学ではフランス語も勉強していたので、社会人になってからもフランス語を頑張り、将来はアフリカに関われるような人材になりたいなと考えております。
学生時代頑張ったこと+深掘り
学生時代、大学のプログラムで5人のチームメイトと社会課題の課題解決に取り組んだエピソードを話した。30秒ほどで取り組みの内容と結果を話した。
その後、面接官の方と自然な形でエピソードを深掘りしていった。
Q. 最終的にどのような解決策をグループの中で生み出したのか。
ウェッブサイトを作った。
(ウェッブサイトの趣旨、作り方、内容を1分程度で説明)
Q. 解決策を生み出す過程で、対立等はあったのか。
明確な対立はなかったが、困難はあった。その困難は、仕事量がメンバー間で公平に分配されていないなど、全員の意見が反映された議論になっていなかったことだ。そこで、私は全員を巻き込んだ形での議論をするために、〇〇を実践した。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 男性の方(年次高め)と女性の方(中堅)
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の方を笑わせられた。また、JICA職員に求められるような行動力、リーダーシップ、調整力、柔軟性などを全て面接で話したエピソード等で伝えられたことが評価されたと思います。
面接の雰囲気
面接官が二人いらっしゃって、最初は両方ともニコニコしていなかったため、非常に緊張した。しかし、一回面接官の方を笑わすことができると、和やかな面接へと変わっていった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
大学での理転について
冒頭で聞かれた志望動機で、私がさりげなく理転をしたという事実を盛り込んだため、それに対しての深掘りの質問が来た。大学院での理転だと面接官の方が誤解されていたため、学部での理転だと説明するのに1分程度時間が必要だった。
(以下理転の理由)
私は大学一年生の時に授業で国際協力を扱い、非常に関心を持ちました。どの学部に進むか迷った時に、1. 理系と文系両方の知見から国際協力を学べる(これまでの開発援助の反省を振り返ると、経済利益だけではなく、環境に即した開発が必要)、2. フィールドで活躍できる人材になりたい(理論面ではなく、実践的に学びたい)、という2点から理転をして現在のこの専修に進学することを決めました。
プレッシャーについてどう思うか
プレッシャーは私自身もたくさんこれまで経験して来たし、実際高校時代の部活などでそれに負けた経験はたくさんあります。しかし、私がこれまでの経験から思うことは、自分以外の他人に責任を持つときはプレッシャーに決して屈してはいけないということです。例えば、大学ではサークルの副代表として、責任ある立場にいました。合宿中では宿の詐欺に会い、非常に聞き的な状況に直面しました。自分一人だけなら、しょうがないともしかしたらなっていたかもしれませんが、自分が責任ある立場にいる以上、そこはチームのために最後まで戦わなければいけません。(宿のオーナーと熾烈な交渉をし、無事無料で違う宿を借りられた経緯を説明)チームを背負っているときは、プレッシャーに負けずに、最後まで諦めずに頑張りたいと思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 非常に偉い方々。
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
これまでの面接とは全く違った(ガクチカやパーソナルな質問は一切聞かれなかった)。国際協力については社会課題についてJICAが取るべき立場、民間連携やジョブ型雇用などといった一般的な話題に対する意見が求められた。正直、知識がほとんどないような話題に対する意見も求められたりして、終始冷や汗をかいていた。ただ、知ったかぶりをせず、「これは非常に難しいですね、、」とコメントを挟みながら、決して立派ではないが、自分の意見を素直に言えたことが評価された。
面接の雰囲気
オンラインだったが、まず自分以外に人が6人もいることに驚いた(うち2人は書記?顔出しはされていなかった)。人数が多かったので、圧倒的に緊張した。これまでの面接と違って、面接官の方々を笑わすことはできなかった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
なんのために国際協力を行うのか
国際協力を行う理由は主に2つあると思います。
一つ目は、過去の恩恵の恩返しです。日本は戦後、奇跡的な発展を遂げますが、それは国際機関やアメリカといった国からぼ莫大な支援のもとに成り立った復興です。先進国の仲間入りを果たし、世界NO.3のGDPを誇るようになった今、今後は支援する側として、世界のために、貢献できるようにしていくのが使命の一つだと思います。
二つ目は、世界の課題解決が日本の国益に直結するためです。一つ目の理由だけでは、国民の税金を使うのには不十分かもしれません。しかし、途上国と向き合い、途上国が抱える様々な問題(環境破壊、農村開発)に対処していくことは、グローバル化が進む今、日本のためにもなるのです。
海洋プラスチックなどの課題について、JICAとしてどういった立場を取るべきか、何をすればいいか
海洋プラスチックといった世界の環境問題に対処するためには、一国(JICA一人)でできることは非常に限られています。なので、JICAができることとしては、様々なステークホルダー(国や組織)を巻き込む役割を担い、多様なステークホルダーでの解決を主導することです。やり方は非常に難しいですが、まず最初に挙げられるのは対話によって巻き込むことです。どの国も、自らの国益が一番大切ですが、国益だけを追求するのではなく、国際益を追求することが長期的には国益に叶うということをじっくりと気づかせる必要があります。こういった解決をするには全員の協力が必要だということ、そしてその解決に携わることにどのような意義があるのか伝える必要があります。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年06月 中旬
内定を承諾または辞退した決め手
今現在、実はまだ迷っている。
JICAは今の自分のやりたいことに一番近いものの、国際協力業界に骨を沈める覚悟がまだできていなく、躊躇している。もし辞退するとするならば、そこの覚悟ができていないからといった理由になるだろう。
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
60人くらい
内定者の所属大学
東大京大、一橋、早慶上智、その他旧帝大、海外大学院で8割くらいをおそらくしめる。しかし、非常にマニアックな大学出身(知名度が低く、専門的な内容をまなんでいる)の方も何人かいらっしゃるため、学歴フィルターはないと思われる。
内定者の属性
帰国子女や留学経験者が多い。一方で海外経験がない人もいるが、何かで秀でている場合が多い。
内定後の企業のスタンス
オワハラ は一切なし。急かすような対応は全くなく、納得ゆくまで考えてくださいというスタンス。職員紹介をたくさんしてくれる。
内定に必要なことは何だと思うか
コミュ力は非常に大切。JICAの面接は年次高めの面接官が担当することが多く、真面目な雰囲気(決して厳格ではない)で面接が進められるが、面接官を笑わせられるくらいのお調子者(?)であると好印象を抱かれる可能性が高い(あくまでも私見だが)。
また、繰り返しだが、JICAがどういう組織なのか理解することが大切だと思う。国際協力に興味があるのならば、外務省や民間企業などは少なくとも本気で就職先として検討すべき。私自身、国家総合職試験も合格していたし、国際協力を行うような民間企業からも内定ももらっていたので、その上でJICAがいいという志望動機は非常に説得力が出たと思っている。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定者を見てみると、「ざ・優等生」というタイプは少なく、真面目でありつつも何かぶっ飛んだ経歴・経験を持っている・してきた人が多い(途上国ボランティアやバックパッカーなど)。周りの目を気にせず、自分の思念に沿って行動してきた人が内定するイメージ。総合商社や外務省といった人気省庁に内定をもらっても、JICAは平気で落とされる人をたくさん知っているし、逆にいわゆる人気企業に他内定をもらえなくてもJICAだけから内定をもらったという人も一定数存在する。ミーハー就活生や変なプライドがある人は確実に見透かされ、落とされる。
内定したからこそ分かる選考の注意点
あまり参考にならないかもしれないが、縁がなかった人は落ちるし、縁があったらトントンと選考は進んでいく。なので、酷のようだが、小さい頃からJICAを目指していて、JICAに入るためにこういうことをしましたという本気でJICAに入りたいと思っている人でも普通に落ちる。逆に私みたいに大学生になってからJICAの存在を初めて知り、大学4年の4月くらいからJICA志望になった人も受かってしまったりする。JICAにこだわり過ぎず、他の候補も内定をしっかりと取った上でリラックスして選考に挑むことしかできないと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
一次面接担当の方と話する機会がある。そこで希望すれば、社員紹介をしてくださる。
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-
A.
私が御局を志望する理由は、日本の魅力を発信することにより、異文化交流の場を創って世界各国と相互理解を深め、互いの国に愛着を持てるような平和な世界を実現したいと考えたからです。インバウンド業界を見る中で、観光を通じた交流によって、国際的な相互理解の促進を目指す御局の活動に強く共感しました。また、世界各国との相互理解を深めるためには、世界中にまず日本に興味を持ってもらわなければならないと考えます。御局は、自社の利益でなく国のために日本代表として、日本中の団体や企業を巻き込んでいけるため、世界に日本をPRでき異文化交流の場を多く創れると考えました。御局でなら、私の夢が実現可能だと考え志望しております。 続きを読む
独立行政法人国際協力機構(JICA)の 会社情報
会社名 | 独立行政法人国際協力機構(JICA) |
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フリガナ | コクサイキョウリョクキコウ |
設立日 | 2003年10月 |
資本金 | 8兆3105億円 |
従業員数 | 1,942人 ※2021年1月末時点 |
売上高 | 4061億7196万6000円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 北岡 伸一 |
本社所在地 | 〒102-0084 東京都千代田区二番町5番地25 |
電話番号 | 03-5226-6660 |
採用URL | https://www.jica.go.jp/recruit/shokuin/ |