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【未来を育む教育の先へ】【22卒】日本入試センターの講師職の本選考体験記 No.17042(慶應義塾大学大学院/女性)(2021/8/13公開)

株式会社日本入試センターの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2022卒株式会社日本入試センターのレポート

公開日:2021年8月13日

選考概要

年度
  • 2022年度
結果
  • 内定
職種
  • 講師職

投稿者

大学
  • 慶應義塾大学大学院
インターン
内定先
入社予定
  • 未登録

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
なし

選考時の新型コロナ感染症対策

説明会と一次面接はオンラインと対面を選ぶことができ、二次面接以降はすべて対面で行なわれました。

企業研究

まず、冬期に参加したインターンシップが企業研究を行なう上で、とても役に立った。ちなみに、そのインターンは、一日で、教育業界全体の説明や日本入試センターについての説明、プレゼンテーションの発表とそのフィードバック、模擬授業の体験が受けられるといった内容で、最後に就活においてのアドバイスもしてくれて、かなり有意義だったと思う。面接では、たくさんある塾の中でも、なぜ日本入試センターで働きたいのかについて深掘りされる。そのため、塾業界の中で、日本入試センターは特に何を重要視にしていて、どのようなビジョンを持っている企業なのかを、他の塾と区別化できるように具体的に調べておいたほうがよい。また、講師職ならば、担当教科の筆記試験があるので、ある程度勉強をしておくべき。

志望動機

私が御社を志望する理由は、目先の学力ではなく、未来につながる学びの根幹を育てるという御社の価値観に深く共感したからです。私は、大学時代に学習塾のアルバイトをしていましたが、その塾では、直近の定期テストの点数アップを最重要視していました。勿論、そのようなことも重要ではあると思うのですが、より長期的な視野を持って生徒の指導に携わりたいという想いがありました。その想いをもって教育業界を中心に就職活動を進めていく中で、御社に出会い、未来につながる学びの根幹を育てるという御社の価値観を特に魅力に感じました。また1月に参加させていただいた御社のインターンシップで、対話重視の双方向型討論式授業を体験し、その授業スタイルにも共感を覚えました。是非、御社の講師としてこのような授業を行なってみたいと思い、志望させていただきました。

説明会・セミナー

時間
60分
当日の服装
リクルートスーツ
実施時期
2021年03月 上旬
実施場所
オンライン

セミナー名

web会社説明会

セミナーの内容

会社の事業内容や働き方、SAPIX YOZEMI GROUP共同代表からのメッセージ

参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。

事前準備などは特に行ないませんでした。個人的には共同代表のメッセージを聞いて、リスペクトを覚えました。

このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?

説明会は選考を受けるに当たって参加必須でした。ただし、冬期のインターンシップに参加した人は、内容が重複しているため説明会に参加しなくてもよかったみたいですが、私は念のため参加しました。

筆記試験 通過

実施時期
2021年03月 上旬
実施場所
代々木本社
通知方法
電話
通知期間
3日以内

筆記試験対策で行ったこと

担当希望教科の基礎知識のおさらいをした程度。普段から塾のアルバイトで問題を解いているため、特別に力を入れたわけではない。

筆記試験の内容・科目

適性検査の後に、それぞれの担当教科の筆記試験が行なわれた。私の場合は、中学受験の模試のような問題型式だった。

筆記試験の各科目の問題数と制限時間

私が受けた国語の試験については、時間は50分で、問題数は漢字10問と2つの文章題(それぞれ10問前後)だったと思う。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接 通過

実施時期
2021年03月 中旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
代々木本社

形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
人事
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
3日以内

会場到着から選考終了までの流れ

会場到着→書類(他に受けている企業などに関する選考状況の調査)の記入→持参した書類と先ほど記入した書類の提出→面接→選考終了

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

一次面接でも、かなり深掘りをされるので、ある程度しっかり準備をすることが大事。特に、なぜ教育業界なのか、なぜ日本入試センターなのか、なぜ講師職なのかについては、漠然とではない明確な答えを用意して望み、熱意を持って伝えると評価されると思う。

面接の雰囲気

面接官は威厳を持ちながらも、学生の話にしっかりと耳を傾けてくれる方。対話をしているかように面接が行なわれるので、少しずつ緊張がほぐれていった。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

教育に携わりたいのであれば、なぜ学校の教師ではなく、弊社の学習塾の講師を志望するのかを教えてください。

理由は二つあります。一つ目は、御社では、自分が得意とする科目を専門として担当することができる点にあります。小学校の教師は、多くの教科を受け持つ必要があります。私は、不得手な科目があることや専門性を高めたい性格もありまして、自分の専門の科目を教えることを通して生徒の学びに携わっていきたいという想いがあります。二つ目は、私は幼少期から学習塾に通っておりまして、今につながる学びの多くを、学校よりも塾で得てきたという経緯にあります。学校での授業は、勿論重要ではありますが画一的な点も否めないと思います。私は基本的なところを理解したら、応用に進んだり、より先の内容へ進みたいと思う生徒だったため、塾での授業の方が、より知的好奇心が高められて楽しかったという思い出があります。そのような生徒はおそらく私だけではなく、かなり多くいるのではないかと思います。私はそうした生徒に学習指導を行なうことで、その生徒の学びの可能性を最大限に引き出していくことで、これからの明るい未来の実現につなげていきたいと思います。以上です。

弊社で働く上で、あなたが弱みだと思っている点について教えてください。

私は、他人に対して注意をすることが苦手だという点が弱みだと考えています。幼少期から、八方美人な性格もありまして、他人に嫌われたくないという想いから、他人の直した方がよいところを見つけても、黙ったままでいることが正直多くありました。そのことを自覚したのは、大学生になって塾のアルバイトを始めたときでした。担当している生徒の成績を上げさせたり志望校に合格させたりするためには、現在の良くない解き方や癖を直していかなければならず、ただただ優しく甘やかしていればよいのではないと思い至りました。そのときから、嫌われてもいいから、生徒のためを思ってしっかりと指導することを実践してきました。ですが、まだ完全にこの弱みを克服できているわけではないため、御社で働く上では、しっかりとこの弱みに向き合って改善していく所存です。

2次面接 通過

実施時期
2021年03月 中旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
代々木本社

形式
学生1 面接官2
面接時間
40分
面接官の肩書
不明
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

会場到着→一室で待機→面接室へ移動→面接→選考終了

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

日本入試センターとしては生徒の一番の目標は志望校合格であり、そのことを肝に銘じて面接に挑むべき。私はそのことを失念してしまっていたので、面接官に指摘された。その際に、そのことを素直に認め、改めて再確認する姿勢を見せたのは、通過という評価に繋がったのかなとも思う。

面接の雰囲気

いろいろな角度から質問され、中には核心をついてくる質問もあったため、終始緊張気味でした。厳しくもありましたが、学生の話をうなずきながら聞いてくれ、真剣に選考してくれているのも伝わってきました。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

2次面接で聞かれた質問と回答

塾のアルバイトで、特に力を入れて取り組んだことを教えてください。

私は、授業の前の準備に力を入れて取り組みました。例えば、授業の構成や内容の予習は勿論のことですが、オリジナル問題の作成、時事的な話題あつめ、担当する生徒の志望する学校の情報の入手、想定される質問の答えの用意などを、授業の前に毎回ぬかりなく行なっています。そうすることで、余裕がなくてドタバタと授業を進めるよりも、授業をスムーズに進められ、全体を見渡しながら生徒1人1人の様子を見ることができます。仮に想定していない質問が飛んできても、余裕をもって回答に応じることができ、生徒からの信頼も得ることができると思います。また、授業前の準備をすることで、諸々の作業を授業の中で完結させられるため、授業後にしなくてはいけないことが格段に減りました。こうした準備は、御社の講師として働く際にも、引き続き力を入れて取り組んでいく所存です。

あなたが、塾の講師として強みだと感じる点について教えてください。

私は、生徒1人1人に対して誠実に対応することで、信頼関係を築くことができることが強みだと考えています。私は、研究の一環で、多くの人々に対して聞き取り調査を行なってきました。長期的な調査を行なうには、信頼関係を構築することが必要なため、調査協力者1人1人に対して分かりやすく丁寧な説明を行なったり、どんな話に対しても真摯に耳を傾けたりすることを大切にしてきました。最初はこのことを強く意識しながら人と接してきましたが、徐々に自然と身についてきまして、今では調査時以外の場でもこの強みが活かされていると思います。塾の講師も、非常に異なる性格の生徒1人1人と信頼関係を築くことが大事だと認識しています。そのため、この強みを活かすことができると思いますし、そのことを通して生徒だけではなく、生徒の保護者の方々や取引先の方々との信頼関係の構築にも繋がると思います。

最終面接 通過

実施時期
2021年04月 上旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
代本社本社

形式
学生1 面接官1
面接時間
10分
面接官の肩書
代表取締役社長
逆質問
なし

通知方法
電話
通知期間
3日以内

会場到着から選考終了までの流れ

会場到着→待合室にて待機→面接→選考終了

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接はとにかく時間が少ないため、長々と話すのではなく、言いたいことをはっきりと簡潔に話すことが一番大事だと思います。

面接の雰囲気

社長との面接だったため、最初はひどく緊張したが、フランクに雑談を交えて話してくださったので、少し落ち着くことができた。

面接後のフィードバック

あり。内定の電話をもらったときに、人事の方づてにフィードバックを頂きました。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

最終面接で聞かれた質問と回答

あなたの高校はどのような学校でしたか。

私の通っていた高校は、●●高校でして、一言で申し上げますと、良い意味で競争力が鍛えられる学校でした。例えば、私の高校には、独自の企業体験プログラムというものがありまして、それは、クラスごとに会社を立ち上げて、企画立案、会議、プレゼンを通して、文化祭での販売、最終報告までを行なって、最優秀クラスを決めるという活動です。私を含めクラスの皆は、最優秀賞をとろうと一丸となって、他のクラスには無い魅力や強みを出すために、改善点などの意見を出し合ったり、資料を作成したり、展示に工夫を凝らしたりと熱い気持ちを持って力を尽くしていました。このプログラムをはじめ、様々な行事でも、のんびり穏やかに取り組むというよりかは、他に負けないように一丸となって闘う雰囲気が流れていました。この高校に通うことで、競争することで必ず生じる辛い経験もありましたが、他にはない自分の良さや魅力を見出して打ち出していくことが得意になったため、通ってきてよかったと振り返って思います。

集団授業ではなく、個別指導を希望してますが、その理由はなぜですか。

私が個別指導を希望する理由は、主に二点あります。一点目は、塾のアルバイトで、個別指導の方を多く担当してきたため、経験の蓄積があるからです。集団授業も担当してはいるのですが、個別指導の方が1人1人に合わせた指導をすることができるという点で私の強みをより発揮できると思っております。二点目は、個別指導の職員であれば、講師業務の他に塾の運営業務にも携わる点に魅力を感じているからです。運営業務を担当することで、講師という視点からは見えてこなかった面を見ることができたり、生徒以外の人と接する機会が増えたりと、経験の幅を広げることができるという点で、自分自身の成長にもつなげることができると考え、個別指導の方を選ばせていただきました。

内定者のアドバイス

内定時期
2021年04月 上旬

内定を承諾または辞退した決め手

学生の立場を理解してくれて、本当に親身に寄り添ってくれる良い会社ですが、少子化が進む日本の将来の不安があって辞退しました。

内定後の課題・研修・交流会等

内定した動機とのオンラインでの交流会や先輩社員とのオンライン懇親会があった。

内定者について

内定者の人数

不明

内定者の所属大学

不明

内定者の属性

不明

内定後の企業のスタンス

気が済むまで続けていいと応援してくれるスタンス。二ヶ月に一度程度電話があり、就活の状況の確認がありました。

内定に必要なことは何だと思うか

筆記試験で落ちたら元も子もないので、不安であれば、ある程度勉強をした方がよい(就職活動でよく受験するSPIなどとは違うので注意)。面接では、どの面接官も学生の話を本当に親身に聞いてくれるため、思わずしゃべりすぎてしまいそうになる。学生側は、緊張のしすぎは良くないけれども、変に調子に乗って雑談感覚で話さないように気を引き締めながら望んだ方がよい。面接官は、学生の言葉一言一句しっかりと聞いているし、学生の所作や身なりもしっかりと見ている。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

講師職という点から、ある程度の学力を持ち合わせていることが前提。外見もそれなりに身なりがしっかりしていて清潔感のある人が多い印象。最終面接の待合室の感じだと、他の学生に気を遣ったり、話しかけたりしていた人が多かった。

内定したからこそ分かる選考の注意点

一次面接でかなり合否が分かれているように思う。一次面接から志望動機や自分自身の性格についてかなり深掘りされるので、きちんと用意していった方がよい。二次面接では、講師の仕事面の質問が多くなったので、ある程度知識を身につけたり準備したりしていった方がよい。

内定後、社員や人事からのフォロー

定期的に電話を頂いたり、定期刊行物を郵送で送って頂いたりした。

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基本データ
会社名 株式会社日本入試センター
フリガナ ニホンニュウシセンター
資本金 1000万円
従業員数 2,340人
売上高 214億1457万円
決算月 3月
代表者 高宮英郎
本社所在地 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目27番1号
URL https://www.sapix.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131047

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