【未知への挑戦、成長の証】【21卒】東京ガスの夏インターン体験記（理系/総合職）No.9539（上智大学大学院/男性）（2020/7/16公開）

最初のきっかけは先輩からの紹介です、知っている企業であったし、インフラ業界は安定しているというイメージがあったので、受けておいて損はないだろうと思って受けました。実際に周りでも受けている学生が多く、それだけ人気な企業であれば参加するだけでも何か得られるのではないかと思い応募しました。

東京ガスがどのような会社が何も知らなかったので、公式サイトや就活情報サイトなどで情報収集して、エントリーシートを完成させました。面接については、初めての面接だったので、エントリーシートに書いた内容は自分の言葉で話せるように、声に出して練習しました。

新規事業立案

1日目にやったこと

昼に集合し、班ごとに着席しました。そして、グループ内での自己紹介や簡単なグループワークをし、会社概要の説明を受けました。そして、課題に関する説明を受け、社員との座談会が開かれました。

2日目にやったこと

午前中は2班に別れ、横浜テクノステーションとショールームのどちらか一方の見学をしました（1日目にグループ内で希望調査をし、行きたい方に行きます）。午後は、貸会議室に帰り、グループで課題の検討を行いました。

3日目にやったこと

午前中は前日に引き続きグループでの課題の検討、発表準備を行いました。午後からは班毎に発表を行い、社員の方から全体のフィードバックと一人一人個別にフィードバックをいただき、インターン終了。

人事部社員

なし

まず、自分たちの班に対して、「すごく仲がいいね」というフィードバックを受けました。その裏にはすぐにここまで他人と打ち解けられるのは社交性が高い証拠という意味があることを後から知りました。また、個人的に「もっと話せればよかったね」という言葉をいただき、そこに周りに付いていくのが精一杯という自分の能力の低さが現れてしまったと感じました。

新規事業の立案というざっくりした内容のため、班内でなかなかテーマが決まらず、夜遅くに発表資料の作成を行うことになり、体力的にきつかったです。また、周りが高学歴で頭がいい人が多かったため、その人達に付いていくのが結構大変でした。私自身、前提知識が周りに比べて乏しいと感じ、それを埋め合わせることに苦労しました。

何となく社会の流れについては理解しているつもりでいたが、グループのメンバーと話している中で、自分の認識の甘さを実感しました。SDGsなどの社会情勢はもちろんのこと、電力自由化などの業界に関する知識についてより深く学べたことは大きな糧となりました。

近々の社会情勢や業界の動向については深く勉強しておいた方がいいと感じました。新規事業立案ということは、社会のニーズを汲み取ってそれを事業にするということなので、現在の社会がどのような状態、情勢なのか知らないと新規事業の立案はできません。新聞などを読み、社会の流れに敏感に反応することが大切だと感じます。

新規事業をグループで立案しただけではイメージできません。オフィス内でのインターンならまだしも、貸会議室では全くイメージが湧きませんでした。やっている内容も企画部門には関係する仕事だとは思いますので、その他の営業などのイメージはこのインターンだけではできないと思います。

インターン参加学生が軒並み高学歴で、インフラ業界第一志望の人が多いと感じたからです。正直私は、インターン参加学生の中では低学歴だと感じましたし、本選考ではかなり厳しい目で見られると感じました。インフラ業界への志望度が低く、他の業界に力を入れたいと感じていたので、業界研究も浅いままでは落ちると感じました。

インフラ系の企業は安全重視という精神が根強く、新しいことを行うのにスピード感に欠けています。東京ガスも例外ではないと感じました。また、日本市場がどんどん縮小化していっている現状では、海外事業を拡大していったとしても、会社としての大きな成長を見込めないと感じたため。

このインターン自体が何回も開催されており、参加学生が何百人といることからも、このインターンの参加自体が選考に有利になることはありません。インターン参加学生を対象としたイベントもありましたが、繋ぎ止めのためのイベントだと学生は口を揃えていました。

インフラ系は安定しているだろうという思いから、インフラ業界に興味がありました。ただ、それは漠然としたもので、東京ガスのインターンに参加して、業界について少し理解してから決めたいと思っていました。また、機械系として身近な自動車業界、鉄道業界も志望していました。このインターンが初めてのインターンであり、就職活動初期であったので、業界を狭く絞ることはしていませんでした。

インフラ業界の今後成長は海外展開の成長如何にかかっているということで、安定してはいるがその伸びしろに関しては不明な点が多く、正直魅力的には映りませんでした。このような理由から、インフラ業界への志望度は下がりました。また、インターンに参加しただけでは実際の仕事のイメージができず、企業の表面的なところしか見ることができなかった印象があり、それはその後のイベントでも変わらなかったです。