【鉄道業界の魅力を体感】【21卒】西日本旅客鉄道（JR西日本）の冬インターン体験記（理系/総合職技術系車両系統）No.9715（上智大学大学院/男性）（2020/7/16公開）

鉄道業界、特にJR3社を志望しており、各社の雰囲気などを比較したいとという思いから参加しようと思った。本選考でも、3社ともしっかりと見た上で語れた方が説得力が増すと思ったので参加を決意した。また、交通費支給であったのも参加を後押しした。

選考はエントリーシートのみであったので、鉄道業界の中でもなぜJR西日本なのか伝わるようにJR西日本の歴史など（特に福知山線事故）について調べ、志望動機に絡めていった。

車両所の見学

1日目にやったこと

まず、JR西日本の会社概要と森之宮支所の役割の説明があり、森之宮支所で行っているメンテナンスの見学（社員による実践）を行い、午前中は終了。午後は、323系の見学を行った。5人程度の班ごとに社員が一人つき、車両の設計思想や運転席の解説をしていただいた。実際にドアの開閉や車内アナウンスを体験することもできた。その後座談会が開かれ、インターンは終了。

なし

特に発表などはなかったので、印象的な言葉を。JR西日本は幅広い分野に関われる会社である。新幹線や在来線はもちろん人間工学系の研究所もあるし、創造部門という部署もあり、働いていく上で様々な経験が詰めるのが魅力である。

見学がメインで立ちっぱなしであることがあるので、体力的につらかった記憶ある。また、12月という寒い時期に開催されたので、現場見学の際に防寒対策していないと辛いと思う。ただ、グループワークや発表があるわけではなく、基本的に受け身の姿勢でインターンに参加できるので他のインターンに比べれば、気楽に参加できると思う。

JR西日本が福知山線脱線事故以降、安全に対して力を入れていることは知っていたが、その思想が車両の設計思想の至る所に現れていて、その安全に関する考え方を学ぶことができたのは、参加してよかった点である。また、社員の方が非常に多くインターンに参加していたので、多くの人の話を聞くことができたのもよかった。

誰にでも分かるように一から教えてくれるので、特に事前に勉強しておいた方がいいことはないと感じた。ただ、JR各社の雰囲気、社風、強み、歴史をある程度頭に入れておくと比較がしやすいかもしれない。

車両系統で入社すると、最初の配属は車両所になるらしい。なので、その時期に自分がどのような仕事をするのかというイメージはとてもしやすかった。ただ、車両所の次の配属は各々バラバラでそういった仕事内容に関しては話を聞くに留まったのでイメージすることはできなかった。車両所で働く自分だけ想像することができるインターンだった。

参加学生の多くは関西圏に何らかのルーツが人が多く、私の大学は入社しているOBOGがほとんどいなかったため、受かり辛いのではないかと感じたため。
ただ、参加学生の学歴が飛びぬけて高いわけでもなく、JR東日本やJR東海に比べればハードルはそこまで高くないと感じた。

元々日勤教育のような風土が残っているのではないかという厳しい目で見ようと思いでインターンではあったが、社員の方は皆楽しそうにしており、そのような雰囲気を全く感じなかったため、志望度が上がった。1dayインターンなので、そのような雰囲気を感じ取れなかっただけかもしれないが、このインターンに参加した段階ではそのように感じた。

インターン参加者限定のインターンに招待されたため。そして、そのインターンに参加すると早期選考ルートに乗ることができるから。ただ、そのインターンの参加者も結構多いので、内定率は高くない。

人の移動に関する業界を志望しており、自動車業界と鉄道業界を志望していた。鉄道に関しては、機械系としてやりがいを感じるであろう鉄道事業がメインのJR3社をメインに志望していた。また、このインターンより前にJR東日本のインターンに参加しており、鉄道業界で自分がやりたい仕事が明確になっており、JR3社の中で自分が合う会社を見極めようとしていた。

志望業界に変化はなかったが、鉄道業界を第一志望にするきっかけになったと思う。車両の設計思想を実際に社員の方から聞き、多くの設計が安全に基づいているということを知り、感動した。普段何気なく使用している車両だが、至る所に設計者の想いが詰まっており、私も自分の想いが乗った車両を作ってみたいと思うようになった。このインターンの前にJR東日本のインターンに参加し、その際は鉄道車両のメンテナンス関係で働きたいと考えていたが、このインターンに参加したことで、車両設計にも興味を抱くようになった。