【未来を切り拓く工作機械】【21卒】ＤＭＧ森精機の冬インターン体験記（理系/MECT見学会）No.9666（上智大学大学院/男性）（2020/7/16公開）

授業で扱った工作機械に興味を持ったため。マザーマシンと呼ばれ、モノづくりの根源を担う工作機械業界についての理解を深められると感じたため。また、交通費、宿泊費が支給されるので自己負担ゼロで参加できるので参加した。

工作機械業界に関する知識がほとんどなかったので、まず業界地図をみて業界の動向などを理解した。選考に面接はないので、エントリーシートで志望度を高く見せられるように、公式サイトなどで大手メーカーの特徴を調べた。

未来の工場を考えよう

1日目にやったこと

午前中は会社概要と課題の説明がメインだった。また、グループ会社の人事部社員も来ており、グループ会社の会社説明があった。午後には班ごとにポートメッセなごやに移動し、工作機械の展示会で各々見学を行った。午後からは自由行動になっていたので、各自の裁量で動けるようになっていた。

2日目にやったこと

午前中は、前日に引き続き自由時間となっており、課題の発表準備を行った。午後からは各班が発表を行い、社員の方からフィードバックをいただいた。最後に社員の方に会社のことに関しての質疑応答の時間が取られ、インターン終了。

人事部社員

なし

実際に工作機械は軍事転用できてしまうので、輸出などに厳しい規制があったり、その関係で工作機械を移動させるとエラーが出る仕様になっていたりと、その技術だけではなく、法律や社会情勢も複雑に絡み合っているということをフィードバックされた。物事を一面から見るだけではなく、様々な視点から捉える必要があるということを再認識した。

工作機械の展示会を見学し、そこでの内容を参考に、未来の工場を考えるというテーマであったため、そのテーマの考案自体が大変だった。やはり普通に省人化、無人化するというだけではオリジナリティが全くないので、展示会の内容をいかに盛り込むかが苦労する部分であった。また、DMG森精機の社員が2~3人（しかも人事部）しか来ておらず、仕事の話など一般的にインターンで得られるような話を聞けなかったのは残念であった。

まず、工作機械に関する技術力の進歩が想像以上であったこと。動画などでは何となく知っていたが、工作機械が実際に動いている様子を見ながら、社員の方に解説していただくことでより理解が進んだ。また、展示会で多くの工作機械メーカーを比較することができたが、その技術力の差はあまりないことに気づき、どのような点で差別化を図っているのか興味を持てるようになった。

工作機械の仕組みや、それに関する用語についての勉強をしておけば、展示会での理解度がもう少し高くなったのではないかと思う。

人事部の社員としか話をする機会もなく、展示会と貸会議室という場でのインターンなので、実際に働く姿は想像できなかった。また学生の放置度も高く、1日目午後から2日目午前中まで基本的に放置されるので、社員と関わる時間も2日のインターンの割りに相当短く、社内の雰囲気も分からない。

業界最大手であり、社員の話では技術系の内定者は全員学校推薦で受けているという話を聞いたので。労働環境もとてもホワイトで働きやすい会社であると思ったが、第一志望ではないので自由応募で受けようと思っていたので、正直厳しいと感じた。また、1週間程度のインターンも開催されており、そのインターン参加者の方が有利そうな気がするから。

業界最大手ということで、元々工作機械業界の中では一番志望度の高い企業であり、会社概要の説明で労働環境が非常にホワイトであることを強調していたから。また、展示会に参加したことで、各社の技術力があまり違わないことを知り、それなら規模が大きい会社で働く方がいいと感じたから。

特に参加後のフォローもなく、参加していた社員が人事部数名であったので評価されていないと感じたから。このインターン自体が業界研究を目的としたものなので、このインターンは選考とは一切関係ないと思う。

鉄道業界、自動車業界をメインに志望しており、幅広い業界に関わる工作機械業界にも興味を抱いていた。工作機械業界については、そもそも幅広い業界に関われることに魅力を感じていたので、工作機械業界の中でも多くの業界に関われそうな大手総合工作機械メーカーの、DMG森精機、ヤマザキマザック、オークマを中心にみていた。

工作機械業界への志望度がやや上がった。工作機械についての知識があまりない状態でインターンに参加したが、工作機械の展示会に真剣に参加できたことで、業界理解が進んだのと同時に、その技術力の高さに驚いた。さらにAIなどの技術が発達すれば、工作機械の進歩もさらに加速し、可能性が広がると感じた、そのようなモノを手掛けることのやりがいを感じ、志望度がやや上がった。