【スライドがわかりづらい】【23卒】日本たばこ産業の総合職/たばこR&Dの2次面接詳細 体験記No.25194（非公開/非公開）（2022/5/27公開）

パソコン前で待機

この面接で落ちてしまったので、評価されたと感じたところはありません。自分でダメだったなと思ったところは、研究内容に関するスライドを１枚作って発表する形式だったのですが、そのスライドがわかりづらかったと思いました。

ここからは面接官複数人:学生一人で、面接官の方も年次が上の方が多かったので雰囲気は結構硬かったように感じました。

なし

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研究内容と、その中で工夫したことを教えてください。

私は微生物の発酵を利用した物質生産について研究しています。私が注目している特定のカルボン酸Aはアクリル板などのポリマー原料として世界中で需要が高いものの、現在は石油から化学合成でのみ生産されています。化学合成は高温・高圧で行われるため、エネルギー消費や廃棄物が生じることが懸念されています。一方で、微生物を用いた物質生産は常温・常圧で反応の進行が可能であることや、有害な廃棄物の排出が削減できるため、持続可能な社会の構築のためにはAをバイオで生産する手法の開発が望まれています。そこで本研究では、環境中の様々な微生物を対象にAを生合成する微生物の探索を目的に研究しています。本研究は当研究室で初めて行うテーマであり、これまでに実績が無いため、実験系を1から構築する必要がありました。目的の微生物を探索するためには探索条件（培養する温度、時間、pHや加える物質など）をいち早く最適化する必要があります。そこで、私は自身のテーマに似た文献をとにかく探し、読み込み、これまでに有効であった探索条件についての情報を得ることや、指導教員や共同研究先の方と積極的に議論することに尽力し、いただいた意見や自分が調べた情報を基に実験計画を立て、粘り強く実験に取り組みました。その結果、探索条件を確立することができ、様々な微生物を対象に目的の物質を生産する微生物の探索を進めています。また、探索の過程でA生産候補株を見出しており、現在は探索と並行してA生産候補株の代謝物をより詳細に調べることで、Aを生産しているか否か検証しています。

入社してどの事業分野に取り組みたいか。

私は御社で加熱式タバコの研究開発に携わりたいと考えています。タバコは吸っている人自身の健康に害を与えるだけでなく、その煙が周囲の人や物にも影響することがあります。しかし、タバコのような嗜好品は、生活の豊かさを確保する上で無くてはならないものだと私は考えています。そして、嗜好品の中でもタバコはこれから最も形を変えて、人々に楽しさや新しさを提供できると考える。現に、加熱式タバコは煙や健康への害を減らすことに成功しています。そこで、私はまず加熱式タバコの研究開発に携わり、タバコに関する害の軽減に貢献したいと考えています。この分野では自身の専攻を直接活かせるとは思いませんが、自身の強みである粘り強さを活かし、課題解決に尽力したいと考えています。