私は中学・高校と野球に打ち込んでいました。特に、私は組織全体の【士気を高める】ことに尽力し、自主練しない野球部を自主練しすぎる野球部に変えました。
私が中学時代に所属していたチームは新人戦で県大会3位という功績を収めました。しかし、功績を残した慢心からか、真面目に練習をしない人が増えました。特に先発選手達にこのような傾向が見られ、控え選手のやる気も低下し、チームの雰囲気が悪くなっていきました。この時、自主練をして帰る人は20人の内5人程度でした。
私は、この現状を良くないと考え、チームの雰囲気を変えることを決意しました。そして、意欲のある部員に協力してもらい、控え選手に対しては多くの褒め言葉をかけることによって意欲を喚起し、先発選手に対しては控え選手達の成長を示唆する言葉をかけ、危機感を煽るという活動を水面下で行っていきました。
この行動により『控え選手が頑張る→先発選手が焦り、必死になる→控え選手がさらに頑張る』といった好循環が生まれ、チームの雰囲気が良くなっていき、お互いを高め合える士気の高いチームに変わりました。この時には、メンバーのほぼ全員が自主練をするようになっていました。その結果、最後の大会では二度目の県大会出場を果たしました。
この経験から、自分の働きかけでチームの雰囲気を変えられるという自信がつき、上手くまとまらない組織をさりげない一言や行動でやる気にさせる力が身につきました。この力を大学のゼミや、アルバイトなどで活用し、周りの人からは『中津君がいると皆がやる気をだすね』という褒め言葉を頂けるような人間になる事が出来ました。
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