【未来を拓く挑戦】【22卒】ニトリの冬インターン体験記（理系/beyondコース）No.12388（北海道大学大学院/男性）（2021/1/20公開）

北海道の企業で多くの先輩が受けていたのが一番の理由。会社説明会を聞いて、コロナ禍でも増収増益を続けていたことから、その理由を知るためにエントリーした。基本的にはbasicコースからbeyondコースへ進むが、いきなりbeyondへ進むことを許可されたのも理由の１つ

社長が就活イベントに登壇し、ニトリのことについて語るイベントがあったので、そこで面接の材料探しを行った。また、学チカは絶対に聞かれることが分かっていたためしっかり話せるようにした。

新事業を伸ばすまたは既存事業を立ち上げ、利益を上げる

1週目にやったこと

ニトリの事業立案についての講義が行われた。具体的には配布されたエクセルシートを用いて、事業に関わる分析やそこから考えられる案などのまとめ方について教えられた、またメンターを含めたアイスブレイクも行われた。

2週目にやったこと

インターンシップの中旬はインターンシップ生全員が集められることはなく、各班でそれぞれ日程調整して進めていくという形がとられた。初めはどのような社会課題を解決するかについての話し合いを行った。

3週目にやったこと

さらにグループワークを進めた、この週には２、３班がまとまり中間発表を行うインターンシップが開催された。主にメンターが班で決めた社会課題についてのアドバイスを行い軌道修正が行われた。

4週目にやったこと

４週目にはインターンシップ生が全員参加する、立場の高い社員に対してプレゼンを行う中間発表が行われた。ここでは、厳し目のフィードバックをもらいさらに議論を深めることが求められた。

それ以降の週にやったこと

それ以降も解決したい社会課題解決に向けた案だしを行ったり、収益構造を考えたりした。
最終的に発表内容をメンターに提示し、許可が得られると発表練習を開始するように指示された。

人事部社員、人事部長、社長

なし

メンターからのフィードバックは的を得たものが多かったと思う。なぜそれをニトリがやる必要があるのか、他の手段はないのか。が良く問われた。また、発想自体はとても面白いと褒められたのは印象的だった。

何よりも長いことが一番大変だった。また、社員のいないグループワークのため、集まってもだらけてしまう状況が多々あった。ニトリに対する熱量の違いから、グループワークに参加する頻度も学生によって多く変わり、負担する量の違いから雰囲気が険悪になることもあり大変だった。

新規事業を立ち上げることの難しさをひしひしと感じられたのが非常に良かった。一方で、このインターンシップに参加したことで新規事業の立ち上げは自分のやりたいことではないと気付くことができたのも大きな収穫だと思う。なぜそこの会社がやるのかに関してはニトリに限らず、どこでも求められることと思うのでそれに気付けたのは良かった。

新規事業の立ち上げに関する本を一度読んでおくと、グループワークがより実りのあるものになると考えられる。

このインターンシップを楽しいと思えなかったのが、一番の理由だと考える。私自身仕事とプライベートを完全に分けるのではなく、どちらも楽しみたいと考えているので、自分には合わないのかもしれないと感じた。また、関わる社員の数も少なく具体的な仕事イメージがつかなかったことも大きな理由の一つである。

本選考は受けないつもりなので内定は出ない。自分の就活の軸とニトリという企業には食い違いがあり、熱意を伝えることができないため、仮に出したとしても落ちると思う。面接やリクルーターの話を聞く限り、能力重視というよりもパーソナリティー重視の印象がある。

ニトリでの具体的なイメージができなかったのが大きな理由である。グループワークは完全に学生に任せ切ってるため、成長実感もあまり感じられず、時間をかなり消費してしまったと思う。また、同じインターンシップに参加する学生の雰囲気も自分には合わなかったと感じた。

リクルーターがつくのは大きいと思う。グループワークの報告や最終発表前のアドバイスをしながら、グループのことは見ていたのでしっかりと活躍すれば、有利になるのではないかと感じた。

インターンシップ参加前は幅広く、メーカーや小売、インフラを見ていた。就活の軸として人々の生活基盤を支えたいと考えいたので、特に衣住食に関わる仕事がしたいと考えていた。そこでインフラを始めとして、スーパーマーケットなどの小売業、食品メーカーを中心に就職活動を行っていた。その中でも、独自のビジネスモデルを持つニトリは魅力的な企業の一つだった。

実際にニトリのインターンシップに参加するとその仕事内容が想像以上に衣住食からかけ離れていると思い、小売業の中でもニトリはあっていないと感じた。現在は、食品の小売業やメーカーを中心に就職活動を行っており、あまりにも若手から裁量権があることを推して新規事業に携わるところは自分に向いてない企業と感じている。