【異業種交流の成長】【20卒】ニトリの冬インターン体験記（理系/総合職）No.4936（神戸大学大学院/男性）（2019/4/11公開）

インターンシップの合同説明会に行った際にこちらのブースに訪れ、自分の志望する業種と異なるインターンシップをのぞいてみようと思ったため。また、大学のOBの方が人事として説明に来ており、詳しく話をしてくださってさらに興味を持ったため。

このインターンシップには段階があり、第一段階であるstep1には全員が参加できる。step1の内容はチームに分かれて企業の制度を学ぶゲームと聞いていたため特に対策はしていない。step1に参加した人にはstep2へ参加するためのESフォームが与えられ、そのES作成には就活サイトのESや書き方をまとめたウェブページを参考に考えた。

ニトリの制度である配転教育を学ぶためのゲームを複数チームに分かれて実施。ゲーム形式のグループワーク。

1日目にやったこと

配転教育制度を学ぶゲームであるが、３チームに分かれた後、その中でさらに三つに分かれ、別々の部署が割り当てられる。最終的には全員が全部署を経験し、チーム対抗での営業利益を競う。

なし

ニトリでは配転教育を行うことで全員がお互いの仕事内容を理解し、それが相手のことを考えた最大の成長に繋がると言っていた。単に自分の専門だけを極めていくだけではこれからはだめだと言われた。

短い時間の中でかなり複雑なルールを理解し続けるのは正直疲れた。一瞬でも理解するのをあきらめると他の人に迷惑をかけることとなる場面もあった。単に部署移動を経験するだけでなく異動先で教わったことを自分一人で次に異動してきた人に教えるのはなかなかむずかしかった。

自分の専門だけをし続けるのではなく、研究・開発・人事・生産など他分野を経験することで他が求めているものが何なのかがわかり、それが会社内でのスムーズな連携につながると学んだ。また個人的には文系・理系が混ざったインターンであったのでお互いの長所と短所が見えた。

ニトリ独自のゲームであるので対策は不可能。普段から戦略性が試されるゲームや思考をしていればすぐにルールが飲み込めると思う。

配転教育制度の考え方自体は素晴らしいと思うがそれは転勤があるということである。自分の中で転勤はNGであるので働く姿は想像できなかった。また、すべての部署にやりがいを感じる事はおそらくないと思ったので自分の志望する部署の中で様々な経験をしてみたいと思った。

学生の割合として文系の方が圧倒的に多かった。このゲームに必要なのは自分の考えと知識を正確に述べる事と利益を最大化するための戦略を頭の中で考えられるかであり、前者は文系、後者は理系学生が得意だと思うので理系である私は少数派となるのでアピールがしやすいと思った。

元々興味本位で参加したインターンシップであるのでそもそもの志望度は高くなかった。実際にインターンシップで制度などを知っていく上で自分の考える将来像とは異なると感じ、志望度があがることはなかった。しかし制度の考え方は理に適っていると思うので印象はよかった。

このインターンシップでは参加することで次に進む資格が得られるので最後まで行くと通過者も減り、内定に繋がると思った。また実際に制度を体験したことも志望理由のフォローになると思う。

ニトリのインターンシップ参加以前はメーカーを志望していた。パナソニックなどメーカーの中でも大手と呼ばれる企業を志望しており、メーカー以外は考えていなかった。またその他には三菱電機や三菱重工などを考えており、研究職に進むか開発職になるかを考えていた。人と関わる仕事も興味があったので人事の道も少し考えていた。

このインターンシップに参加した結果、志望企業・志望業界ともに変化はなかった。しかしニトリの制度自体には共感するところもあるので志望する企業で様々なことを学び、経験する機会があるのかどうかを気にするようになった。自分の中で自分の成長と移住地のどちらが優先されるかをはっきりと確認できたため参加して収穫はあった。