【未知のマーケティング世界】【21卒】ニトリの夏インターン体験記（文系/総合職）No.9819（京都大学/女性）（2020/7/13公開）

きっかけは、合同説明会。就職活動を始めたばかりの時期であったので、知っている会社だったこともあり応募した。参加を決意した理由としては、選考を受けることで就職活動生としての能力アップを図りたいと思ったこと、インターンシップの内容が面白そうだと感じたこと。

準備したこととしては、企業研究。しかし、各インターンシップの最初に会社の成り立ちからビジネスモデルの説明までしっかり聞くことができるので、特段準備は必要ないと思う。

ニトリのマーケティング業務を詳しく学ぶ。課題としては、いかにニトリの商品を販売していくかについて、顧客情報などを基にワークとして取り組む。

1日目にやったこと

顧客情報や、購入経路などのデータを基にどの顧客に対しどのようなサービスを展開していくのが有効かということについてグループで話し合う。専門的なビジネス用語を序盤に学び、その理論を基にマーケティングの内容を考えていった。

２人の人事部中堅社員。

なし。学生の投票と社員の評価による総合順位はつけられた。

「ニトリの強みは何だと思う？」という社員の方のお言葉。ワークで意見が浮かばず詰まっていた時に、解決の糸口を与えてくださったのだと思い、救われた。そこから議論がまた展開されていったので、とても印象に残っている。

専門性が高い内容であったこと。自分はマーケティングの専攻ではなく、またチームにもマーケティングに詳しい学生がいなかったため、限られた時間でワークを円滑に進めるのが難しかった。特に、数値を基にして定量的に答えを導いていくことが大切であったため、定性面に偏り過ぎないことも意識する必要があった。

マーケティング業務の難しさ。インターンシップに参加する前にはマーケティングは「かっこいい」仕事であるという漠然としたイメージしかなかったが、実際にワークに取り組む中でその難しさとやりがいを感じた。具体的には、マーケティングの業務には定量的なデータ分析が必要不可欠であること、またそのデータに則った定性面を含むアイデアを出す難しさというものを感じた。

マーケティングに関する専門知識の予習。ワークの前に社員の方からの説明があるが、理解しきらない状態でワークに取り組むときちんとした論理を組み立てるのが難しくなるため、もともと知識があって損はないと思う。

インテリア家具に特段興味があるというわけではなかったため。マーケティングをする上ではその企業が扱う商品にまつわるデータを分析したり、また商品の活かし方を考えていく必要があるが、そこまでの商品への情熱をもって仕事に取り組むイメージがつかなかったから。

企業が扱っている商材への興味が足りないため。メーカー企業の選考を突破するためには、多少なりとも商材への愛着や情熱が必要であると感じるが、インターンシップに参加しても特段興味が湧かなかった。これは個々人の趣味や嗜好の問題であると思うので、自分個人の問題だと感じている。

体育会系で、あいさつなど声を揃えて大声で発生している社員の方を数回目の当たりにし、自分とは雰囲気が合わないと思ったこと、加えて企業が扱っている商材に興味が湧かなかったことの２つ。しかし、社員の方はとても面倒見よく話を聞いてくださったためとても良い会社だなと感じた。

実際に、インターンシップ参加者限定の特別合宿であったり、早期選考のお知らせなどをメールと電話を通じて受け取ったことから。特別合宿に合格する人はかなり絞られると聞いたので、突破することが本選考合格にも少なからず影響するのではないかと思った。

幅広い業界を見ることができるよう、選り好みせずに興味のある企業は受けるようにしていた。他には、コンサルティング会社やメーカー、教育、その他ベンチャーなど様々な業界に所属する企業のインターンシップの選考を受けていた。この企業に参加したのは、合同説明会でお話を聞き興味を持ったことと、メーカーのお仕事について詳しく知りたいと感じたことから。

インテリアや家具を扱うメーカーは自分の志向ではないと感じたため、インターンシップ参加後の就職活動の選択肢からは外れる結果となった。しかし、このインターンシップに参加しなければそういった選択肢の判断はできなかったと思うので、参加してよかったと感じている。また、ニトリのインターンシップではビジネスモデルを強調されていたため、メーカー企業を見る上ではその企業の強みをきちんと把握することが必要だと考えるようになった。