【研究者の資質を評価】【17卒】キョーリン製薬グループ工場の1次面接詳細 体験記No.2018（九州大学大学院/）（2017/6/13公開）

志望動機については質問されず、研究の内容についての質問が多かったので研究者としての資質を評価されていると感じた。研究者は自身の研究についての質問に論理的かつ明確に答える必要があると考えていたため、話し方に注意した。一次面接は通過したのでおそらくデータの質よりも研究者としての全体的な能力を評価していたのではないかと考える。

自身の研究について発表した後、3人の面接官からそれぞれいくつか質問を受けた。研究発表に関する質問が中心だった。面接官は優しく話しかけるように質問してくれた。

研究をするうえでの強み、弱みは何か

まず、私の強みは課題の解決に向けて粘り強く努力できる点です。私の研究は私自身が立ち上げたもので失敗や苦労の連続ですが、一つ一つの実験を集中して行い、少しずつですが成果を出しています。一方、研究を行う上での私の弱みは集中できる時間が短いことです。集中力が足りないことでミスをしてしまうことがよくありますが、集中するときと集中しないときとでメリハリをつけ、失敗の数を減らして効率を上げるように心がけています。

興味のある疾患領域はなにか

私は現在精神疾患に興味を持っております。精神疾患は患者数こそ少ないものの完治が難しく、また他者に理解されにくい病気です。治療薬の研究という視点からしても他の疾患より難しいといわれています。しかし、そのような病気だからこそ、解決を目指したいと思います。このような疾患は興味を持ったものが粘り強く研究していかなければなりません。私の性格はこのような病気の研究に向いており、使命感を持って研究していきたいと考えています。