【未経験からCADのプロへ】【22卒】一寸房の冬インターン体験記（文系/本社構造藩コース）No.16209（小樽商科大学/女性）（2021/7/8公開）

何をしたいのか決まっていなかった頃、営業職は自分に合わないと感じていたため、とりあえず営業以外で文系出身が就ける仕事を探していた時にこの企業のインターンを見つけた。ナビサイトからのメールでもこの企業についての案内が良く来ていたので、参加してみようと思い応募した。

インターンの選考はなかった。事前に行ったことは、建築系のことは一切学んだことがなかったため、企業サイトを見てどんな仕事なのか想像する程度だった。

インターンの選考はなかった。日程調整の都合上、なるべく早めに応募をしたほうが良いと感じた。

応募

会社説明/構造藩のデスクを借りてCADを触り、課題をこなす/社長との対談

会社説明を受け、その後構造藩の社員の方にCADの使い方を教わる。その後、CADを用いて図を描いたり、実際の設計書のような建物の構造図を描いた。
実際に社員の方と同じ時間帯で働き、9～18時でデスクを借りて課題に取り組んだ。

CADの使い方

CADを使って構造設計書を書く

1日目にやったこと

朝８時30分集合で、まずはロッカールームや仕事場の説明、その後人事の方からの企業説明。その後、構造藩の方からCADの使い方を教わる。説明を聞いただけではわからないので、自分なりにCADを触りながら、図形を書く課題に取り組んだ。18時終了。

2日目にやったこと

９時に出社し、引き続きCADを用いて課題に取り組んだ。図形を描けるようになったため、実際の建物の設計書の通り、CADでいちから描く作業を行った。実際の建物の設計書を描くにあたって、専門用語や建築材の種類などの知識が必要になるので、教えて頂きながら設計書を描いた。18時終了。

3日目にやったこと

９時に出社し、引き続きCADで設計書を描いた。社員が付きっきりでいるタイプのインターンシップではないので、分からないところがあれば聞きに行く、という感じだった。一時間社長と対談して、１８時に終了。

発表会・プレゼンをする場はなし

構造藩のメンターの方にはCADの使い方から、建築についての基礎知識や建築材について教えていただいた。また、一緒に昼食を取った際、本音ベースで会社のことをお話いただいたのが印象的だった。

３日間続けて9-18時で社員に混ざって参加したので、最初は職場に慣れることが大変だった。CADも最初は使い慣れず、社員の方に質問しようと思ってもかなり忙しそうで、質問するタイミングが難しかった。ほぼPCの前で三日間CADをさわっていたので、PCを普段から長時間使わない人にとっては大変だと感じた。

構造藩は私一人だけの参加だったため、あまり関わりはなかった。

自分の知らない建築業についての知識を得ることができてよかったと感じた。実際に建築業で働くことが無くても、こんな働き方があるということを経験できたので参加してよかったと思った。社員に混ざって、デスクを借りて作業するので、他の方が一日どのように働いているのかということを実感できた。

建築系の大学を出ていない限り、自身で勉強しておくということは難しいと感じた。サイトを見て、建築がどのように進んでいるのかを確認しておけばよかったと思った。

社員に混ざって、デスクを借りて作業するので、他の方が一日どのように働いているのかということを実感はできたものの、それは自分でなくてもいいなと感じた。下請け企業ということもあって、どれだけ早く納品できるかが売上に関わってくるので、そのような働き方は自分には合わないと感じた。

自分がこの企業で働く想像があまりできなかったため、きっとそのことが面接などで相手に伝わってしまうと感じたから。また、自分が大学で学んできたことやスキルは、この企業では活かすことができないと感じた。自分が企業選びの軸にしていることとの齟齬が生まれてしまうと思った。

志望度が下がった理由は、企業の社員の方々はとても素敵な人だったが、この仕事をするのは自分で無くてもいいと思ったからである。下請けなので、時間に追われて作業することになるし、エンドユーザーと話をすることも無さそうだったので、単なる作業になってしまうのではないかと思った。

本当に入社したいなら、選考を早めに始めることができるそうなので、有利になると思う。また、業務内容や社長の理念などは実際に話を聞いてみてわかることが多かったので、本選考には有利になると感じた。

インターンシップが終わった後、懇親会などはなかった。もし選考を受けたい場合は連絡していただければ、対応できるとのことだった。

インターンシップに参加前は特に就きたい職業も無かったため、自分が不得意な営業以外で文系が就職できる企業を探していた。なのでこの業界についての事前知識も何もなかったため、建築系の職業を志望していた訳ではなかった。地元で働きたいと考えていたため、地元の事務職があればと探していたがなかなか見つからない状況だった。

変わった名前の企業なのでベンチャー気質なのかと思ったが、そういうわけではなかった。社員の方々は良い方々ばかりだったがあまり覇気が感じられず、下請けに対してあまり良いイメージは持たなくなった。その後はIT企業をメインに探していたが、下請けのIT企業はなるべく避けるようにした。多少営業っぽい職であっても、エンドユーザーと関わることができることが重要であると気づいた。