【大企業の安心感】【21卒】ハンズの夏インターン体験記（文系/１DAYインターンシップ）No.10853（早稲田大学/女性）（2020/7/14公開）

就職活動を始めたばかりだったので、正直なところ、どこでもいいので手始めに一社インターンに参加してみようという気持ちだった。ES等の選考なく先着順で参加できるため、気軽な気持ちで応募した。知っている大企業なので安心感もあると感じていた。

選考はない。マイページに登録した後、残席のある回に先着順で応募すればよい。開催回数も多いため、参加難易度は非常に低い。参加学生も玉石混交である。

季節に合ったヒントラック（特集展示）を考えよう

1日目にやったこと

午前中は自己紹介、パンフレットを読みながら会社説明、隣の人と接客ロールプレイング。昼食をとり、東急ハンズの実際の売り場にあったら売れそうな特集展示を考えるグループワークを一時間ほど行った。人事の人からまとめがあり、終了。

なし

社員からのフィードバックはこれと言って行われていない。プレゼンテーションなどがないため、フィードバックの機会がない。昼食時間等は積極的に話しかけてくれた。実際に作業させることが目的というよりは学生同士交流して企業のイメージアップをすることが主目的であろうと思う。

会社説明会が主旨のインターンであるため、大変だったこと・苦労したことなどはほとんどない。しいて言えば、選考がないため学生の質がばらばらであり、やる気がない学生、コミュニケーション能力を欠く学生やまったく発言しない学生なども多数おり、扱いに困った。それ以外はワークも容易で、苦労したことはない。

正直なところあまりなかった。ワーク等も内容が薄く、一時間あるかないか程度しか時間がとられておらず、テーマも中高生レベルでごく簡単なため、学びは少なく残念だった。一度もインターンシップ等に行ったことがなく、まずは緊張せずに行ける簡単なものから始めたいという学生にはおすすめできるかもしれない。

上述の通り非常に簡単な内容となっているため、準備・勉強等は不要。会社に関する知識も当日午前中いっぱい使って説明されるため、企業文化等も下調べの必要はないかと思う。

東急ハンズは私自身好きでよく行く店なので参加したが、働く姿は想像できなかった。入社後は、研修期間終了後もずっと店舗スタッフと本部運営をローテーションされるので、キャリアを積んで年を重ねても店舗で接客やアルバイトの管理を担当しなければならない可能性がある。店舗スタッフではなく商品企画をやりたいと思っていたが、部署がずっとローテーションされるのでは自分のやりたいことは落ち着いてできないと感じてしまった。

頭の良さよりも、店舗でお客様対応のできるコミュニケーション能力の高さが最重視されている企業だと感じた。コミュニケーション能力には自信があったので、内定を得るだけなら可能だと感じた。また、学歴があまり高くない人も例年採用されているため、早慶以上であれば内定は十分可能であると感じる。

インターンシップの内容が魅力的でなかった。学生は大学を休んで一日を企業に割いているので、実りの少ないワーク内容はやめてほしいと正直感じてしまった。また、午前中はパンフレットを読み上げるだけの会社説明会であり、インターンシップではなかった。隣の席の人とのペアワークでは、お客様に対して明るく挨拶をするアルバイト研修の声出し練習をさせられ苦痛であった。総合して志望度は非常に下がる結果となってしまい残念だった。

会社説明会の占めるウエイトが大きいため、優遇措置等は一切用意されていない。ワンデーインターンシップのあとで五日間のインターンシップが用意されているが、こちらはワンデーに参加しなくても十分応募可能になっているため、やはり有利にはならない。

初めてインターンシップに参加した企業である。就活を始めたばかりだったので、業界・職種の絞り込みは一切していない状態で視野を広げるため・同年代の学生と交流するために参加した。参加後は、やはり小売業は入社後数年にとどまらずキャリア全般を通じて店舗運営や接客をしなければならない可能性が高く、本部で腰を据えて経験を積んでいきたい人には不向きだと感じた。

このインターンシップを通じて、小売への興味がなくなった。上述の通り、何歳になっても店舗でアルバイトと同じ接客スタッフをしなければならない可能性があるキャリアパスはあまり好ましくないと感じてしまった。しかしそのおかげで、本部でしっかりとキャリアを積んでいける職業に就こうと意識を切り替えることができたため、その点では行ってよかったと感じる。