- Q. 志望動機
- A.
国立大学法人東京大学の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒国立大学法人東京大学のレポート
公開日:2021年7月9日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定
- 職種
-
- 事務系総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考はすべてオンラインだった。
企業研究
東京大学について調べるのは当然として、他の国立大学法人(特に指定国立大学法人や旧帝大)についても調べ、強み・弱みや取り組みについて比較した上で整理していた。東京大学は「日本で一番の大学」というイメージがあるが、志望動機等としてはありきたりだと感じたため、それ以外の要素を動機として話せるよう、特に最近の取組について重点的に調べた。自分が関心をもっている部署・業務については、現在行われている取り組みの課題とその解決策まで具体的に考え、説明できるように準備しておく必要がある。私が企業研究・大学研究において参考にしていたのは、東京大学の公式ホームページ、公式SNSアカウント、日本経済新聞(特に大学取材班のTwitterアカウント)。
志望動機
学問と社会を繋ぐことを通して貢献できると考え、貴学を志望いたしました。私は研究に取り組む中で、差別など社会の課題を解決するには、まず知識を広く共有することが必要だと痛感しました。そして、大学から生まれる知識である研究成果の発信に取り組みたいと考え、大学職員を志しました。貴学は多彩な公開講座やオープンコースウェアなどを通して、学問、研究成果の社会発信に活発に取り組んでいらっしゃいます。また、女子学生増加の取組をはじめ、多様性尊重の取組にも尽力していらっしゃいます。貴学であれば、私の強みや経験を活かして貢献できると考え、志望いたしました。入職後は○○に携わり、貴学の研究成果や取り組みを社会に広く発信したいと考えております。
説明会・セミナー
- 時間
- 60分
- 当日の服装
- スーツ
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 実施場所
- オンライン
セミナー名
リアルタイム座談会
セミナーの内容
先輩職員や人事担当者との座談会
参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。
本イベントでは先輩職員に直接質問ができると聞いていたので、あらかじめ東大のホームページや説明動画等を参考に、質問したい内容をまとめておいた。
このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?
本イベントに参加していなくても選考には参加できた。また、参加したかどうかが選考結果に関わったこともないと思われる。ただし、職務内容などについてより深く理解する上では重要だと感じた。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年05月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたが働く上で大切にしたいことと、その理由をこれまでの経験を踏まえて具体的に教えてください。/困難に直面した時、あなたはどのように対応をしてきましたか。具体的なエピソードを踏まえて教えてください。
ESの提出方法
マイページより提出
ESの形式
WEBフォーム
ESを書くときに注意したこと
指定の文字数が300字程度と比較的少なめだったため、具体性と簡潔さを両立させ、わかりやすく記述することを心掛けた。
ES対策で行ったこと
キャリアカウンセラーに相談し、添削してもらった。また、一人だけに見てもらうのではなく、複数のカウンセラーに見てもらい、異なる視点からの指摘を取り入れるようにした。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年05月 下旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
市販の問題集を一冊、何度も繰り返し解いた。
WEBテストの内容・科目
SPI:言語、非言語、性格
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
言語・非言語35分、性格30分
対策の参考にした書籍・WEBサイト
『これが本当のWEBテストだ!』
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
こちらからzoomに接続、面接終了後は退室
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
具体的な経験を根拠として語るのはもちろんのこと、理路整然と語ることが大切だと感じた。時間が短いため、単刀直入に話すことも重要だと思う。
面接の雰囲気
圧迫ではないが和やか・穏やかでもなく、硬めの雰囲気。会話調ではなく、一問一答の形式だった。事前に提出した参考資料をもとにした質問が多いと感じた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
困難に直面した時の対応
目の前の相手の立場で、必要な対応を考えて実行しました。私は接客のアルバイトを経験したのですが、その中ではお客様からメニューについての質問を受けることがよくありました。しかしそれは、マニュアルを覚えるだけではお答えできないもので、最初は大変うろたえてしまいました。そこで、マニュアルにある説明を覚えるだけでなく、自分でも調べてわかりやすく説明することを心掛けました。その結果、「丁寧に説明してくれてありがとう」と言っていただけるようになりました。このように私は、目の前の相手が何を求めているか考え、自分にできることを実行することで、困難を乗り越えてきました。入職後もこのように目の前の相手が何を求めているか考え、自分にできることを実行することで、困難を乗り越える所存です。
組織を率いる上で気を付けたいこと
相談しやすい雰囲気を作ることです。ゼミで後輩と関わる中で、その大切さを実感しました。後輩が期限までに資料を提出しなかったことがあったのですが、理由を聞いたところ、資料の作り方がよくわからず、一人で悩んでいたとのことでした。それを聞いて、先輩後輩を問わず、困ったときに気軽に質問や相談ができる雰囲気を作っていなかったことを反省しました。それ以降、私から同期・後輩にこまめに声をかけ、進捗状況や困っていることがないかを尋ね、必要に応じてサポートするようにしました。その結果、先輩後輩を問わず各自の研究の進行状況などについて共有することが習慣になり、相談や質問をしあうことが当たり前になりました。入職後も組織を率いる立場になった際には、相談や質問をしやすい雰囲気を作ることを心掛けたいと考えております。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 理事など役員
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
zoomに接続後、人事担当者と軽く面談。その後面接へ。面接終了後は退室。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
単刀直入かつ理路整然と話すこと。それでいて、人物像を作りこむことなく、自然体で話すことも大切だと感じた。
面接の雰囲気
圧迫ではないが和やか・穏やかでもなく、かなり硬めの雰囲気。一次面接よりも会話に近いような印象。面接官は4人だが、質問してくるのは2、3人だった。
面接後のフィードバック
あり
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
ボランティア活動から得た学び
迷うよりもまずやってみれば道は開けるということです。ボランティアに参加する前は、突然参加して受け入れてもらえるだろうかという不安もあり、参加をためらっていました。しかし、思い切って参加してみたところ、皆さんから自然に受け入れていただけただけでなく、よく参加してくれたと喜んでいただけました。さらに、地域の方々との距離が縮まり、率直に語り合える関係を築くことができました。この経験から、やったことのないことでも勇気を出して思い切って挑戦してみれば道が開けることを学びました。入職後も、不安なこと、苦手なことに直面することもあると思いますが、勇気を出して挑戦する姿勢を大切に、職務に取り組みたいと考えております。
希望の部署になるとは限らないが、大丈夫か。
どんな職務であっても全力で取り組みます。様々な業務の経験を積むことで、視野や人脈が広がると考えているためです。それは異動後の業務にも生かせるものです。大学全体の動きを把握し、他の部署と緊密に連携するためにも、幅広い業務を経験したいと考えております。
(ジョブローテーションで苦手な仕事になることもありうるが、それでもいいか。)一見不本意であったり苦手に思えたりする部署でも、やりがいを見つけて取り組めると考えております。私は接客のアルバイトをしていたのですが、緊張しやすいところがあり、初めは接客が苦手でした。ですが、働いているうちに、実は自分はお客様の要望に合わせて、自分にできることを考えて実行することが好きだと気づきました。ですから、貴学で、一見不本意な部署に配属されたとしても、自分では気づいていないやりがいや楽しみを見つけて取り組む自信がございます。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年06月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
多様性を重視し、新しいことに挑戦していく姿勢に共感したため。
内定後の課題・研修・交流会等
合格者懇談会(合格者同士の交流と、先輩職員との座談会)
内定者について
内定者の人数
不明
内定者の所属大学
不明
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
最終合格の連絡をいただいた後も、納得できるまで就活を続けることを認めていただけた。内定承諾までの保留期間は交渉次第という印象。
内定に必要なことは何だと思うか
国立大学業界が直面している課題を把握し、その解決策を自分なりに考案しておくことが必要。特に自分が関心をもっている業務内容、希望する部署に関しては、入職後どんな取り組みを行いたいか、現在実際に行われている取り組みをよりよくするためにはどうすればいいかといった提案を求められる。そのため、現状を正確に把握し、他大学が行っている取り組みとも比較した上で、具体的かつ効果的な策を提案できるように準備をしておくとよい。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
入職後どのように活躍したいか、どんな事業に携わりたいか、そのために何をするか、ということについて、具体的なヴィジョンを持っているかどうかが重要だと感じた。もちろん、そうしたヴィジョンを論理的に語れることも必須。
内定したからこそ分かる選考の注意点
面接での選考が二回あるが、厳しい雰囲気ということもあり、出来不出来の感触がわかりづらかった。自己評価はあまり当てにならないと思う。また、面接自体時間が短いため、事前に提出する書類を密度の高いものにしておく必要がある。具体的なエピソードを盛り込み、豊かな人間性や能力・経験をアピールできるものにしておくとよいと思われる。
内定後、社員や人事からのフォロー
合格者同士が交流したり、不安を解消したりできる懇談会の機会を作ってくださった。
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国立大学法人東京大学の 会社情報
会社名 | 国立大学法人東京大学 |
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フリガナ | トウキョウダイガク |
資本金 | 755億9060万円 |
従業員数 | 8人 |
売上高 | 693億3223万7000円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 藤井輝夫 |
本社所在地 | 〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3番1号 |
URL | https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/index.html |
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