国立大学法人東京大学の本選考ES（エントリーシート）一覧（全10件）

「自らのサポートをより多くの他者への活力として還元していく」ことを大切にしていきたい。この軸は、過去に行った集団塾の講師のアルバイト経験から考えた。一人の講師が複数の生徒を受け持つ一対多数の取組みを行う中で、私は、自ら学んだ知識や経験を生かした縁の下からのサポートが、個人一人だけではなく、多くの生徒の成長という結果になって現れたことに対して何よりの喜びを実感した。だからこそ、何かしらの価値を他者に還元する側に回る社会人になってからも、この経験を生かし、日々の努力や経験から培った自身の力で、より多くの人々や社会を下支えし、喜びを感じながら活力を与えていけるような人材を目指していきたい。 続きを読む

「自責思考で、尚且つ相手視点で物事を捉える」ことを念頭に行動してきた。塾講師のアルバイトでは、自身の指導力不足が原因で、当初担当していたクラスの生徒が塾を退会してしまうことがあった。何もサポートできなかったことに無力さを感じ、困難に直面したものの、自分に足りない要素を分析し、指導法を改善したことで、次に受け持ったクラスの生徒の学内成績を下位から大幅に上昇させることができた。具体的には、学習内容を分かり易く教示すれば自ずと成績が向上すると考えていた以前の状態から、生徒の意向を鑑み、講師と生徒間の双方向性を意識した指導にシフトチェンジしたことが功を奏した。社会人としても、周囲への配慮と共に、自分に何ができるかを常に考えながら行動していきたい。 続きを読む

積極的に挑戦する心を忘れないことです。向上心が原動力となり、学生時代に様々な挑戦をしました。その一つが留学です。英語を話すことに対する抵抗感を払拭したい、母語以外のコミュニケーションツールを持つことで様々なバックグラウンドを持つ人と関わることを可能にしたいと考え、留学することを決めました。日本を発った時には殆ど何も話すことができない状態でしたが、日々の机に向かった勉強に加え、ホストファミリーと積極的にコミュニケーションを取ることを心がけた結果、帰国時にはIELTSで9点中6.5点を取ることができました。仕事でもチャレンジ精神を大切にし、様々なことに挑戦する中で自分を成長させ、その過程で得たことをさらに仕事に還元していきたいです。 続きを読む

困難に出会った時は自発的に周囲に相談するようにします。苦悩したことはリーダーとして働くことです。所属していたサークルで、私は先輩後輩の垣根無く仲良く活動する事に重きを置きました。しかし距離が近すぎるあまり、友達関係でいる事と仕事の線引きが上手くいかなくなり、勧誘活動等において指示が通らなくなりました。当初は人に相談することが出来ずに苦しい日々を過ごしました。ある時信頼する先輩に悩みをこぼした所、後輩と更なるコミュニケーションを取ることを提案され、後輩との話し合いの場を設けたところ、活動趣旨や個人の役割を理解してもらうことができ、その結果、後輩が自ら動いてくれるようになりました。この経験からリーダーの役割だけでなく、不安や心配事は周囲と共有してその解消に努めるべきだということを学びました。 続きを読む

私が働く上で大切にしたいことは、コミュニケーションです。新型コロナの影響で、私の大学でもオンライン授業が主流になりました。オンラインでは、授業のスピードが速すぎる、説明が聞き取りづらい事がありました。また、相手の心境が分からないやニュアンスが伝わらないなど問題点を感じました。そこで、実験の授業でペアでオンライン発表した時に、準備の進捗をこまめに伝えること、話すスピードを少し緩やかにすること、声を大きめにハキハキ話すことを意識しました。この経験から、スムーズなコミュニケーションの重要性を感じました。仕事をする上でも、物事を円滑に進められるよう、コミュニケーションをとることを心がけていきたいです。 続きを読む

私の困難は、ピアノコンクールで結果が出なかった事です。初めてコンクールに出場したとき、予選で落選し、悔しい思いと他の出場者との実力の差を実感しました。この差を埋めるには、練習時間、内容の見直しが必要だと考えました。そこで、練習時間を増加し、テクニック向上のための基礎練習を徹底しました。また、曲の表現や弾き方を工夫しました。その結果、練習方法を自ら考えること、曲のイメージを考えて弾くことができるようになりました。そして、予選を通過することができるようになり、最終的には全国大会やアジア大会のような本選に進出することができました。このように、私は失敗の原因を分析し、解決策を考え、根気強く取り組むことを心がけてきました。 続きを読む

私が働く上で大切にしたいことは「チームワーク」です。私は〇〇という個人競技に取り組んでいます。そして2019年、2020年は○○大学○○のキャプテンを務めています。キャプテンに就任した当初は、個人競技である為にチームワークがあまり高くない状態でした。しかし私は個人で強くなる事には限界があると思い、チームワークを高める改革を進めました。チームワークを高める為には相互理解が必要だと考え、部員同士で練習するメニューを増やし話す機会を意図的に作りました。話によりお互いを理解し、仲間であるという意識が生まれ、結束力が高まりました。また練習においても気軽に指摘が出来る環境になった為、競技力も向上しました。私はこのような経験からチームワークを大切にしたいと考えています。 続きを読む

私は困難に直面した時「柔軟な考え」によって対応してきました。私は「家庭教師先の生徒を志望校に合格させる」という困難に直面しました。夏頃、生徒の志望する高校と生徒自身の偏差値は10以上離れておりこのままだと志望校に落ちてしまう状況でした。そこで生徒に勉強へのやる気を持ってもらう為、勉強らしくない勉強方法を取り入れることにしました。地理ではGoogleマップを使って現地の景色を見せ、その景色と関連づけて国名を覚えてもらう、英語では教科書の例文を音読するのではなく習った文法を使って軽く英会話をするなど、教科書通りではない授業をしました。すると勉強を楽しみながらしてくれるようになりみるみる偏差値が上がっていきました。そして冬頃には偏差値が10上がり、生徒を志望校へ合格させることが出来ました。 続きを読む

新たな知を創造する現場に携わることです。 私が大学で専攻していた美術史では、ある一つの作品が「何を」「どのように」「誰によって」表現されているのか考察する方法を学びました。こうした考察で「作者がどのように世界を見ていたのか」を解き明かすことに魅力を感じ、そうして読み取った価値観の変化を広く様々な方に伝えることを仕事選びの軸に据えたいと考えるようになりました。 続きを読む

まず相談できる相手を作り、その上で小さな目標を立ててそれらを確実に成功させていくことを目指します。 例えば、他の大学から現在の大学院に進学してから数か月間は、周囲の学生との知識面での差を感じて自信を無くし、休退学を検討することがありました。しかし、指導教官に不安な点を相談したり、同じく外部の大学から進学してきた同期と助け合うことで、徐々に研究室に順応していきました。 また、美大在学時に培った資料やイラストを制作するスキルを活かしたいと思い、研究室で企画したシンポジウムで広報物やスライドの制作を積極的に引き受けたところ、制作物を研究室のメンバーから評価してもらうことができ、大きな自信に繋がりました。 続きを読む

ライブ企画サークルで副幹事長を務め、4千人規模のライブを企画した。資金は営業で賄っていた。営業統括のメンバーが突然失踪し、営業活動が滞ったことがあった。後輩達が「逃げてもいいんだ」と思わない為にはどうすればいいか考え、実際に私がや動くのが1番だと思い、後輩を連れて企業に再び赴き、1年で100万円の協賛金を得た。そこで営業の難しさと面白さ、自分の担当でない仕事もやってみると面白いということを学んだ。 続きを読む

１年間浪人生活を経験しました。それまでまともな「挫折」を経験したことがなかった私はとても落ち込み、人生で一番暗い日々を過ごしました。しかし自分を奮い立たせ、浪人が決定した日にケータイを解約し、その日から１年間１度も遊ばず勉強し、第１志望に合格することができました。私は浪人するまで、「挫折」をしたことがなかっただけだと思っていましたが、まともな「努力」と「成功」もしたことがなかったと気づきました。 続きを読む

歴史ある絵画サークルを存続させるため、様々な改革を幹事長として進めました。その一つとして行なったのが、他大学を巻き込んだ合同展を積極的に増やしたことです。他大の活気ある絵画サークル員と交流させ、絵画に対するモチベーションを高めることが狙いでした。様々な改革を行うことにより、例年よりサークル員が10人以上増え、会員の士気が作品に反映されるようになりました。 続きを読む

アーティストが海外で音楽活動するにあたり、私がプロデューサーとして中心になりクラウドファンディングを企画したものの、想定していたペースで資金が集まらないという困難がありました。「第３者の意見に耳を傾けること」を重視することで、顧客本位の企画に仕上げることができ、成功に至りました。 続きを読む

私は現在、接着剤についての研究を行っています。その接着剤の接着強度を測る試験の測定方法の信頼性を高めるために見直そうという話が出ました。テーマが与えられて日が浅かったのですが、知識がないゆえに制約に縛られない意見を述べることでき、一部私の意見が取り入れられました。現在もその方法で接着試験を行い、学会でその成果を報告することもできました。 続きを読む

ゼミ合宿の幹事を務めることになった際、それまでに大人数が参加するイベントを取り仕切った経験が無かったため、何から手を付ければよいのか分かりませんでした。そこで、それまで他人に頼ることはほとんどしなかったのですが、合宿の幹事経験者の友人にアドバイスをもらい、計画のチェックをしてもらいました。その結果、皆から「思い出に残る合宿になった」との言葉をかけてもらえました。 続きを読む