【情報共有の革新】【19卒】キヤノンマーケティングジャパンの冬インターン体験記（文系/営業職）No.1823（東京大学/男性）（2018/2/9公開）

とにかくいろいろな業界に触れてみたいと思っており、BtoCメーカーの販売部門という業界にはまだ振れたことがなかったので応募した。また、「顧客主語」の営業を売りにしており、ソリューション営業に興味を持っている自分には魅力的だった。

ESだけの選考だった。当日のプログラムを把握し、どのようなことが経験したいのかがはっきりわかるように書いた。

海外への事業拡大を検討している企業に対し、ふさわしいソリューションを提案せよ/取引先の電器屋の利益を最大化するソリューションを提案せよ

1日目にやったこと

まずキヤノンとの関係性や事業内容、仕事内容の説明を受けた。そして、企業として大事にしている理念について説明を受けたのち、ワークに入った。ワークは二つあった。そして最後に会社の雰囲気はどのようなものかや福利厚生などの説明を受けて解散。

なし

作業を分担した後、口頭で情報共有をしていたが、このことについて、作業の中でポストイットなどを用いて紙に記録していけばもっと早く情報共有できたはずとの指摘を受けた。

3時間半という短い時間の中で1時間程度のワークが二つあり、かなり頭がつかれた。どちらのワークも情報量が極めて多くそのうえ時間もかなり短いため、グループ内でうまく作業を分担しながら情報共有をしていくのが難しかった。しかも、膨大な情報量の中のわずかな言葉がワークの成否をわけるなど、集中力も大変重要だった。

とにかく情報量の多さと時間の短さが厳しいワークを二つも経験できたため、効率の良い情報処理の仕方やタイムマネジメントの仕方を学ぶことができたと思う。これは今後のインターンシップでも本当に役に立つと思う。また、ワークを通じてキヤノンマーケティングジャパンでの営業の仕方を具体的にイメージできたのも良かった。

キヤノンマーケティングジャパンがどのような取引先とかかわっていてどのような仕事をしているのか全く知らなかったが、それを知っていればもう少しスムーズにワークに入れたと思う。

得意先の電器屋に対してソリューションを提案する、というような実際の営業スタイルを体感し、この会社はこのようなソリューションを持っていて、このような提案の仕方ができるんだ、というイメージがわいた。一方で、関わった社員の方の人数が少なかったので職場の実際の雰囲気などについては感じられず、その点についてはイメージすることができなかった。

少なくとも、選考直結のインターンシップではないので、参加したから内定が確実に出るということはないと思う。また、インターンシップで営業について体験できたものの、少し営業についてのイメージがリアルになっただけで、もともとのイメージとそこまで大差はないためインターンシップに参加したからこそわかりえたことがものすごくある、というわけではない。なので、必ずしも内定が出るとは思わない。

もともとカメラやプリンターのような最終製品の営業に興味があるわけではない状態で参加してその体験をした。ワーク自体は楽しかったものの、やはりそのような営業には大して興味を持つことはできず、志望度は上がらなかった。また、社員の方の雰囲気もいまいちわからず、人が良いから志望度が上がるということもなかった。

先述のとおり、選考直結のインターンシップでは確実にないうえ、人事の方に顔を覚えてもらえるということもほぼないと思う。また、インターンシップで業界や企業への理解がかなり深まるわけではないと思うのでそこまで有利にならないと思った。

新日鐵住金のインターンシップに参加し、目にみえるモノで社会を支える仕事の面白さややりがいを知ることができたことから、メーカーを志望していた。中でも、川上産業として広く様々な業界に関わり社会に貢献できる素材メーカーに興味を持っていた。特に新日鐵住金でのインターンシップの経験から鉄鋼メーカー、新日鐵住金への志望度はかなり高かった。

この企業のインターンシップに参加したことで新日鐵住金、鉄鋼メーカーへの志望度が変わることはなかった。そして、もともとあまり興味のなかった最終製品のメーカーについて、キヤノンマーケティングジャパンで扱っているようなものにはやはりほとんど魅力を感じることができなかったため志望度は下がった。ただし、最終製品といっても種類があると思うので、まだほかにもいろいろ企業は見ていこうと思う。