【エネルギー未来への挑戦】【19卒】東京ガスの夏インターン体験記（理系/技術職）No.910（早稲田大学大学院/男性）（2018/1/30公開）

周りの友人がエントリーしてたのと、自分の専攻に近い内容だったため興味を持った。エントリーシートが通過してから企業を調べてみるとかなり業績が良い会社だと知ったので、ますます興味を持ち参加するに至った。

エントリーシートでは志望動機を聞かれなかったので、学生時代頑張ったことだけをメインで先輩に添削してもらった。

水素・蓄電池の最適利用によるPV出力変動の平準化検討

1週目にやったこと

1日目は品川の会議室で東京ガスの概要について説明していただいた。それ以降は研究所単位で行動した。2~3日目は研究所の見学や、各チームのメンバー紹介や質問タイムに割り当てられた。4~5日目はチームごとの課題を行なった。

2週目にやったこと

2週目は1週目で行なったテーマに関してひたすらエクセルを用いて検討した。半日ほどは実験も行なったが、ほとんどが2人組のグループで話し合いをしながら最適なコストを試算した。
9日目にはチーム内で報告会を行なった。10日目には本社で発表会をした。

チームリーダー/中堅社員/若手社員

なし

パワーポイントで発表するときに、聴衆を向いて話すのは印象がいいということ。
社外秘の情報に関しては取り扱いに注意すること。自前のUSBはさしてはいけないなど独自のルールがあった。

比較的、事業所の見学が少なく、ほとんどの時間をグループ内の作業に充てられたので大変だった。さらに、2人組で進めていったので結構気を使う。検証が上手くいかないと残業し、その後飲み会に参加となると、帰宅する時間が非常に遅くなり体力的に厳しい状況だった。

仮に新規事業に関してシミュレーションを行い結果が出たとしても、チームリーダーがNOといえば降り出しに戻ってしまうため新しい案もなかなか実現されて来ないと感じた。さらに実現されたとしても、その製品をメーカーに依頼し、開発してもらうまでに何年もかかるので、そこにやりがいを見出せるのかどうか、もう少し自分で考えるべきだと感じたので収穫があった。

世の中のエネルギーの動向に関する知識を幅広く知っておくと導入がスムーズに行くかもしれないと感じました。

2週間も同じ部署で研究をしていたので、チーム内の仕事の雰囲気や、昼休み過ごし方、飲み会での雰囲気などを知ることができたので、企業で働くイメージを想像できた。一方で、ジョブローテーションのような制度があり3,4年で多部署に行く可能性があるので、そこで働く自分は想像できないに等しい。

インターン生の合格率は高いらしいが、企業を調べてなかったり、自己分析が足りない場合には落ちる可能性も十分にあると感じた。インターン参加後のフォローアップは特にないのも要因の一つ。しかし、サマーインターンに参加した人だけが、冬のインターンに参加できる権利を持つので内定への可能性は広がる。

上がった理由：技術職ではあったが、コミュニケーションをしっかり取れる人が多いので仕事していて苦痛にはならないと感じた。また勤務地も関東がメインなので、地方に行きたくない私には最高だった。
下がった理由：雰囲気は穏やかであるが意外と残業が多いような気がしている。

一部のメンバーには顔を覚えてもらえるが、それ止まりである。
名刺はもらったので連絡はしやすい状況である。
ただ長い期間業務をこなしたので本選考の志望動機は内容のある回答ができると思われる。
そのため、少し有利になると感じた。

名の知れた大手企業をメインで見ていた。インフラや電機メーカーを志望していた。というのも、業界をよく調べないでインターンに参加しようとしていたので、周りにいる友人に完全に流された形で志望業界が決まってしまっていた。さらに、安定思考が強かったのでインフラや歴史ある会社の大手を中心に見るようになっていた。

この会社がメーカーとは違う業態だということを強調していたこともあり、納得できた。
メーカーは開発製品の一部を担当するスペシャリストを生み出すのに対して、こちらはより俯瞰的にシステムの運用を考えるので幅広い仕事をしたい私には魅力的だった。
大企業といえど、歯車のように活躍するパターンではないと感じた。