業界研究をしっかりと行い、志望理由とキャリアイメージを自分の言葉で話すことが内定への近道だと思います。ガクチカはあくまで人柄を見るために聞いているようです。サークルやアルバイトの経験は、具体的な成果が無くても自分の性格や考え方を示すことができるエピソードを選べば問題ないと思います。加えて、院生であれば当然ながら研究内容を聞かれますし、一定レベルの数理的素養が求められるクオンツであれば尚更深掘りされるのではないかと思います。私の選考では、某メーカーインターンでの技術面接並に詰められました。研究の原理や背景、意義をきちんと理解し、説明できるようにしておくことは必須です。また、3次面接では投資信託ビジネスへの理解はもちろん、機械学習、量子コンピュータの導入による運用手法の変化といった、バイサイドクオンツが直面する現状への意見も求められました。外資就活やその他就活ブログで資産運用業界全般や運用クオンツに関してまとめてあるページがいくつかあったと思うので、そちらを参照しながら答えを考えておくといいと思います。
NAMを第一志望として就職活動を進めたい方は、冬季の5~7dayのインターンに参加されることを強くお勧めします。クオンツであれば、ポートフォリオ構築や論文の実装といった実務に近い業務を体験できるため、ここで業務への適性を見極めることができます。また、社員の方から資産運用業界に関する様々な講義を受ける機会があるため、効果的に業界研究に進めることができます。加えて、私の年はESと1次面接免除がありましたので、次年度以降も何らかの優遇措置が設けられるものと思われます。
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