
マネックス証券株式会社
- Q. あなたは入社1年目の新入社員です。ようやく仕事も覚え、前向きに日々頑張っています。1年先輩のAさんはあなたに仕事を丁寧に教えてくれますが、ちょっとおっちょこちょいなところがあります。上司のBさんは黙々と仕事をするタイプで、ちょっと話しにくいなぁ、とあなたは思っていますが、積極的な部下を高く評価するシビアな人です。あるとき、A先輩に、会社にとって重要な仕事が任されました。それはある新サービスの導入可否を決めるためのレポートをBさんに提出させる仕事でした。あなたは横でAさんの仕事っぷりを見て他人事ながらドキドキして応援していました。ところがAさんは、重要な事実を1つ見落としてレポートを書いてしまいました。しかし提出期限が迫っていたので、Aさんは自分が事実を見落としていたことは認識してはいたのですがそのことを告げずに、そのままBさんにレポートを提出してしまいました。そしてずっと横で見ていたあなたは、この事情を全て知っていたのです。Bさんはレポートの内容を喜び、Aさんを褒め、役員会に新サービスの導入決定を進言する予定です。重要事実を勘案して再考すると、違う結果になるかもしれないのに。さて、あなたはどうしますか。(400)
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A.
Aさんに重要事実の見落としをBさんに告白するように提言します。何故ならば、新サービスの導入が役員会で決定・実行されたとしても、重要事実の見落としによって失敗に終わる可能性が大いにあります。その場合、会社にとって大きな損失となり、その責任はAさんや最終的には上司であ...続きを読む(全398文字)