【生命保険の新たな魅力】【17卒】明治安田生命保険相互会社の夏インターン体験記（コンサルティング営業コース）No.539（学習院大学/女性）（2017/12/14公開）

正直当時はインターンに参加できればどの業界でもいいと思っていたため、そこまでこだわりはなかった。しかし「生命保険の営業＝つらい」というイメージがあったので、それが本当かどうか、またどの程度なのか知りたいと思ったので参加した。

明治安田生命を知ってもらい、若い世代に生命保険に興味をもってもらうための戦略を立案せよ

前半にやったこと

前半は生命保険や会社についてのインプットの講義が多かった。会社のCMや紹介ビデオをいくつか見せられたあと、実務担当者との座談会を行った。社会保障と生命保険のかかわりについてゲーム形式のワークを行った。

後半にやったこと

後半は社員の座談会がたくさん行われた。実際に職場見学に行き、いくつかのフロアを回ってみたあと職種の解説が行われ、最終日には発表を行いフィードバックをもらった。

人事/営業担当の職員

会社のロゴ入り多機能ボールペン

人事から「この班の案はおもしろそうだし画期的だけど、コストの面や実現可能性を考えると採用できない。たしかに奇抜なアイディアも大切だけど、もっと現実的に解決策を考えるべきだ」とフィードバックをもらったこと。

最終日の発表のための準備に時間がかかってしまい、最終日はインターンシップ開始時間より1時間早く集合し、準備をしたときは疲れた。議論に参加しない女子大出身の学生に「この案についてどう思うか」とたずねても、「いいと思う」としか毎回答えてもらえなかったときは、早くこのインターンシップが終わればいいのにと思った。

生命保険のコンサルティング営業の仕事は、企業の社長や社員に会いに行く必要があるため、その人たちのお昼休みや仕事終わりに、その職場に向かわなければならない。そのため帰宅時間も遅くなり、ある営業担当の人は「21時に帰宅すると早い方」と言っていたのが印象的だった。

生命保険の種類や社会保障についての知識が少しでもあれば、実際に保険料を算定するワークやお客さまに保険の提案をするワークについても、より理解しやすいと思った。

社員との座談会のほかにも職場見学をすることができたため。特に職場見学では、営業成績が棒グラフで示されたポスターがいたるところに貼ってあったので、入社したらどのようにノルマと戦うのかある程度想像することができた。

ワーク中に人事に気に入られていた学生は元気で、1人で何でもやってしまうタイプのリーダーシップをもった人だった。また座談会で出会った社員も少し気の強い雰囲気を感じた。1人でなにかをこなすより仲間と協力しながらすすめていくことが好きな、協調性を大切にする私を、そのような人材を求めていない企業は採用せず、私はこの企業から内定はもらえないと思った。

私はできれば残業をしたくなく、19時には会社を退社したいと思っていた。しかし生命保険の営業の仕事は、お客さまの時間に合わせて訪問しなければならないため、19時に帰宅していることは難しいということを社員の話から分かった。たとえ出社時間が遅くなったとしても夜9時過ぎに毎日帰宅する生活はしたくないと思ったため、志望度が下がった。

私が参加したコースは、ほかのセミナーやリクルーターなどには呼んでもらえなかったため、とくに有利になったとは思っていない。

なんとなく金融業界を目指していたが、そのなかでも信託銀行を志望していた。信託の仕事は多岐にわたるため、部署を移動すれば転職をする必要がないこと、また専門性を身につけられることから、もし転職する場合でも転職しやすいと考えていたため。

自分が勝手に悪いイメージをもっている業界でも、すすんで業界研究をすることの大切さを学んだ。就職したくない業界でも、きちんとした根拠や理由を自分の経験から探すことが大切だと思った。このため生命保険会社はあまり受けなかったが、万が一のことに備えて、インターンシップに参加した企業だけ選考を受けた。