【数学力×損保視点で挑戦】【23卒】あいおいニッセイ同和損害保険の冬インターン体験記（文系/アクチュアリーコース）No.25170（非公開/男性）（2022/5/6公開）

アクチュアリーを志望しており、業界研究・企業研究の一環として応募した。WEB開催でのインターンが多い中同インターンは対面形式で開催されるという情報があり、実際にオフィスに訪問して業務体験ができるのが魅力的だったのも理由である。

他社のインターン選考と同様に、自己分析を行い自分の言葉でESを書けるようにした。また数学の問題に解答する必要があるので、基礎的な教養数学の復習を行った。

面接選考はなくESのみでの選考だったので、ガクチカの内容や数学の問題の正解率で選別されたのだと思う。

損害保険やExcelに関する講義/商品開発のグループワークと発表/座談会

講義を実施してから、メインのグループワークとその発表・フィードバックが行われ、最後に座談会があった。

損害保険業界の理解や損保アクチュアリーの業務において重要な視点を学ぶことができた。

健全性と収益性のバランスの取れた損害保険商品を開発する

1日目にやったこと

初めに損害保険やExcelに関する講義を行なった。Excelの研修については基本的な関数を実践するもの。その後にグループワークを行なった。各自にPCが割り振られておりそのPCを使って作業を進めた。

2日目にやったこと

1日目のグループワークの続きを行なった。その後にグループごとに発表して、アクチュアリーの役職者の方からフィードバックをいただく形式だった。最後は複数のアクチュアリー社員や人事部の方との座談会が開催された。

アクチュアリーの社員/人事部の社員

特になし

対面形式ということもありグループワークに関する質問がしやすかった。定性的な議論だけでなく定量的なリスクの評価が重要であるというフィードバックが参考になった。また健全性と収益性はトレードオフの関係にあり、一つの正解があるわけではないとおっしゃっていたのも印象的だった。

答えがあるわけではないので、どうしてこの決定案にしたのかグループ内で論理的に説明できるように理論を組み立てるのに苦労した。また、Excelの関数を多用するので一定のPCスキルや数理的能力が求められる。頭を使うので疲れるが充実したインターンだったと思う。

他社の損保アクチュアリーのインターンに参加しており慣れている学生やExcelの操作に慣れている学生が活躍していた印象がある。とはいえ、どの学生も優秀なので皆が主体的に動けていた。

対面形式でのインターンだったので学生同士で就職活動やアクチュアリー試験に関する情報交換できたのが良かった。また、災害や事故に遭われた方と金銭的に支援するという損害保険会社の使命を社員様が熱く語られていて、同職のやりがいを感じることができた。

Excelの扱いに慣れておくとワークでの負担感が減ったと思う。また基本的な損害保険の仕組みを知っておくと、スムーズにグループワークに臨めると思う。

実際のアクチュアリー業務に沿ったグループワークだったことや、実際にExcelのシミュレーションで数字を動かして保険料やリスクを確認しながら進めるワークだったので、単なる座学よりも同社・同職でどんな業務が行われているのかがはっきりとイメージすることができた。

優秀な学生が多くアクチュアリーの科目を既に合格している学生もいたので、これからもっと勉強しなければ内定を得ることはできないと感じた。同インターンの選考自体もそれほど厳しいものではないので、このインターンに参加できたからといって慢心しないことが大事だと思う。

同社の社員は穏やかな方が多く、座談会でもざっくばらんに質問に答えて下さったので志望度が上がった。インターンを対面形式で開催するにあたっても非常に苦労が多かったと採用担当の社員が仰っていて、学生に対して真剣に向き合ってくださっているのが伝わり志望度が上がった。

インターン参加者限定の座談会等の実施はあったが、特に本選考で優遇されるという話は聞かなかったので有利になるようなことはないと思う。ただ同社の社員と関わる貴重な機会なので、今後の就職活動には大いに役立つと思う。

アクチュアリーを志望していたことは参加前も参加後も同じであった。この時期は特に選択肢を絞るようなことはせず会社の規模に関わらず、生命保険、損害保険、信託銀行など同職に関連する企業を広く志望していた。もともと自分が統計学を勉強していたことから、その知識を活かせるような職業としてアクチュアリーを志望していた。

参加前は生保アクチュアリーを最も志望していたが、同インターンに参加して損保アクチュアリーにも興味を持つようになった。また、同社は損保業界の中でもテレマティクス保険など先進的な商品に力を入れていると講義の中で仰られており、大手に分類される企業でありながら革新的な商品開発に挑戦できる環境はありそうだと感じた。