【消費者視点で創る魅力】【23卒】タリーズコーヒージャパンの冬インターン体験記（文系/店舗運営職）No.26000（非公開/非公開）（2022/5/17公開）

学生時代にアルバイト活動を通じて接客業に興味を持った中で、自分自身コーヒーという商材が好きだった事も相まって、カフェ業界を就職の視野に入れていた。
中でもタリーズコーヒー様は地域活性化をテーマに日本でチェーン展開を拡大しており、地域に根差したカフェ作りの体験というインターンシップ概要に興味を持ったので参加した。

選考は一切無かったので、工夫した事や対策した事は無い。
ただ、インターンに参加する為には企業説明会に参加し、その際に提示された事前課題に取り組んできた学生のみ、インターンに参加出来るという形だった。

地域に根差したコミュニティカフェ活動の新規企画立案型グループワーク

自己紹介→事前課題の発表→グループワーク→成果物発表→フィードバック→質問

消費者の求めるニーズを把握する事の重要性
またヒト、モノ、金という3つの資源をどう効率的に上手く回せるかというマネジメントする立場での考え方

コミュニティーカフェ活動の企画立案

1日目にやったこと

最初に事前課題であった、実際の店舗に訪問して新規企画を検討するという課題について各自発表を行い、その後提示された店舗で企画立案を実現する為のグループワークに取り組み、最終的にはグループ成果物を発表する。のちに担当人事が一人一人に対してフィードバックを行う。

2日目にやったこと

2日目は、取り組んだインターンシップの振り返り＋現場社員との座談会というプログラム構成になっていた。主に現場社員の方に対する質問会が中心であり、2時間という時間の中の大半はこのプログラムが割合を占めていた。

人事部の若手社員

無し

特に印象的だったフィードバックとして、より消費者視点になってイベントの企画内容を検討してみなさいと言って頂けた事。
自分自身がやりたい企画内容と消費者や世の中が求めているニーズが合致する事は殆ど無いという事を学ぶ事が出来たので、とても印象に残っている。

上記にも記述している通り、当日インターンに参加した学生はもう1名だけで、かつその学生が主体的に発言してくれる方では無かった為、グループワークでは最終発表内容を検討するのにとても苦労した。
ワークの制限時間も1時間のみだった中で、事前資料を吟味してほぼ一人で発表内容や成果物の報告発表を行った為、かなりアドリブ力が試されるところがあった。

私以外に当日インターンに参加した学生はもう1名しかおらず、自身のリーダーシップ能力が問われるインターンシップだった。

組織をマネジメントする為に必要な知識や実践スキルを学ぶ事が出来た。
理由として、先述の通りインターン参加者が自身を含めて2名しか居ない中で、当日出題された議題店舗を1時間という制限時間の中で、かつ配布資料のみを頼りに新規企画立案を検討し、発表まで持って行けたからだ。
店舗の利益と顧客満足度の両方を向上させる方法を、地域というビジネスモデルを利用して考察する事の難しさを体感出来た。

経営・マーケティングに関する知見を深めておけば、配布資料の中でより良い企画の発案をする事が出来たのではないかと考えている。

元々学生時代に長年接客業のアルバイトを経験していた為、初期配属が必ず店舗経験になる当企業の店舗運営職は働いているイメージが想像しやすかった。
ただ逆を返せば、あくまで店舗運営という立場止まりでそれ以上の仕事をする事は出来ないだろいというのも想像出来たので、一概に良いとは言えない。

インターン参加時に取り組んだグループワークを通じて、リーダー役から書記役、ファシリテーターから最後の発表までほぼ全て自分一人で行った為。
必ず人事の方に評価されているだろうという自信を持って発表も出来た上、人事の方からのフィードバックも良好だった事も理由の一つとして挙げられる。

僅かではあるが志望度は上がった。
理由としては、「お客様第一主義」という理念を掲げているだけあって、人事の方の対応がとても丁寧で円滑にインターンシップを進行して下さったからだ。
他の大手カフェチェーン企業様のインターンシップにも参加したが、その企業様と比較しても、人柄の良さを実感する事が出来た。

インターンシップ参加者のみ、早期選考の案内＋書類選考と一次面接が免除され、二次面接からのスタートが確約された。また、二次面接の参加時には手書きのES提出が必須である。

志望業界としては食品業界一択で、主に食品卸売（専門商社）、食品メーカーなどを見ていた。
企業名を挙げると、JT、ネスレ日本、伊藤ハムなどが志望企業である。
理由として、私自身学生時代は長年継続してコンビニエンスストアでアルバイトをしており、タバコやコーヒー、加工肉などの商材をお客様に提供する事で、全く知らない他人と人間関係を構築する事が出来た経験から、これらの"人と人を繋ぐ商材"に魅力を感じたからだ。

参加前は、現在取り組んでいる接客業の延長線上に過ぎないだろうという程度の気持ちでインターンシップに臨んだが、実際は店舗をマネジメントする資源管理の難しさ、店舗を運営しながら予算を検討して集客する為のコミュニティカフェ活動を展開する事の大変さを痛感する事が出来た。
ただ実際に参加して学んだのは、職場環境が立地により異なりすぎる為、新卒での配属ガチャの運要素が強すぎると感じた為、私には向いていないという風に感じた。