【17卒】日本たばこ産業の冬インターン体験記（経営企画部）No.264（京都大学大学院/男性）（2017/12/14公開）

大学の先輩で内定者の方がおられて、勧められたから。また、一週間のインターンで報酬も頂けるという事で魅力的だったから。

JTの会社ホームページをよく読み込み会社の歴史を理解することと、会社の中における経営企画室の立ち位置を理解すること。また、大学の先輩に内定者や現場の社員の方がおられたら経営企画室の仕事内容を理解する為に色々質問をしてみる。面接では、自分の考えた事業内容がなぜJTの企業価値を高められるのかについて詳しく聞かれると聞いていたので、その答えはしっかり用意していた。

筆記試験 → 最終面接

自宅で受験できるWEBテスト。論理的思考力を問う一般的なもの。

webテストの難易度はとても低いと聞いていて、対策は不要と思いしなかった。実際に内容は優しかった。

まずはESの深堀から始まる。その後はとても話しやすい雰囲気を作って頂いてフランクに面接が進むが、話している内容を一字一句逃さないようなレベルでパソコンにメモを取られるので、話す内容には自然と慎重になった。

ESで提案した新規事業に関して詳しく説明してください。

JTの現在行っている事業は医薬品、食品、タバコの3つでタバコに関しては国内では独占的に事業を行っているものの、他の2つの事業に関しては、立派な研究機関も持っているにもかかわらず、あまり生かし切れていない。この二つの分野と親和性のある化粧品分野は参入の為の障壁も低く新しく始めやすいと思う。しかし、タバコ会社というイメージの強さから顧客から良いイメージは持たれにくいと思うのでその点を克服する必要がある。

なぜ今回のインターンに興味があるのか

高校大学の部活動の先輩で本当に尊敬できる方が非喫煙者であるにも関わらず、JTに迷わず入社しているのを見て、どのような魅力がある会社なのか知りたかった。時期的にも就職活動が本格化する直前の段階で、ちょうどよかった。また、JTのインターンには各大学のトップ層が集まると噂で聞いていたので、そういう学生と一週間過ごしてみたいと思ったから。

「なぜ報酬付きのインターンを開催するのか、意図を教えてください。」と質問したところ、今JTはタバコに依存した経営になっていて、その点を打開する為に学生の知恵が欲しいと答えられました。インターン中もメンターの方からそういった内容の話を何度かお聞きしました。

JTの企業価値を向上せよ

前半にやったこと

全員でそれぞれの自己紹介。チームに分かれてチームビルディングの作業。JTとはどういう会社なのか理解する為の講義やグループワーク。ファイナンスを理解する為の講義。以上が集中して行われたが、ファイナンスの講義は難しすぎて理解している人は少なかった。

後半にやったこと

基本的にずっとグループワークをそれぞれの部屋で行った。作業中に色々な社員の方がアドバイスをくれる時間があった。メンターの社員の方はほぼずっと一緒に作業を手伝ってくれたり、会社が閉まってからも近くのファミレスで作業を手伝ってくれた。

人事部長/管理職レベルの社員数名/経営企画部社員数名

特典の内容は優勝チームにだけ教えられたようです。

会社全体がタバコ以外の財源に関して悩んでいるという印象を受けた。会社の成り立ちからの性質上、難しい部分なのだなと改めて感じた。半官半民の企業の難しさを感じる事が出来ました。

徹夜での作業もあるので体力的にしんどい事もあるが、限られた時間の中で一定レベル以上の成果物を作成しなければいけないので、時間に対する焦りが大きかった。また、経済学部の学生等は財務諸表の見方等を知っているので、普段こういったものを見慣れていない自分は付いていくのに必死だった。