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協和発酵バイオ株式会社 報酬UP

【微生物の可能性を引き出す】【18卒】協和発酵バイオの研究職の本選考体験記 No.2949(広島大学大学院/男性)(2017/12/6公開)

協和発酵バイオ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒協和発酵バイオ株式会社のレポート

公開日:2017年12月6日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 最終面接
職種
  • 研究職

投稿者

大学
  • 広島大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
  • ヤマサ醬油
入社予定
  • ヤマサ醬油

選考フロー

企業研究

会社がどのような事業を展開しているのか、同業他社との関係性や、国内外での需要環境について意識を強く持つようにしていた。協和発酵バイオは、協和発酵キリンやキリングループ全体のアミノ酸生産を担っており、他社にはない技術力を武器にしていると感じ充分にアピールできるように重点的に情報を集めるようにした。履歴書提出の段階で自分の志望する部署を選択でき、部署ごとに面接の担当者が異なっており、選考プロセスも異なっていたように思う。面接で質問した際に、医薬品担当者の方は他部署に関しては深い知識を持っていなかったため、自分の志望した部署についての知識が十分にあれば大丈夫であると感じた。自身が研究室で行っている研究内容が会社で実際にやられているかどうかという点は、会社側は特に意識されておらず、選考においては一定以上の基礎学力と人柄、会社に入ってからの伸びしろがあるかどうかを基準に選考を行ったと、説明されました。

志望動機

大学で学んだ微生物に魅了され、それらを活かしたものづくりによって人々の色や健康を支え、社会に貢献したいと考え志望しました。御社は化学合成によって生産が困難だった、PAPSをATPの供給・再生系を構築することで安定した生産を実現するなど、微生物や酵素を用いた研究に取り組む姿勢に魅力を感じました。微生物はまだまだ未知の領域が多いですが、それだけ微生物の持つ可能性もすごく大きくて、微生物が潜在的に持っている能力をヒトが制御することで引き出し、人々の健康を支える製品を生み出すことはものすごくやりがいを感じることができると思いました。私自身、今の研究内容がおもしろく大学に残ることも考えましたが、自分の追っている新規の生理活性物質も最終的なゴールは人々に利用されることだと思い、微生物を通じたものづくりに携わりたいと考え志望させていただきました。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
60分
面接官の肩書
総務人事部/精製グループ研究員/培養グループ研究員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

事業内容に対する理解、実際に近い研究を行っていること、また説明がわかりやすく日頃から熱心に取り組んでいることが伝わる点が評価できたと言われました。

面接の雰囲気

技術面接ということで重苦しい雰囲気になると予想していたが、人柄を見るような人事的な面接から始まったため把みは良かったように思う。技術面接が始まると厳しい質問等もあり、雰囲気が一変したが自信を持って話すことができれば大丈夫だと思う。

1次面接で聞かれた質問と回答

当社に興味を持った理由と志望動機は?

自身の研究内容に近い事業を展開されており、大学で学んだ知識やスキルを活かすことができると思い志望しました。また、研究室の先輩が御社で働かれておりさまざまな話を聞くうちに非常に魅力的な会社であることを実感できました。私自身化学が大好きで大学に進学しましたが、大学では生物化学という授業があり、自分は今まで生物について深く学んだことがなかったため自分の知らない化学の分野があることに気づき、微生物について興味を持つことができました。発酵工学過程に進んでからは、極限環境に生育する微生物の多様性に魅力を感じました。御社は微生物を用いたアミノ酸やペプチド、医薬中間体を生産されており、世界中の人々の健康に貢献されており非常に魅力を感じ志望させていただきました。

あなたの長所を教えてください

「やるからには徹底的に」を心がけています。任された仕事は必ず最後までやり遂げます。所属していたサッカーサークルでは主将を務め、チームのために何ができるかを常に考えて行動しました。また、大学院入試では研究との両立が難しく、限られた時間の中で効率よく勉強する必要がありました。そこで、一週間先までの実験計画を立てるようにしました。あらかじめ、その日行う必要がある実験のベースを決めて準備しておくことで、ロスを最小限に抑えることができ、勉強時間をうまく確保することができました。そして、自分がやると決めた勉強計画に対して責任を持ち、研究と試験勉強の両立を徹底的にやり抜くことで、学内一位の成績で合格しました。やるからには徹底的にやろう、という姿勢を意識し自分が決めたことに対して責任を持ち、最大限の努力を継続するようにしています。

2次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生8 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
精製グループ部長/精製グループ課長
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分の研究内容について自信を持って話せていたことが評価できたと言われました。また質問に対する回答とプラスαの情報を与えることができたのが良かったと言われた。

面接の雰囲気

自分の研究内容についてPower Pointを用いたプレゼンを行ったが、研究内容が実際に会社で行われていることに近い内容であったため、相手側の理解も深く、特に重苦しい雰囲気でもなかった。

2次面接で聞かれた質問と回答

自分の研究について簡潔に説明した後に採用予定部署の室長から技術的な質問を受けた。 ex) 微生物から生産された酵素の取得の理由と、精製はどのようにして行ったのか?

KA57-A生合成経路初期において酸化還元酵素をコードする遺伝子azxHによってHexylamineの水酸化が起こり、KA57-Aの生合成が進行していくと考えられています。この酵素の基質認識が非特異的であれば、Hexylamineと炭素鎖の異なるアミンなどを基質として用いることで、最終的に炭素鎖の異なったKA57-Aの構造類似体を取得できるのではないかと考え、AzxHタンパクの取得を試みました。azxHを発現ベクターpET16bに組み込み、大腸菌BL21(DE3) pLysSへ形質転換し発現株を作成しました。その後IPTGによりタンパク誘導を行い、超音波破砕および界面活性剤を用いてタンパク質を抽出し、サンプルをHis-tag精製しました。SDS-PAGEではCBB染色レベルで目的分子量と一致した単一のバンドが確認でき、azxH遺伝子の大量発現を確認しました。今後はin vitroおよびin vivoでの反応系を構築し、KA57-A構造多様化へとつなげていく予定です。

自身の研究がどういった発展に貢献できると考えているか?

KA57-AのQuorum Sensing阻害活性は細菌の毒素生産やバイオフィルム形成を阻害するため、より生理活性の高いKA57-A構造類似体が取得できれば、感染症治療薬への応用が期待できます。さらに、KA57-Aは抗菌活性を持たないため多剤耐性菌の問題も解消できるというメリットもあると考えています。現在では次世代シーケンサーの登場など解析機器の精度が上昇していることで、微生物を用いた医薬品開発も大きく進展してきています。その中でも私が研究対象としているアゾキシ結合の先駆的な解明によって将来的に、有益な生理活性機能を持つ新規化合物のオーダーメイド分子設計など、産業へ応用可能性が広がると考えています。

最終面接 落選

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官5
面接時間
30分
面接官の肩書
取締役員5人
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

役員面接ということもあり、緊張する雰囲気ではあったが人柄をよく理解してくれていたと感じた。これまでの面接過程を考慮してくれているようだが、最終的には自分の配属される部署の取締役員の印象で結果が決まるように思えた。

面接の雰囲気

役員面接ということで重苦しい雰囲気で進行していった。話すにつれて人柄を理解していただき、和やかな雰囲気で進めることができた。

最終面接で聞かれた質問と回答

どうして精製プロセスを志望したのか?

私自身、日頃から微生物を培養し生産された化合物の抽出、精製を行っています。すなわち、培養プロセス、精製プロセスのどちらも選択したいというのが本心でした。一次の技術面接の際には精製プロセスの研究員の現状として化学系の知識を持った人は多いが、生物系のバックグラウンドを持った人は少ないと話されていたことから、精製プロセスには私が活躍できるフィールドが多いのではないかと考え精製プロセスに進むことを決めました。また精製は化合物の純度に大きく影響することから、私が実践していることよりも企業において精製はより重要な視点であり、研究室のスケールではなく工場のスケールで実現することへのやりがいや改善する余地が大きいとも考え志望しました。

あなたが企業選びで重視していることは?

社会人として働く上で自分の仕事に対して誇りを持って働くことを一番大切にしたいと考えています。そのため、就職活動においては企業の事業内容と働く方々の印象を強く意識しています。社会人として自分の役割や行動がどういったカタチで社会に貢献できるのかを意識し、熱意を持って行動することは、自分だけではなく、周りで働く方々にも良い影響を与えることができると考えています。また、事業内容に魅力を感じることができるかという点が企業選びのきっかけとして重要であると思い、御社に興味を持つことができました。入社してから新たなやりがいを発見することもできると思いますので、協調性を持って同じ志で活動することができる社員の方々や社風も大事であると考えています。

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協和発酵バイオの 会社情報

基本データ
会社名 協和発酵バイオ株式会社
フリガナ キョウワハッコウバイオ
設立日 2008年10月
資本金 100億円
従業員数 1,837人
売上高 232億3200万円
決算月 12月
代表者 神埼夕紀
本社所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目6番1号
電話番号 03-5205-7300
URL http://www.kyowahakko-bio.co.jp/
NOKIZAL ID: 1235379

協和発酵バイオの 選考対策

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