【18卒】協和発酵バイオの研究職の2次面接詳細 体験記No.2949(広島大学大学院/男性)(2017/12/6公開)
2018卒の広島大学大学院の先輩が協和発酵バイオ研究職の本選考で受けた2次面接の詳細です。2次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。
2018卒協和発酵バイオ株式会社のレポート
公開日:2017年12月6日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 研究職
投稿者
- 大学
-
- 広島大学大学院
- インターン
-
- 未登録
- 内定先
-
- ヤマサ醬油
- 入社予定
-
- ヤマサ醬油
選考フロー
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生8 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 精製グループ部長/精製グループ課長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。
自分の研究内容について自信を持って話せていたことが評価できたと言われました。また質問に対する回答とプラスαの情報を与えることができたのが良かったと言われた。
面接の雰囲気
自分の研究内容についてPower Pointを用いたプレゼンを行ったが、研究内容が実際に会社で行われていることに近い内容であったため、相手側の理解も深く、特に重苦しい雰囲気でもなかった。
2次面接で聞かれた質問と回答
自分の研究について簡潔に説明した後に採用予定部署の室長から技術的な質問を受けた。 ex) 微生物から生産された酵素の取得の理由と、精製はどのようにして行ったのか?
KA57-A生合成経路初期において酸化還元酵素をコードする遺伝子azxHによってHexylamineの水酸化が起こり、KA57-Aの生合成が進行していくと考えられています。この酵素の基質認識が非特異的であれば、Hexylamineと炭素鎖の異なるアミンなどを基質として用いることで、最終的に炭素鎖の異なったKA57-Aの構造類似体を取得できるのではないかと考え、AzxHタンパクの取得を試みました。azxHを発現ベクターpET16bに組み込み、大腸菌BL21(DE3) pLysSへ形質転換し発現株を作成しました。その後IPTGによりタンパク誘導を行い、超音波破砕および界面活性剤を用いてタンパク質を抽出し、サンプルをHis-tag精製しました。SDS-PAGEではCBB染色レベルで目的分子量と一致した単一のバンドが確認でき、azxH遺伝子の大量発現を確認しました。今後はin vitroおよびin vivoでの反応系を構築し、KA57-A構造多様化へとつなげていく予定です。
自身の研究がどういった発展に貢献できると考えているか?
KA57-AのQuorum Sensing阻害活性は細菌の毒素生産やバイオフィルム形成を阻害するため、より生理活性の高いKA57-A構造類似体が取得できれば、感染症治療薬への応用が期待できます。さらに、KA57-Aは抗菌活性を持たないため多剤耐性菌の問題も解消できるというメリットもあると考えています。現在では次世代シーケンサーの登場など解析機器の精度が上昇していることで、微生物を用いた医薬品開発も大きく進展してきています。その中でも私が研究対象としているアゾキシ結合の先駆的な解明によって将来的に、有益な生理活性機能を持つ新規化合物のオーダーメイド分子設計など、産業へ応用可能性が広がると考えています。
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協和発酵バイオの 会社情報
会社名 | 協和発酵バイオ株式会社 |
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フリガナ | キョウワハッコウバイオ |
設立日 | 2008年10月 |
資本金 | 100億円 |
従業員数 | 1,837人 |
売上高 | 266億2900万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 神埼夕紀 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 |
電話番号 | 03-5205-7300 |
URL | http://www.kyowahakko-bio.co.jp/ |
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