- Q. 志望動機
- A.
協和発酵バイオ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒協和発酵バイオ株式会社のレポート
公開日:2017年12月11日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種名
-
- 技術系 基礎研究コース
投稿者
選考フロー
企業研究
選考前に、機能性開発の研究職志望者に向けた個別説明会が開催されず、(一次面接当日に会社説明はあったが、)基本的にはインターネットを利用して情報収集しました。二次面接前には研究所見学がたっぷりあったので、不明点を社員の方々に直接聞くことでカバーしました。
OB訪問に関しては、選考段階の間が短かったこともありできませんでした。ですので、就活解禁前に行うのがベストだと思います。
・企業の歴史と関連会社について
元々は「協和発酵工業」という名でしたが、現在はキリングループに入っており、他のグループ会社との関係性を知っておくと視野が広がると思います。それを詳しく知るために協和発酵バイオのことだけではなく、取引先だと思われる会社やその業界の現状・仕組みについてもホームページなどから情報収集しました。また、面接や面談の際にそのようなつながりを聞いたことで、現場の声からイメージすることができました。
・企業が力を入れている研究について
この企業が公にしている特許や論文、学会発表を調べることで、現在力を入れている研究もしくは今後の戦略を垣間見ることができました。また、選考を通して「自分が大学で行っている研究テーマ」と「この企業が力を入れている研究」が一致する必要はないと感じました。求めているものは、新しいことへの知的好奇心やそれを実現するための広い視野と柔軟な思考、主体性であると感じました。
志望動機
機能性開発研究を通して、人々の健康に幅広く貢献したいからです。これは私が高校生の時に、祖父母が認知症を発症したことがきっかけです。当時、認知症は治らない病気だと知り、健康を維持するには「日常生活からの予防」が大切であると痛感しました。特に生きていく上で必須である「食」を通した健康維持に興味を抱くようになりました。大学進学の際は、食品の未知なる可能性について研究することができる水産学部を選びました。その後、大学の講義や研究(食の健康機能性)を通して、①健康機能性成分は多く調べられているが、地球上の天然物にはまだまだ大きな可能性が眠っていること。②食品素材が健康機能性を有していれば、川下の加工食品などに幅広く影響を与えられること。③生体内で機能性を発揮する際には、食べる量や食べるタイミング、食べ合わせ、体調、年齢など多くの要因が絡み合っていること。
これら3点を考えるようになりました。そのため、多角的な視点で健康増進の追求がしたいです。貴社は機能性のメカニズム解明はもちろんのこと、消費者の疑問に対して科学的に分かりやすく証明する研究に、どの企業よりも力を入れていると感じています。貴社で働けば、これらの追求と実用化ができると思い、貴社への入社を強く志望しています。特に③に関しては興味が強く、貴社が行っている各領域(運動、アンチエイジング、栄養、脳機能、医療食など)における素材の活用を目指した研究に、幅広い視野と柔軟な思考を活かして関わりたいと考えています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
現在取り組んでいる研究テーマとその内容/学会発表の経験/志望理由/自己PR
ES対策で行ったこと
研究職で出したので、大学で取り組んでいる研究について、専門外の人にも分かりやすく説明できるように整理しました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
就活解禁前からwebテストやSPIの練習問題を繰り返し解き、テストに慣れるように心掛けた。
WEBテストの内容・科目
WEBテスト:正確には覚えていませんが、言語と非言語があったと思います。
この点数が低くても落ちることは無いように感じました。あくまで選考の際の参考程度かと。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事/研究職/研究職
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
大学での研究に関する質問が大半を占めましたが、それに対して、自分の考えや価値観を正しく伝えることが出来たのが大きいと思います。
面接の雰囲気
とても和やかで、こちらの発言に対して大きなリアクションをしてくれるので普段の会話のようで話しやすい。しかし、質問内容は学生の本心を聞き出そうとしているので、うわべだけの知識・考えではその甘さが露呈すると感じた
1次面接で聞かれた質問と回答
「遺伝子組み換えや食品添加物についてどう考えますか」
消費者は食品添加物や遺伝子組み換えに関して良いイメージを持ってないと感じていますし、実際、私の身近(家族など)もそのイメージを持っています。私が思うにこの原因は、消費者にとって「安全と安心は違う」ということだと思います。すなわち、どんなに安全であるとの科学的なデータを示しても、消費者が納得できなければ不安は消えません。そのため、消費者に納得されるために、消費者の不安に寄り添った研究や説明をすること、それを正直に根気強く続けて行くことが必要だと感じています。この添加物や遺伝子組み換えに関してのイメージを根本から変えることができるのは、添加物や遺伝子組み換えの「本質」を理解している研究者だけであると思います。
大学で取り組んでいる研究テーマがあると思いますが、これを選んだ理由を教えてください
私は大学院で「食品成分が有する抗老化作用」について研究しています。高校生の時に、祖父母が認知症を発症した経験から、普段の食を通した健康維持に強い興味がありました。研究室選びの際には、「健康機能性の解明」に取り組んでいる研究室を探していたのですが、幸運にも「食を通した抗老化」について新しく研究体制を構築しようとしている先生に出会いました。私は、このチャンスを逃さないために、何回も先生と意見交換し、自分の想いを先生に伝え続けました。その結果、「食品成分の抗老化作用」についての研究テーマを任せてもらうことができました。現在は、先生にも負けない知識と実験スキルを身に付けて、抗老化作用の解明に取り組んでいます。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事/研究職/研究職
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
鋭い質問や答えにくい質問もありましたが、取り繕うことなく正直に答えたことが大きなポインドだったと思います。
面接の雰囲気
一次面接と同じ面接官もいたので、より深堀りされる質問は多いように感じました。全体的な雰囲気としては和やかでした。
2次面接で聞かれた質問と回答
個人的に挑戦したことがあれば教えてください。
私は、自転車で旅に出ることが趣味なのですが、それについて独りで挑戦したことをお話します。大学3年の時に、帰省の費用を浮かすため「自転車で3月の青森県と福島県を往復」を考案しました。しかし、過去に寒さの厳しい3月の東北で自転車旅をした人がおらず、情報が不足していました。そこで、あらゆるトラブルを想定し、対応できるように入念な準備をした上で実行に移しました。本番中においても、特に「氷点下を下回る寒さ」に対して、行動中こまめに記録した体調や天候を分析し、体温調節や栄養補給を怠らないことで、心身の消耗を防ぎました。この継続により、「暴風雨や大雪」といった悪天候にも負けず6日間で1000km走破できました。
研究活動をする中で困難なことはありましたか?
先月の話なのですが、修論研究で取り組んでいる他大学との共同研究の中間報告として、一か月で約100ページの報告書を書くことになりました。報告書を書いていく過程で、日頃の実験データをきちんと整理できていないことや追加の実験が必要であることを痛感しました。そのため、データの整理や追加実験、共同研究先との意見交換に追われ、報告書を書くペースが上がりませんでした。日頃から考えながら研究しているつもりでしたが、振り返ってみるとまだまだ自分の中に“甘え“があることを再認識しました。今後は、日頃からの積み重ねを疎かにせず、客観的な視点をもって自分を律することで日々成長し、より良い働きができるように取り組んで行きます。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 執行役員×5人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
落ちたので評価されなかったということでしょう。最終面接という場の雰囲気に飲みこまれてしまったのが敗因の1つだと思います。
面接の雰囲気
一次・二次面接とは打って変わって、重い雰囲気の中スタートしました。ただ、役員の方々はしっかりと話を聞いてくれたので、とても話やすかったです。
最終面接で聞かれた質問と回答
研究室生活の中で、成果をあげたことを教えてください。
研究室で過去に3年間失敗が続いた「老化マウスを用いた記憶実験」を改善し、初めて成功に導きました。私が研究室に配属直後は、研究室で失敗の原因が特定できておらず、閉塞感が漂っていました。しかし、この現状を打破するため、課題解決に着手しました。まず、この改良には、豊富な知識を前提とした多角的な視点が必要と考えました。最初に100本以上の関連論文を読んで自分の考えを構築した後、過去の失敗や教授等との意見交換からヒントを得て考えを洗練させました。そして、複数の実験を組み合わせた実験系が必要であると判断しました。そこで、既存の実験の改良と新たな実験の導入を行い、半年間その検証と考察を何度も繰り返すことで実験系を確立しました。その結果、研究室で初めて記憶実験を成功させ、1年に3回の学会発表につながりました。この経験から、『課題解決に向けて常にアンテナを張り、考えながら取り組むこと』の重要性を学びました。
微生物発酵で合成した物質と天然由来物質とを比べた際にどう考えますか?
消費者は「天然由来」というワードに非常に良いイメージを持っていると感じていますし、実際、私の身近(家族など)もそのイメージを持っています。逆に、「合成や微生物発酵」というワードはあまり良いイメージを持たれていないと感じています。
私が思うにこの原因は、消費者が「情報が多すぎて、何を信じて良いか分からないので、よく分からない事に関しては嫌う」という状況に陥ってしまっていることだと思います。すなわち、どんなに安全であるとの科学的なデータを示しても、消費者が納得できなければ不安は消えません。そのため、消費者に納得されるために、消費者の不安に寄り添った研究や説明をすること、それを正直に根気強く続けて行くことが必要だと感じています。
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協和発酵バイオの 会社情報
| 会社名 | 協和発酵バイオ株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | キョウワハッコウバイオ |
| 設立日 | 2008年10月 |
| 資本金 | 100億円 |
| 従業員数 | 1,837人 |
| 売上高 | 213億9500万円 |
| 決算月 | 12月 |
| 代表者 | 深田浩司 |
| 本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 |
| 電話番号 | 03-5205-7300 |
| URL | http://www.kyowahakko-bio.co.jp/ |
