【授業革新の魅力】【18卒】ステップの夏インターン体験記（理系/講師職）No.971（東京理科大学/男性）（2018/1/30公開）

アルバイトで塾の講師を私が行っていたため、講師職として採用を行っているステップが気になったからです。また、実際にインターンシップの中で模擬授業を行えるのが珍しかったので参加しました。基本的に大手の塾のインターンシップにはなるべく参加しようと思ったのも動機の一つです。

インターンシップの応募は長い期間行っていて、エントリーシートで選考されるわけではなかったので、特に対策は行っていませんでした。

オリジナルの授業をつくろう

1日目にやったこと

中学レベルの国数英の小テストを行った後に採点
→各自の希望科目ごとに教室を移動
→問題の解説を聞き、解いた問題の中から自分で解説授業を行う問題を選択
→授業の練習
→発表　→フィードバック

現役講師４人

なし

「生徒に質問をしたとき、返答に時間がかかってもすぐにヒントを出すことはしないでください。」
「指示語の使い過ぎに注意して黒板の内容を説明できるようにしましょう。」
といった内容でした。

普段は個別指導塾でアルバイトをしているので、集団授業の行い方もその要領でできると思っていましたが、予想以上に難しく、多くの改善点を指摘していただきました。チョークの色の使い分け方や、生徒に質問させるタイミング、話す際の分かりやすい言葉遣い、解説の際のアイテムの使用などとても参考になることばかりで多くのものを得ることができました。

ステップの雇用形態についても知ることができたので、有意義なインターンシップとなりました。塾の講師としてアルバイトを行っている人にとって、とても参考になるテクニックばかりで目から鱗の情報も手に入れることができました。インターンの実施中に隣の教室では実際の授業が行われていたので、雰囲気を見ることができるいいチャンスだと思います。

インターンシップでは、授業づくりにフォーカスしているため、労働環境を質問するタイミングが昼食会以外の時間であまりありません。そのため、事前にステップについて疑問に思っている点を調べ上げて積極的に質問できるようにしておくといいと思います。

実際の授業をインターンシップで実施するので、直接働いている環境を体験でき、働く自分の将来像をイメージすることができました。また、塾の講師ということもあり、比較的働いている姿をイメージしやすかったです。一方で、管理職のポジションでの仕事内容については全くイメージできなかったので、インターンの際に質問してみるといいと思います。

インターンシップでは、実際の職業体験の雰囲気が強く、先輩社員の方々も評価シートなどに記入している姿はあまり見受けられなかったため、採用に直結しているということはないと思います。本選考のアンケートでインターンシップに参加したことがありますかという欄が設けられていましたが、話の種にする程度でした。

フィードバックが私の想像以上に質の高いものだったからです。集団授業ならではの指導のポイントや話の進め方などを事細かく指導していただき、とても好印象でした。若干の例外はありますが、基本的に先輩社員の方々は接しやすく、今後働く環境としてはいい環境なのかもしれないと思いました。

選考の際にインターンシップの参加の有無を聞かれましたが、本気でステップに就職しようと考えているならば、インターンシップの参加は当たり前なので採用基準にはならず、落選基準程度にはなるのではないでしょうか。

インターンシップ参加前も教育業界（塾・予備校・教育ＩＣＴなど）に就職しようと考えていました。塾業界ではステップ、臨海、中萬学院、ＴＫＧなどの関東圏で有名な企業に目をつけていました。予備校界ではもちろん河合塾と駿河台学園、ナガセに注目していました。特にナガセはある意味で有名なのでどの程度のものか徹底的に調べ上げていました。

参加後も変わることなく教育業界で就活を進めていこうと思いました。集団授業の講師にはやはり難しさを感じましたが、それ以上にやりがいがあると考えたため、むしろ教育業界一本でやっていこうという意志が強くなりました。塾系のインターンシップに参加することでそれぞれの企業がどんなことに力を入れ、どのような理念でビジネスを行っているのかを比較する視点を養うことができたので参加によるメリットは大きいものになりました。