【学生の人数】3人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事社員【面接の雰囲気】それほど圧迫感は感じなかった。学生側の1人が異常なまでに緊張しており、全体の雰囲気が最後まで締まらなかった。【学生時代に頑張ったことを教えてください。】大学生がコーチとして受験生に帆走し、チャットで学習支援をするアルバイトで、契約更新率向上を目標に掲げました。理由は2つです。まず、朝晩にメッセージを必ず送るなど私なりに精一杯取り組んだにも拘らず、生徒の初月更新率が70%と平均を下回り悔しかったからです。次に、合格祝賀会で生徒とコーチが喜び合う姿を見て、生徒の力になりたい気持ちが強まったからです。具体的な取り組みとしては、まず更新率低迷の原因を探るためにリーダーコーチと私のチャットを比べると、返信速度や量に大きな差がない一方で私よりも生徒との距離が近いことに気づきました。私は親近感を抱いてもらうため、自己開示を意識した雑談を多く取り入れたり、自分の大学生活について手書きコラムで配信したりしました。さらに、こうした施策をコーチ間で共有すれば全体の更新率向上と業務効率化に繋がると考え、月例会で「知恵袋」を提案しました。これは良質な施策を一括保管して必要時に検索して利用できるもので、私は施策の選定を担当しました。同僚に協力を呼びかけ、乗り気でない人には自分の熱意を伝えて説得しつつ8人班を編成し、1ヶ月かけて800名のチャットを分析して実装を実現しました。手書きコラム等の効果で個人の更新率は90%を越え、「知恵袋」は他コーチから好評を頂きました。こうした活動が評価されて月間最優秀コーチ賞に選ばれました。私は向上心を持って試行錯誤する大切さを学びました。【今までで最も辛かった経験はなんですか。】小学生の頃に海外のインターナショナルスクールに通い始めた頃が最も大変でした。当時の私は語学力が全くなかったため、学校に行っても友達とも先生とも話すことができず、ほとんど口を開くことなく帰宅していました。思いつめる私に対して母親は「できないことをやる必要はないけど、できることをコツコツ積み上げることだけは忘れないようにしなさい」という話をしてくれました。私はその言葉を胸に、何を話しているかはわからないけれど、ランチタイムにはクラスメートのテーブルに自分から座りにいったり、休み時間にはサッカーの練習に混ぜてもらったりしました。そうした努力の甲斐があって、次第に周りに溶け込むことができるようになり、楽しい学生生活を送ることができました。当初の自分の辛かった経験を踏まえ、その後に同じ学校に入ってきた日本人に対しては自分が懸け橋となれるように立ち回ることを意識しました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】3人いる学生のうち、1人があまりにも緊張しており何を言っているかわからない状況だったので、自分はとにかく落ち着きを見せることを意識しました。
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