
23卒 本選考ES
技術職
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Q.
あなたの研究テーマは何ですか。また、その研究テーマにどう取り組み、そこから何を得たのか教えてください。 ※その分野に詳しくない人でもわかる説明で教えてください。
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A.
私は「印刷型ウェアラブル塩化物イオンセンサの開発」に取り組んでいます。汗中の塩化物イオン濃度は測定すると熱中症診断に役立ちます。そこで、熱転写印刷により衣服のような布上にイオンセンサを形成し、着るだけで汗中の塩化物イオン濃度を測定できるセンサを作製しました。このセンサの作製にあたり、私はPDCAサイクルを意識し、粘り強く実験に取り組みました。また、作製したセンサを実用化するためには多くの課題があり、特に分泌された汗から「リアルタイム」な体調変化を分析するため、古い汗の除去と新しい汗の供給をおこなう流路の設計を行う必要があります。そこで、他分野である流体力学の知見を深めるために、本や論文で勉強するだけでなく、他の研究室の先生や企業の方と議論をすることで、課題へのアプローチ法を提案することができました。この経験から、粘り強く実験に取り組み、人の意見を柔軟に取り入れることの重要性を学びました 続きを読む
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Q.
あなたがこれまでに直面した困難は何ですか。その困難に対して、あなたはどのように自分で考えて取り組み、どう乗り越えようとしたのかをご自身の言葉で教えてください。
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A.
塾講師のアルバイトです。私の塾では、新人講師が指導などに関する悩みを誰に相談すればいいのかわからず、定着率が低くなるという問題がありました。そこで私は新人講師が働きやすい環境を作りたいと想い、既存講師が新人講師と1対1で面談をしてアドバイスを行うメンター制度を提案しました。この取り組みを既存講師と協力して実施したところ、新人講師の現状を把握することができ、彼らの悩み解消に繋がりました。しかし、中にはこの制度に乗り気ではなくあまり参加しない講師もいました。そこで、あまり乗り気でない講師にも意識づけをするために積極的にコンタクトをとり、自分の思いを伝えるだけでなく、相手の意見もしっかり聞くこと心掛けました。これにより、意思が共有され、乗り気でない講師も少しずつ参加するようになりました。この経験から、自ら周囲に働きかけ、周りとコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことが大切だと思いました。 続きを読む
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Q.
あなたの就職活動の軸を教えてください。
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A.
私は大学の研究を通して、多くの人の生活を豊かで幸せにできるものづくりに挑戦したいと考えています。これを実行するためには、様々なことに挑戦し、技術者として大きく成長することが重要であると考えています。そのため、就職活動の軸として企業を選ぶ上で、やりたい分野や業界などはもちろんですが、その企業に入社したときに技術者として大きく成長できる環境であるかどうかを軸に就職活動を行っています。また、私は研究活動やアルバイトを通じて、積極的に行動すること、知識を得ること、さらに課題が生じた時にいかに柔軟で多様なアプローチ法の提案ができるかが活動の進展において大切であることを学びました。そのため、会社に入ってからも個人の膨大な文献調査はもちろん、研究メンバーや外部との積極的な議論により、自分では考えつかないアイデアや会話を通じた新たな発見をすることで、技術者として成長していきたいと思います。 続きを読む
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Q.
「最も取り組みたい技術分野/業務」において、当社であなたが実現したいことと、その理由を教えてください。
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A.
私は貴社で材料開発に携わりたいです。材料研究・開発は製品の性能を決める根幹であり、性能の良い材料を開発し用いることが優れた製品の実現に必要不可欠であると考えております。実際、現在私は印刷型センサの開発を行っており、最終的にはウェアラブルデバイスとして、身に着けるだけで健康診断が可能なセンサへの応用を目指しています。この研究を通してデバイスの性能向上において材料研究の重要性を学びました。そのため貴社の材料研究に携わることで性能が良くコスト性能も高い材料を開発し、新たな複合機やインクジェットプリンタ製品の誕生に貢献したいです。そのために、貴社で、自主的に知識を得る姿勢と、積極的に他者の意見を聞く姿勢を大切にしたいと考えています。また研究活動で培った粘り強さを武器に、お客様が求める以上の世の中に「まだ無いモノ」をつくり出し、多くの人に豊かさと幸せ、そして笑顔を届ける製品を提供していきたいです。 続きを読む