
23卒 本選考ES
技術職
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Q.
研究(最も打ち込んだこと)の内容をご記入ください。
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A.
汗中に含まれる塩化物イオン濃度は体内の電解質バランスの優れた指標になります。リアルタイムでモニタリングできれば熱中症の予防や病気の診断に役立ちます。そこで、私は誰でも抵抗なく使用できるように衣服にセンサを形成することを考えました。しかし、衣服のような繊維は布表面が粗く、隙間がある構造のため、繊維上に直接電極を印刷するとインクのにじみによる精度の低下が問題点でした。そこで一度平滑な基板にセンサを形成してから熱と圧力をかける転写印刷を用いることで、布上に高精度なセンサを形成することに成功しました。 続きを読む
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Q.
研究(最も打ち込んだこと)の意義・選んだ理由をご記入ください。
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A.
私はより多くの人々の役に立つ研究や「モノづくり」をしたいと考えていたことから本研究に取り組みました。本研究により、直接布上に印刷した場合に比べて4倍、再現性の高いセンサの作製を可能にしました。また、これまでのウェアラブルセンサはセンサと肌が直接触れる構造でした。このため化学物質が肌に触れてしまい、生体親和性に課題がありました。一方、熱転写を用いてセンサを作製すると、肌とセンサの間に布を挟むので化学物質が肌に触れることなく測定できるようになりました。これにより、より安心して使用することができます。 続きを読む
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Q.
研究(最も打ち込んだこと)から学んだことをご記入ください。
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A.
課題への取り組み方を学びました。今までは一人で学ぶことが多かったのですが、研究では自分一人では解決できない壁にぶつかることもありました。特にセンサの形成方法は論文を読んでも解決方法がわからず、悩みました。そこで先生と議論を重ね、課題解決に向けて一緒に考え、企業の方と話し合う場をつくっていただきました。その結果、転写印刷という新たな技法により課題を解決することができました。この経験から、自分から課題解決に向けて主体的に行動を起こすことと先生などの周りの意見を取り入れることの重要性を学びました。 続きを読む
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Q.
研究(最も打ち込んだこと)を外部に発表した経験(学会・学術誌など)があればご記入ください。
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A.
これまでに国際学会1件、国内学会3件で発表をさせていただきました。学会発表を通じて専門家の方たちと議論させていただき、自分では気づくことができなかったことに気づく機会になりました。また、論理的に専門分野の違う方にもわかるように論理的にプレゼンするスキルを身に着けました。最も印象に残っているのは、国際学会はオンラインでしたが、英語で研究内容を説明するという貴重な経験をさせていただきました。 続きを読む
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Q.
なぜルネサスを選んだのですか。理由をご記入ください。
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A.
私は半導体にかかわることで、世界中のお客様の生活を支えるものづくりをしたいと考えています。マイコン分野において世界最高峰の技術を持ち、IoTに力を入れている貴社であれば実現できると考えたため興味を持ちました。半導体はこれからの新技術の発展には欠かせない存在であり、そこで貴社の半導体製品はあらゆるものに使用されていくと思います。もし、貴社のIoT事業に携わることができれば自分の成果が様々な商品に使われ、世界の人々に便利な生活を提供できると考えられます。世界を舞台に競争し、新しい技術開発に挑戦し続ける貴社であれば、ものづくりの最先端で活躍でき、お客様の生活を支えることができると考え志望します。 続きを読む
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Q.
Renesas Cultureよりあなたの強みと合致する要素をひとつ選び、その強みを発揮して成し遂げた経験について、教えてください。
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A.
Innovativeです。私のアルバイト先の学習塾では新人講師が指導に関する悩みを誰に相談すればいいのかわらず、新人講師の定着率が低くなるという問題がありました。そこで私は新人講師が働きやすい環境を作りたいと想い、既存講師とミーティングを行い、週に1度既存講師が新人講師と1対1で面談をして、自分の経験をもとにアドバイスを行う「メンター制度」を提案しました。この制度を既存講師と協力して実施したところ、新人講師の現状を把握することができ、彼らの悩み解消に繋がりました。その結果、新人講師の定着率が向上し、彼らの指導の質も改善されました。貴社で課題を前にした際にも解決のため主体的に動きます。 続きを読む