【20卒】バリューマネジメントの夏インターン体験記（文系/コミュニケーション技術集中マスターコース）No.7750（法政大学/男性）（2019/10/10公開）

インターンの目的通り、コミュニケーション理論を習得することができる。理論について説明した後、実際に実践するというような形で進んでいくため、頭で理解しやすいだけでなく、身体でも覚えられるのではないか。また、インターン参加後に課題を提出すれば、その理論をまとめた資料も頂けるため、初めて習う人にとっては目から鱗かもしれない。

特に準備しておくことはない。なんなら企業研究も必要ない。ただし、気持ちの面で、他の学生と積極的に交流しなければならないという意識をもつことは重要だと考える。

今回のインターンはバリューマネジメントそのものや事業などの説明が行われず、実際の業務内容の体験をするといったことなども行われなかった。そのため、自分がこの企業に入社して働いている姿を想像することは容易ではない。しかし、人事の方は企業にどんな人が多いかなどの説明はしていたので、多少の感覚をつかむことはできるかもしれない。

インターン中においてそれほど積極的に発言したり、他の学生と交流をもたなかったために、人事からの評価は低いと考えるから。非常にアグレッシブに行動する学生も多数いたので、そういった学生に対して人事からの評価は高いと感じる。また、インターン後の課題提出を締切ギリギリに提出したため、意欲も低いと捉えられた可能性がある。

このインターンの目的がコミュニケーション能力に着目しているがゆえに、バリューマネジメント自体の理解を深めることには繋がらなかったため、志望度が上がることはなかった。ただし、この企業は就職活動を始めたばかりの学生に対して、何らかのヒントを与えようとする姿勢をもつ企業であるという点では、素晴らしいと感じる。

インターンに参加した学生に対しては、他のセミナーや早期選考の案内が優先的に伝達される。さらに、インターンにおいて積極的に発言したり、インターン後の課題でそれ相応の評価を人事から頂ければ、人事に目をつけられる可能性が高い。インターン中の人事は、優秀な学生を見つけようとする気持ちが強いように感じられた。

インターン参加後は、インターンで理解したことやこれからに活かせることなどを記載するように求められる。それなりに設問も多く、記載する量も多いので時間を要する。強制ではないため、必ずやる必要はない。人事に提出し、合格をもらえれば、インターンで教えて頂いた内容の資料を頂ける。

まだまだあやふやだったが、メーカーや建設、不動産あたりを志望していた。少なからず、バリューマネジメントのようなサービス業界を志望はしていなかった。また、明確に受験する企業の選定は行っていなかった。これからインターンの参加や、企業研究、自己分析を進めていくうちに自分が本当に受検したい企業が現れてくると考えていた。

このインターンの参加が、自分の志望企業や志望業界に対して変化を及ぼすことはなかった。しかしながら、このインターンで学んだコミュニケーション理論を就職活動戦線において、ある程度役立ったなと感じた。就職活動に限らず、これから働いていくうえでも非常に役立つはずだし、さらに広い視点で考えると、他者との関係構築でもある程度役立つと思う。