
18卒 本選考ES
総合職

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Q.
研究概要
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A.
抗体医薬の問題点はその医療費が極めて高額であることです。抗体医薬の精製工程でかかる膨大な費用がそれを招いていることから、私は抗体医薬の精製に用いられる吸着剤の高性能化に向けた研究を行っています。 吸着剤の高性能化を実現する上では、吸着剤内の吸着挙動を把握することが重要です。私は、細胞の蛍光断面観察に用いられる共焦点レーザー走査顕微鏡と数値シミュレーションを応用することで、吸着剤の拡散・吸着挙動を評価しています。研究を進める中で、従来の概念とは異なる吸着挙動を確認しました。これを説明することに私は勿論、教授も頭を悩ませていました。私は既成概念に囚われない考察を意識し、これまで当然だと認識していた「吸着速度定数は一様である」ことを疑いました。速度の遅い吸着を提議し、確かめたことが吸着性向上のための課題提示にも繋がり、自らのアイデアが実証される「研究の醍醐味」を体感することが出来ました。 続きを読む
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Q.
長所
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A.
私の長所は洞察力に長けているところです。 予備校でのアルバイトでは、「生徒たちが何に悩んでいるか」「彼らはどこに躓いて理解が追い付いていないのか」など問題の原因を明らかにすることが求められました。また「何の為に勉強をするのか」「勉強することが正しいのか」など学習の本質を問われる機会も多くありました。そうした中で物事を注意深く観察し、その本質を見極める力が身についていきました。新しく開校した校舎のリーダーを任されて働くなかでは、生徒数も少ない中で「どこよりも一人ひとりに親身な指導」を目標に、生徒の特徴や個性を考慮したアプローチから学力向上を目指しました。そこでも私の強みを最大限生かし、最下位だった校舎成績を年間1位に押し上げました。 続きを読む
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Q.
弊社でどのようなことを実現したいですか?
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A.
私は大学で培った化学の知識をもとに、研究によって生み出された技術を「製品」という形で世に送り出し、人々の暮らしを豊かにしたいと考えています。そこで、貴社に入社後は、解析・評価の仕事に就きたいと考えています。安定かつ高品質な製品を生むための分析評価、またそうした評価方法の確立をすることで、貴社の研究活動・生産活動を支えたいです。貴社の製品や貴社の素材を用いた製品を世の中に広く普及させ、新しい価値の創造を実現していきたいと考えています。これらの仕事には大きな困難が伴うこともあると思いますが、「新しい価値の創造を通じて世界の発展に貢献する」という信念のもと、粘り強く最後までやり遂げたいです。 続きを読む