【新素材研究に挑戦】【20卒】レンゴーの夏インターン体験記（理系/研究開発コース）No.3874（兵庫県立大学大学院/男性）（2018/10/15公開）

日常的に利用しているダンボールのトップシェア企業とのことで興味を持った。また、研究所が関西にあり、関西で研究職が可能であり、新素材研究とダンボール以外の商材にも力を入れているようだったので応募、参加してみた。

ESのみの選考だったので特別な対策はしていないが、日頃使うダンボールにどのようなものがあるかチェックするようにはなった。

基礎分析研究、ダンボールの製品分析

1日目にやったこと

包装、製紙業界についての講義、企業の事業内容の説明、入社6年目の先輩社員の仕事説明、先輩社員との座談会、研究所内の見学、二日目のグループワークに向けた説明とミニ業務体験

2日目にやったこと

前日に説明があった三つのグループワークを各グループが一つずつ業務を体験する。前もって、グループ分けされており、ESや専攻を加味されている模様だった。昼からは業務体験の続きを行い、グループでパワーポイントの作成、発表があった。

人事部

なし

基本的にプラスの面しかフェードバックはなく、1日だけの業務なのでコメントできる点も少なかったと思う。発表の結果よりグループワークの取り組みをよく見ていただいてたと思う。

思った以上にグループワークのパワーポイント制作の時間がなかった。普通のスライドは作成できたが自分を含めた班員はもっと凝ったものにしたかったのだが割愛せざる得なかった。発表練習の時間も取れなかったのであまり締まりのない発表になってしまったのではないかと感じた。

日常生活ではあまり触れない企業に立ち入れたこと、特にダンボールだけと思っていたが紙器等も手がけており、非常に安定した事業だと思った。また研究所内にも立ち入ることができ、大学と企業の研究のやり方の違いも知ることができ、研究職でも営業を行う部署があるとことも知れた。

普段はMacしか使わずWindowsには慣れていなく、会社のパソコンの扱い方に苦労したので、ある程度パソコンは使える必要があったと思う。

企業の研究はかなり利益主義の研究をかなりのスピードでしていると想像していたが、実際は違い、しっかり将来を見据えている研究だったので、現在自分が行っている研究と見据えるものが似ていた点。また新素材も様々な用途が期待されており、研究職でも自社製品も売り込みに営業の業務が行えることがイメージできた。

特にアナウンスはなく、早期選考等もないように感じたので、あくまで業界研究のためのインターンシップであるように感じた。しかし、得られた情報はかなりニッチな情報が多く、ES等を充実させるためにはかなり良い情報が知れ、一般常識的にも良い体験であった。

非常に充実したインターンシップであることは間違いないが、想像したより効率的な研究をしているかと言われればそれはノーであり、いたって普通の研究所であり、あくまで想像の範疇での研究業務のように感じた。なので、志望度は上がったり下がったりはせず、期待通りだった。

今後の予定は冬に同様のインターンシップがあるみたいだが、しっかりとしたアナウンスはなく、もちろん選考等には触れていないので特に有利不利になるという感じではなかった。

特に決まった業界を志望しているわけではなく、医薬業界、化学業界、繊維業界、食品業界を漠然と考えていた。しかし、英語教育がしっかりしていて、海外転勤のチャンスや出張がある企業、特定の技術ではなく、幅広くの業界に通用するような技術が学べるような企業を志望している。社会の表舞台で活躍するよりかは影の立役者的な業務をする企業を志望している。

必ずしも研究職が大学よりも革新的な研究をしているのではなく、地道な作業は大学とは変わらないと感じた。しかし、大学の研究よりも社会にとって優位性の高い研究をしており、世に出回って活躍し、製品化、技術化されていく研究であることは間違いないので、今後、様々な企業の研究職を調べていく必要があることが学べた。