日本放送協会の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2016卒日本放送協会のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2016年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
日本放送協会は採用説明会以外にも様々な説明会や見学会を業務別に行っていたので、より現場の社員や仕事内容を深く知ることができるので参加した方がよい。また日本放送協会には民放と違って、技術研究所がある。技術研究所は毎年公開していて、就活イベントとしても開催しているが、一般公開もされているのでいつでも参加は可能。テレビの技術を体験することができ、現在どのような取り組みをしているかを知れる貴重な機会なので行った方がよい。
志望動機
NHKでは「双方向クイズ 天下統一」など視聴者参加型の番組を放送しており、私もこのような双方向性のあるコンテンツを多くの方と共に楽しみながら創りあげていきたいと考えております。また、技術研究所の見学ツアーやデジタルコンテンツ勉強会に参加させていただき、民放では取り組まれていない将来のテレビ技術の企画や開発に携われること、そして座談会などで社員の方々が仕事に対して真剣かつ楽しく話す姿に魅力を感じました。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 不明
- 通知方法
- 不明
- 通知期間
- 不明
選考形式
筆記試験
選考の具体的な内容
数学、物理、情報などの問題を10題、作文はお題が「リセット」。800字60分
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- ベテランの技術
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の手元のESにはいくつもマーカーでラインがひかれてあり、聞きたいことはあらかじめ決まっているようであった。見られているのは正直に答えているのかどうかや雰囲気などの部分だと思う。深堀りはされることがなかったがESの内容はおさらいして面接にのぞむ方がよい。また他のテレビ局に比べ、人柄を聞いてくる質問は多いと思った。
面接の雰囲気
ブースについて最初に言われた言葉が「今日は暑いなかよく来てくれたね」だったので、非常に和やかな雰囲気だった。基本的にESに沿って質問をしてくる。一つ一つの質問であまり深くは聞かれなかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
NHKのイメージは?
NHKのイメージは日本の放送局をリードしているイメージです。これは特に技術的な部分で感じ、技術研究所があり、就職活動を通して様々なテレビの技術を知りましたが民放ではまだ取り組まれていないような8K映像やハイブリッドキャストのコンテンツ、多視点アングルなど様々な技術を知りました。将来の放送技術に対しての知見が広がり、放送技術の最先端を進んでいると感じました。また支局が全国にあり、視聴者にどこよりも早く情報を伝達する連携が取れていると思っています。
NHKの番組でなに見てる?
「NHKは正直あまり視聴している番組は少ないですが、高校野球は毎年、春夏両方観ております。特にスポーツは全般好きなので、大学ラグビーやバスケットボール中継なども観ております。またNHKのアニメは小さい頃よく見ていたので、現在も再放送などで時々ですが番組表で見つけたときは視聴しております。気になる人物が特集される回であれば、プロフェッショナルはとても興味深くおもしろいです。」NHKは普段ほとんど見ていないので、正直に答えた。
2次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事と技術のベテラン
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
2次面接は2回面接があり両方の評価をあわせての評価だと思うが、両方ともESの内容より人間性やNHKで取り組みたいことを質問してきた。NHKでどのような取り組みがしたいかやNHKで活躍してくれる人材かを見ていると思う。通過連絡をしてきたときにフィードバックでそのような言葉を頂いたのでそのようなところを評価していると思う。
面接の雰囲気
1次面接同様に今日の天気の話をされたので、圧迫感は最初から感じられなかった。面接は20分の面接をしたあとに一度待たされてまた次のブースという形だった。次の面接ブースではさっきの面接どうだったなどと最初に聞かれたので、2回ともリラックスして質問に答えられた。
2次面接で聞かれた質問と回答
NHKのいいところは何だと思う?
NHKのいいところは技術的な視点から思うことは、技術研究所があり、将来の放送技術を担っている点だと思います。そしてその新たな技術や取り組みをチャレンジできる環境があるところだと思います。また全国に中継局があり、常に報道や全国の視聴者に最新の情報を届けられるところもNHKの良いところだと思います。
情報技術者の資格はテレビの技術に活かせると思う?
テレビの技術で情報技術者の資格は番組と連動したアプリ開発などでも活かせると思います。またビッグデータは扱って番組情報の解析など様々な取り組みが情報分野からもできると思うので、情報系の資格も今後に活かせると思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員/人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
いまの内定先より何でNHKなのかを聞かれたので、本当に内定を出したら来てくれるのかを見られていたと思う。2次面接までの評価で最終面接に呼ばれる日程も違うと思われるが、最終面接では今まで聞かれた質問よりも、いまどういう生活をしているかなど、ESに書いてないことの方が多く聞かれた。最終面接よりも1次,2次面接で良い評価を得ることがより最終で通過する確率が高くなると思われる。
面接の雰囲気
1次,2次面接と比べたら和やかな面接ではなかったが、面接前に最上階の会議室で他の学生とリラックスする時間や面接前に担当人事の方が緊張をほぐしてくれる。面接もESの内容に少し触れるが、やはり人間性や過去にどのような経験をしてきたかも聞かれる。
最終面接で聞かれた質問と回答
NHKでやりたいことは?
私は人の心を動かすコンテンツ制作や開発に携わりたいと考えております。視聴者がリアルタイムで番組に参加できるシステムを創り、多くの人が繋がることのできる番組を創りたいです。そして、大勢の人が同時に盛り上がる最大のコンテンツはスポーツだと考えております。ハイブリッドキャストなどを用いて欲しい情報が観ながら手に入るシステムと融合し、オリンピックなどの大きなスポーツイベントでより便利で楽しめる番組を視聴者に届けたいです。
将来は番組制作がやりたいの?それとも技術開発がやりたいの?
いまの段階では番組制作も技術開発も両方やりたいと思っています。視聴者に自分の作った番組を届け、楽しませたいという気持ちもありますが、将来の放送技術でより便利なシステムや取り組みに自分が携わりたいという気持ちもあります。まだ働いていないので、どのような取り組みができるかは分からないですが、技術者として視聴者がより楽しめるようなコンテンツを作るという気持ちはどの仕事に取り組んでいても一緒だと思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
いま内定している企業かNHKの2択だったので、内定先は断ってと言われた。
内定に必要なことは何だと思うか
いろいろな説明会を開催していたが、それぞれの参加状況なども手元の資料にあったので、少しでも多く参加している方が志望度が高いと思ってもらえる。あとは現在の放送技術への取り組みを調べておくことは必要だと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
選考時期が遅いため志望度の高さは影響してくると思う。また、面接では志望理由を全然聞かれなかったので、人間性やどのような経験をしてきたかなどが評価基準になると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
筆記試験の問題は大学レベルの問題もあり、専門が違うと解けない問題もある。けれど解ける範囲でしっかり答えていれば、部分点もあるので問題はないと思う。作文もとにかく文字を埋めれるよう頑張ること。面接でNHKでどのようなことに取り組みたいかを伝えることが一番大事。
日本放送協会の選考体験記
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日本放送協会の 会社情報
会社名 | 日本放送協会 |
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フリガナ | ニッポンホウソウキョウカイ |
設立日 | 1950年6月 |
資本金 | 1億6337万5000円 |
従業員数 | 10,333人 |
売上高 | 7485億4300万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 前田晃伸 |
本社所在地 | 〒150-0041 東京都渋谷区神南2丁目2番1号 |
電話番号 | 0570-00-3434 |
URL | http://www.nhk.or.jp |
採用URL | https://www.nhk.or.jp/saiyo/ |