21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
職業として大学職員を選ぶ理由、中でもなぜ本学を志望されるのかお書きください。
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A.
学生たちの成長を見守りながら、シナジーを生むような大学運営に携わりたい。何故なら、「Waseda Vision 150」における「学問の活用」を基盤とした“世界に貢献する人間力”を育成する方針に共感し、学生時代に体感した自由闊達な校風に惹かれているからだ。そのため、次期社会人としての知性と感性を育む段階にある若者を、豊富なリソースで支え、未開拓の課題に向き合う姿勢や、興味を持った物事に取り組む意欲を応援したい。私は学外で「とびらプロジェクト」と呼ばれるアートボランティアに参画している。中でも印象深かったのは、親子向け鑑賞イベントでの光景だ。「この女の人はどうして悲しそうなのかな」と絵画を凝視したり、「外壁の煉瓦を見てどんな気持ちになる?」と周りの同級生と自由に議論する子どもたちの姿。大学2年次まで受講していた教職課程では対応しきれないような、答えのない沢山の問いが溢れ出ていた。誰かが求める答えに従うのではなく、集った仲間同士で合意形成を図りながら独自の解釈を進める。その状況は、大学講義での和気藹々としたディスカッション風景にも重なって見えた。この経験から、他者の意見に寛容になり、小さな疑問を大きなアイデアへと成長させる機会をより多くの学生に提供し、人間的力量の向上へとつなげたい(例①Visual Thinking Strategyを活用した留学生との交流②企業と提携したイノベーションラボの設置③貴学卒業生とのオープンセッションの場を創設)。また、政治経済学部の卒入学アルバイトと早稲田祭運営での経験を通して、現在の“早稲田”を支える人材の魅力を体感した。これからの貴学がグレードアップしていく過程に私も貢献したい。 続きを読む
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Q.
自己PRをお書きください。
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A.
《傾聴力・相手に寄り添う意識》約2年半、駅ナカ雑貨店での接客アルバイトに尽力した。当初はお客様からの要望に狼狽えるばかりだった私。「早くしてよ」と指摘を受けるのは日常茶飯事。金銭面でのミスを0にしようとするあまり、依頼されたギフトラッピングや試着室の案内までスローテンポになってしまう。中には「この不良品、あなたのせいよ!」と根拠のない返品対応に追われることも。相手の要求に適切に応じられない自身の未熟さに納得がいかず、店員としての在り方を変えようと決意した。その過程では、家族や友人に率直なアドバイスを求めた。また、つぶさに観察した同僚の振る舞いや他店での接客事例も参考にした。その結果、「困りごとや悩みが無いかをお客様に伺い、共に解決する姿勢」に改めた。冬のある日、ギフト選びに迷う女性を発見。贈り相手の年代や普段着の色味などを聞き出し、その方の生活に馴染みやすいと推測した商品を複数ご提案した。購入後の「またお願いするかも」という言葉が胸に沁みた。接客で培った「一人一人の言葉を真摯に受け止め、それに応じた課題解決を実践する力」を職員として発揮したい。 《チームを支える参謀》学園祭実行委員として、ポスターや立て看板などの広報物デザインを担当した。大量の制作依頼に応えるのはたったの9人。直前期にはメンバーが疲弊し、タスクの無言放置が頻発。そんな中、皆の鬱憤を発散する場として、ミーティング終わりの飲み会やボーリング会を企画。気分転換の後は「明日からも頑張ろう!」と、仕事分担の再確認を全体に促した。仲間の気持ちに寄り添い、さり気ない舵取り役としてチームに貢献できた。 続きを読む
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Q.
大学生活で特に力を入れた点についてお聞かせください。
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A.
《読書マラソン》大学生協が主催する“読書推進運動”、通称「読書マラソン」にエントリーしたのは新入生の頃でした。幼少期から身近な存在だった本。大学入学を機に、漠然と読み続けるのではなく、明確な数値目標と共に「人文知」を養いたいと考えました。また、読書の面白さを独り占めせず、見知らぬ誰かにも個々の作品の魅力を届けたいと思うようになりました。書評めいた感想をコメントカードに記し、書籍担当の女性へ提出を繰り返す日々。1年半ほどで100冊を突破したとき、彼女は心底驚かれた様子で「引き続き頑張ってください」と声をかけて下さいました。並行する形で応募していた「コメント大賞」では、一昨年の年末に理事長賞を受賞することができ、まさに「継続は力なり」を実感しました。 《資格関連講義》専攻している心理学以外にも、人々の文化享受を支える場づくりに関心があったため、博物館学芸員と図書館司書に関する講義を受講していました。 続きを読む