【教育事業の本質を体感】【21卒】さなるの夏インターン体験記（文系/総合職）No.7434（名古屋外国語大学/女性）（2019/10/9公開）

初めてのインターンシップだったので、塾という通ったことがあるコンテンツの会社に決めました。最寄り駅沿線からすぐという場所での開催だったこともあり、開催地に足を運びやすかったというのも参加した理由の一つです。

今回のインターンに選考はなく、先着順での参加だったのですが、企業のホームページや動画には一通り目を通しました。

『教育事業の本質を学ぶ』インターンシップ

1日目にやったこと

前半は教育業界の全体説明、その中で自社がどのような立ち位置にいるか、という会社説明。中盤では教材開発と教育者としてのケーススタディ2つを各グループ3～5名で実施。それらを全員の前で代表者が発表し、コメントを貰うという流れ。後半は人生そのものを考えるセミナー。

人事部の社員

なし

「保護者は塾に子供の勉強へのやる気を引き出してくれることを求めて、子供はなかなかやる気が出ないことを悩んでいる」というコメントにはっとさせられた。どちらの立場に立つかで目線が変わることを言い当てられた。

実際にこれまで読んできたような歴史漫画や使ってきた教材一つをとっても、どのような子供に向けて、どんな工夫を凝らせばヒットを飛ばせるかという観点で見るととても難しかった。また、学生内での経験の差なども浮き彫りになり、様々な意見を集約して一つの案にするのは難儀だった。

塾に通った経験はあれど、それらがどのようなビジネスモデルで運営されているかは全く知らなかったため、教育業界全体の業界研究に一役買ってもらえたのは有り難かった。また、「課題解決の糸口を自社サービスを通じて提供する」というどの業界にも応用できるマインドを学べたのが貴重だった。

教育業界や塾の規模感。また、幼少期に使っていた塾の教材などがあれば目を通しておくとより良いと思った。

教材開発のケーススタディでは色々ディスカッションして一つのものにしていったのだが、実際の企画立案でも同じような手順を踏み、そのアイディアを思いついた人がリーダーとなってプロジェクトを進めていくといった点ではかなり近い形でワークが出来たのではと思う。

インターンシップの参加学生を見る限り、「過去に自分も生徒として通っていた人」や「教職課程を受講している人」とその他の学生とでは、振る舞いへの熱の入り方が全く異なっていた。人事の社員も熱意が大切だと仰っていたが、私は後者のため、あまり優遇されないのではと感じた。

志望度が上がった理由は、これまでマスコミ業界かスポーツ業界にしか興味がなかったものの、こういった教育業界は今後動かせるお金の額が上がっていくという見込みを聞いて納得したため。また、教育塾といっても教材開発や出版部門など業務が多岐にわたっているのも魅力だと感じた。

インターンシップ参加者のみを対象に、秋以降のシークレットセミナーが開催されるとのこと。後々メールでの案内が届くと言っていた。また、参加者の中には複数回インターンシップに参加しているとの学生もおり、しっかり名前と顔を覚えられていたのも印象的だった。

小さい頃からプロ野球チームの球団スタッフになるという夢があったため、本命はプロスポーツ業界だった。しかし新卒採用では厳しい一面もあり、ブランド名がキャリアにおいて有効なステップとなるような大手企業（業界は問わない）に就職してから数年後にノウハウを身につけた上で転職、といった段階を踏もうと思っていた。

教育業界とスポーツ業界はあまりにもかけ離れているなと感じたが、今回のインターン先は東海地方で有数の教育塾、また業界内での評価も高いことから、東海地方で就職するならばファーストステップとしては有効かもしれないと思った。しかしどの部門に配属されるかで労働条件も大きく変わってくるため、ギャンブル感があるなとも実感した。