【魅力とコミュニケーション】【21卒】リゾートトラストの夏インターン体験記（文系/営業職コース）No.7443（名古屋外国語大学/女性）（2019/10/9公開）

外国語を専攻していることもあり、現大学の卒業生はホテル業界への就職が全体の三割ほどを占めていることを聞いた。あまり興味はなかったのだが、ものは試しにとホテル、それも会員制というセレブ御用達のようなところを選んだ。

先着順での参加のため、選考はなかった。スーツでの参加とのことで、それらをクリーニングに出しに行ったことくらいしか準備はしていない。

営業職体験

1日目にやったこと

営業職、という大枠の職種説明ののちに企業説明。そして実際に営業マンになりきってホテルの会員権を売る、というロールプレイを行った。そして最後に就活全体のアドバイスと身だしなみチェックで幕を閉じた。

人事部の社員

なし

チェックシートで様々な項目を5段階評価とその理由を一言、という形でフィードバックをもらったのだが、相手を単なるお客様としてみるのではなく人間として何処まで興味を持てるかが勝負だ、と書かれていたこと。

会員権、という高額かつ実態のないものを売る為に、どのようなアプローチをしていくかがとても大変だった。会員権そのものの魅力をまず自分が理解した上で、相手が何を求めているか、潜在的なニーズをきちんと捉えるためのコミュニケーションを取ることが難しかった。

恐らく今回のインターンシップに参加していなければ、会員制ホテルという業種自体知らなかっただろうし、ホテル業界への就職を1ミリも考えなかったと思う。
また、学生が奇数人だったため、私だけ人事部の社員とロールプレイを出来たのだが、社会人から見た評価を直接得られたのは大きな成果だった。

事業内容やホテルのサービス内容をホームページ上での情報だけでも見ておけば、また違った魅力を紹介するというアプローチが出来たかもしれない。

実際の顧客データを少し改ざんしたものでロールプレイをしたため、非常にリアルに仕事内容を想像できた。プロスポーツ選手や社長など、各界のトップに立っているような人々が取引先となるため、自分自身を磨くことのできるキャリアとなりそうだと強く実感した。

インターンを担当していた人事部の社員も言っていたが、「上昇志向の人」と「向上心のある人」をかなり強く求めていると感じたから。また、営業職に限ったことかもしれないが、些細なことに「なぜ？」と疑問を持ち、より深く探求していけるコミュニケーション能力の高さを求められているため。

志望度が上がった理由は、給料の良さと数々の大金持ちに会えるというなかなか出来ない体験が日常になることへの興味関心が湧いたため。また、「上昇志向の人」と「向上心のある人」をかなり強く求めているため、それ相応の人材となれれば面白い仕事だと感じたから。

約三時間と短いもので、尚且つ何度も開催されているもののため、参加しただけでは特に動向の差が出るとは思えなかった。しかし、もう一つのホテルコースにも参加した場合は意欲を買われることがあるかもしれない。

小さい頃からプロスポーツチームの球団スタッフになるという夢があり、それを叶えるために進路選択をしてきた。よってプロスポーツ業界にしか興味はなかったのだが、新卒採用の間口は狭く倍率も高いため、中途採用として球団スタッフを目指していた。その為に、キャリアのステップとなるような大手企業（業種は問わない）への就職を志望していた。

会員制リゾートクラブ業界で27年連続1位・会員制という限られた顧客だけで国内ホテル業界2位の売上を上げていることから見ると、キャリアのステップとしては充分なのではと感じている。実際顧客の一部にスポーツ選手がいる、ということでコネクションの作成にも一役買ってくれるかもしれない。どの程度の倍率か、また内定までの採用フローを考慮した上で受験するかどうかを決めたい。