【未来への挑戦、国内最大手に甘んじず】【20卒】東京ガスの冬インターン体験記（理系/冬の2dayインターンシップ）No.5124（慶應義塾大学大学院/男性）（2019/4/16公開）

インターンシップでは様々な業界を見ようと各種インターンに行っていたので、とにかくインフラ業界を見てみたかったというのがいちばんの動機でした。その中でも都市ガス会社の中で日本シェア一位を誇るこの会社のインターンシップに応募しました。

EＳを提出するのみで、設問もガクチカと研究内容、自己ＰＲだけだったので、以前書いたものを参考にして書きました。そのため、特に対策はしてないです。

過去から未来に向けた経営シュミレーションゲーム

1日目にやったこと

午前中はこの会社が行っている事業内容、バリューチェーンなどの講義があり、軽いグループワークを2～3個ほど行いました。ワークの内容はガスが使われている場面や、それぞれの場面での顧客について考えるもので、個人でワークシートに記入した後、グループ内で発表し共有しました。午後は、社員座談会で５名の社員の方から話を聞けました。

2日目にやったこと

午前中は2班に分かれて、片方は基地に、もう片方はショールームの見学を行いました。午後は浜松町の本社に戻りこの会社の過去から未来までの経営シュミレーションゲームを行いました。３位以内に入ると賞品が出ました。

限定のグッズ(メモ帳、キーホルダー等)

経営シュミレーションゲームでは海外事業に展開すると高得点が得られるようになっていました。これに関して、国内最大手に甘んじることなくこれからは海外にも目を向ける必要があるというフィードバックがあり印象的でした。

経営シュミレーションゲームでは、起こせる行動の選択肢が多く、また各回の選択する時間がかなり短いので大変でした。二日目の午前は施設見学だったためチーム内の人物像があまり見えていない状況でグループワークを行ったので、どのように選択・合意を取ればいいかが難しかったです。

インフラに対する知識が全然なかったので、インターンを通して知識が付けられて良かったです。またこの会社は大手インフラ企業であるため、保守的で現状維持の仕事が多いと思っていましたが、実はこれまでも挑戦してきた企業だということがわかり、良かったです。

特に準備はいらないと思います。最後のグループワークに必要な知識は、初日の説明や二日目の見学を行えば十分つくと思いました。

座談会ではそれぞれ違う部署の方が来ていて、各々の部署の特徴や普段の働き方、勤務地や異動について事細かく答えてくれたので自身の働くイメージが付きやすかったです。一方で大企業なこともあり部署や部門が多すぎて全容が把握できなった部分も正直ありました。

このインターン自体が選考に大きく関係するとは言えないが、2日間で会社の理念や業務など企業研究が進むため、面接で話しやすくなるとは感じました。また、このインターンの後にESと面接を経て参加できる3日間のインターンにも参加したため、インターン非参加者よりは内定が出やすいと思いました。

もともとこの会社への興味というよりは幅広い業界を見てみたいと思い応募したので、インターンの参加によって特に志望度の変化はなかったです。エネルギー・インフラ業界への理解は深まりましたが会社説明やワークをした上でやっぱり研究がしたいということに気づきました。そのためこの企業働きたいという気持ちにはなりませんでした。

インターン参加者限定で次の3日間のインターンに応募できるようになります。この3日間のインターンに参加すると、インターン生の同窓会等イベントがあるので、少なくとも2日間のインターンに行く必要はあると思います。

化学系の知識を活かした研究開発をやりたいと考えていたので、総合化学メーカー、素材メーカー、消費財メーカー、製薬メーカー、エネルギー系企業の技術職に行きたいと考えていました。その中でも、教育環境が整っていて優秀な人の多そうな、大手かつ採用人数の少ない企業を志望していました。(AGC,三菱ガス化学,味の素,花王など)

上述の通りこの会社への興味というよりは、幅広い業界を見てみたいという気持ちで応募したので、インターンの参加によって志望企業・志望業界に大きく変化は与えませんでした。しかし、このインターンに参加して改めて化学系の仕事に就きたいと思うことができたので、業界を絞ることができたという意味では変化があったと言えそうです。