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【障がい生徒に愛を】【16卒】学校法人慈恵大学の本選考体験記 No.268(早稲田大学/)(2017/6/13公開)

学校法人慈恵大学の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒学校法人慈恵大学のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 早稲田大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定
  • 学校法人同志社

選考フロー

説明会(4月) → ES(5月) → 筆記試験(5月) → 1次面接(6月) → 2次面接(6月) → 3次面接(6月) → 内々定(6月)

企業研究

まずは大学の創設者について調べました。どのような思いでその学校が作られ、どのような学生を輩出していきたいと考えられているのかを調べ、企業研究としていました。具体的には建学の精神や教育理念、中期経営計画を暗記する勢いで調べました。また、新聞記事から慈恵大学に関することを調べ、実際に慈恵大学の教育の特徴をつかみ、今足りていないところや、今後もっと伸ばしていくべきところに関して自分なりの意見をもつようにしていました。

志望動機

私は学生時代に障がいのある生徒へ家庭教師をしておりました。障がいばかりに着目するのではなく、生徒目線に立ち何を思いどうしたいのかを考えることでより良い学習環境を提供出来ました。その経験から、単に医学論理だけでなく、患者さんと心から向き合うことのできる医療人の輩出を目指す貴校の建学の精神である「病気を診ずして病人を診よ」に共感し、入職を志望します。と答えました。ほぼESで書いた内容を暗記して話していました。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官1
面接時間
15分
面接官の肩書
人事
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

一次面接では、主にESに沿った質問が多く、面接官は私の基本的な受け答えの様子を見ているようでした。声が小さすぎず、基本的な挨拶と、受け答えのマナーも見ていたような気がします。面接官が、あまり私と目を合わせてくださらない方だったので、実際にどのような点を重視して、評価なさっていたのかは確かではありません。

面接の雰囲気

基本的にエントリーしーとの内容に忠実に質問がなされました。面接官は無表情な方でしたが、特段に威圧感を放っているわけでもなく、少し疲れた様子でした。何か変わったような面接でもなく普通の就活面接でした。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に頑張ったことを教えてください

私は障がいのある生徒に対し、生徒本位の学習の手助けに注力しました。当初は苦手科目を克服することが生徒の幸福に繋がると考えていましたが、押しつけの勉強では生徒が勉強嫌いになるだけでした。そこで生徒が何を求めているのかを考えた指導へ転換しました。長時間集中することが苦手な生徒でしたので、短時間で要点を教えるために自作プリントを作成し、飽きないようにゲーム形式での指導もしました。休憩時間には生徒の悩みや不安の相談に乗り、私が思いのはけ口になることで学習に集中できる環境を作りました。結果、出会った頃より生徒に笑顔が増え、考査で平均点を15点上げることに貢献できました。と答えました。

あなたの長所と短所を教えてください

私の長所は行動力があるところです。学生時代に所属していた部活動で、活動内容に対する部員の満足度が上がるように、後輩や同期部員の意見を聞きながら、幹部の話し合いの中で提案し実際に改善させることが出来ました。しかしその目標達成の中で、計画性が甘くて期限近くになって慌ててしまうことが私の短所です。現在では、自分一人で仕事を抱え込んでしまうのではなく、人員配置などを考え、ステップを踏むようにして小さなことから達成していき目標が実現できるように部のマネージをしています。と答えました。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
人事2人
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接官の方は、私の話の一貫性を見ていたように感じました。こちらが予想できない質問を投げかけ、学生の臨機応変さを見るなかで、話の筋が通っているかどうかを確認していたようです。また、面接の雰囲気も一次面接よりも緊張感高めている雰囲気だったので、そのような環境で学生がどう立ち振る舞えるかも確認していたようでした。ストレス耐性に関する質問もあったので、この面接では、より学生の内面を知ろうとしていたのかもしれません。

面接の雰囲気

私はもともと教育学部だったので、面接中に何を言っても「それって教員でもできることなのになんでウチなの?」と聞かれました。その一つ一つに丁寧に受け答えするのが疲れました。ストレス耐性をみていたというよりは私の志望度合いの確実さを見ていたようです。

2次面接で聞かれた質問と回答

医療系の大学の職員として大切なことは何だと思いますか。

医療系の大学では、学校で関わる人の他に、附属病院などの機関で医師や看護師、薬剤師、作業療法士などの職の人とも関わることになるので、より一層、相手との協調性が大切だと考えています。様々な立場の人が同じ組織の中で働くので、その中で総合事務職が果たすべき役割は、すべての関わる人の能力を融合させて、大学をよりよい教育と研究・医療の場として発展させ、地域に貢献できるようにさせていきたいと考えています。と答えました。実際に職場のことをイメージしながら回答しました。

本校を選んだのはなぜですか?

エントリーシートに書いたとおりの志望動機を話しましたが、面接官に「確かに建学の理念への共感も大切だけど、職場として選ぶんだからもっと他に理由はないの?」と聞かれ、「単に建学の理念に共感しただけではなく、知り合いに御校の現職職員の方がいるのでお話を伺ったのと、人事の方の雰囲気が良かったのでより一層魅力的に感じています」と答えました。所感としては、建学の理念への共感を志望動機にする学生が多かったから、そこから一歩踏み込んだ理由を聞きたかったのかもしれないなと思いました。

最終面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官4
面接時間
30分
面接官の肩書
役員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接では、主に「志望度の高さ」に関する質問が多く、学生の熱意を見ているようでした。自分の中で、なぜ他の大学ではなく、この大学の職員になりたいのかを論理的に伝えられるように用意しておく必要があります。少し意地悪な質問もありましたが、本当に働きたいのであれば答えられる質問ばかりだったので、この最終面接は落とす面接というよりかは、意思確認のための面接でした。

面接の雰囲気

面接官4人の中で、一人は私の回答に対して「それはうちである必要が無い」という人でしたが、他の3人は穏やかな質問の人たちだったので、総合的には圧迫面接ではありませんでした。

最終面接で聞かれた質問と回答

近い将来の日本において、医療系大学はどうなると思う?

近い将来に行われる東京オリンピックで、東京という都市が世界から注目されるようになり、外国人の労働者や旅行者が増えると考えられます。また、日本社会が高齢化していく中で医療の役割は重要度を増していくので、そのような社会では、国際的思考や異文化理解の出来る医療人がより活躍すると考えています。そのような国際的に活躍もでき、地域医療にも貢献できるような人材の育成を、医療系大学は責任をもってやっていくべきだと考えています。と答えました。質問がざっくりしていたので回答もざっくりとしたものになりましたが、なるべく、医療分野のさらなる発展が必要だという結論が出るように注意しました。

普通の総合大学の職員ではなく、なぜ医療系の大学職員になりたいのか。

学生のキャリアビジョンがしっかりと定まっている方が職員としてもサポートしやすいと考えたからです。普通の総合大学では学生は自身の将来について考える時期が遅く、ふらふらと大学生活を過ごす学生が多いですが、医療系の大学では、入学当初から学生は自身のキャリア像をしっかりと持っていてその夢に向かって大学生活を謳歌するひとが多いので、そのような環境の方が、サポートする際に、私自身の働くやりがいをより一層感じられると考えたからです。と答えました。単に大学職員になりたいというのではなく、なぜ医療系なのかということをししっかりと自分の意見でまとめられるように注意しました。

内定者のアドバイス

内定に必要なことは何だと思うか

就職面接の段階では医療知識は全く必要ありませんが、この大学が教育期機関として、どのような医療教育をしているのかは調べる必要があります。また、今までの人生の中で、医療に強く関心を持った出来事を挙げておくと面接のときに役立つかもしれません。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

共通した経験というよりかは、共通した性格として「穏やか」な人が内定者には多かったです。あまりガツガツとした人はいませんでした。現職の職員さんを見てもやはり穏やかな性格の人が多かったので、そういう個人のパーソナリティによる組織への適応具合もある程度は選考対象になっていたのかもしれません。

内定したからこそ分かる選考の注意点

性格検査(適性検査)が3回行われたのが印象的でした。そのほか、一次・二次は面接会場が何個かに分かれていたので、その部屋にいる面接官によって圧迫気味になったり笑いのある面接であったりとまちまちのようでした。

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学校法人慈恵大学の 会社情報

基本データ
会社名 学校法人慈恵大学
フリガナ ジケイダイガク
設立日 1881年5月
資本金 1389億4000万円
従業員数 6,541人
本社所在地 〒105-0003 東京都港区西新橋3丁目25番8号
電話番号 03-3433-1111
URL https://www.jikei.ac.jp/
NOKIZAL ID: 2657167

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