「食こそ原点、食の仕事は聖職である」ということを弊社創業者 安藤百福は言いました。
食は人間の命を支える一番大切なもの。
文化も芸術も、すべては食が足りてこそ語れるものであり、 食のあり様が乱れると争いが起こります。
食が足りて初めて、世の中が平和になる。幸せの第一歩はまず食が足りること。そういった想いで私たちは「食」と向き合っています。
食のビジネスは今後の人口増加に伴い、まだまだ成長を続けていくことが見込まれています。
その中でも弊社のメイン商材である即席めんは、乾燥させているため「保存性」に優れ、製造設備も簡素なもので「安価」な製造が可能です。更に「おいしさ」「安全性」「簡便性」という価値も兼ね備えています。
1958年に世界初の即席めんとして発売された「チキンラーメン」は変わらぬおいしさで愛され、来年(2018年)で発売60周年!日清食品としても創業60周年を迎えます。
トップブランドとして支持され続けている世界初のカップめん「カップヌードル」も世界80カ国以上で発売、2016年3月には世界累計400億食を達成しました。
現在、年間総需要約1000億食の食文化である即席めん。
今後日本国内では少子高齢化に伴い、新たな価値の提案が必要になってきます。また、世界市場の成長もしっかりと視野に入れて更なる需要拡大を目指さなくてはなりません。
これまで半世紀以上、数多くの世界初を生み出した日清食品。私たちの辞書に“満足”という言葉はありません。
これからもグループ理念「EARTH FOOD CREATOR」を体現すべく、食に関わる様々なフィールドで、地球規模での新たな食文化の創造へ挑み続けます。
・当社の強み
キャリアは自分でつかむもの!
日清食品は、「挑戦」大歓迎。「いつかチャンスが巡ってくるはず」と待つだけではなく、自ら手を挙げてチャンスを掴みに行く姿勢を求めています。
例えば、年に1回実施している自己申告・キャリア申告制度では自分が今現在の異動希望度合、3・5・7・10年後のキャリア希望を人事部に直接伝えることができます。また、若手はもちろん、キャリアを積んでからもチャレンジできる「公募制度」がある点も、日清食品の大きな特長です。充実した若手のトレーニー制度(海外現地法人やマーケティング部での実務研修)をはじめ、主任以上は自分の等級以上のポジションにも公募で手を挙げることができます。さらに、公募制度には何度でもチャレンジすることができます。このような環境が、日清食品グループ全体の活性化を支える理由の一つとなっています。
働き方改革「スマートワーク」絶賛推進中
従業員のワークライフバランスの充実、業務の生産性向上へ向けて、働き方改革を進めています。その一環として、2017年9月からは年間総労働時間を削減に向けて全社的にスマートワーク推進を強化し、対象部署ではコアタイムを設けない各々の裁量によるスーパーフレックスタイム制度の導入など、社員一人一人の創造性を育み、各自が自律的に仕事に取り組める環境づくりに努めています。また単に労働時間だけではなく、2015年に発足したダイバーシティ委員会を中心として、在宅勤務制度、有給休暇、産休や育休後の早期復帰支援制度など、男女ともに社員がより働きやすい環境整備・制度を活用しやすい風土づくりにも力を入れています!
食の安全とthe WAVE
日清食品グループでは、創業以来「食の安全」を経営の最重要課題と位置づけてきました。お客さまが安心してお召し上がりいただけるように、theWAVEでの科学的な検査体制をはじめ、原材料の調達から製造、流通、販売、消費のあらゆる段階において安全性に責任を持つ管理体制を徹底しています。
the WAVEとは:グローバルイノベーション研究センターとグローバル食品安全研究所の2つからなる、日清食品グループの技術・開発・研究の拠点です。the WAVEのミッションは、「最も進んだフードテクノロジーの波を起こし、その力強い波動を絶え間なく世界中に発信していく」こと。
・当社の課題
目指すは「100年ブランドカンパニー」
現在、即席めんは国内で年間55億食、全世界では約1,000億食が消費されています。日清食品には、長年愛され続けているブランドが多数。それぞれのブランドが100年ブランドを目指すべく、若年層、女性層、シニア層にフォーカスした製品を展開し、即席めん喫食経験の少ない層へのアプローチもかけています。特に次世代ユーザーである若年層に愛され続けることは非常に重要です。製品開発はもちろん、プロモーションに関しても、TVCMやSNSを活用したデジタルマーケティングを取り入れ、いかに若者の心に残るかを考えながら、Myブランド化を目指しています。
カップヌードルのグローバルブランド化
現在世界80カ国以上で販売されているカップヌードル。2016年に策定した中期経営計画では、2020年度には、より一層カップヌードルをグローバルブランドへと成長させ、2015年度比で1.5倍の販売食数達成を目標としています。それぞれの国・地域に合わせてGlocalize(GlobalにLocalizeするという意味の造語)した製品の提案だけではなく、全世界どこに行っても必ず売っている世界共通のカップヌードルを生み出そうと、メジャーフレーバーをシーフードヌードルに定め、世界中で発売することを決めました。現地の味と、全世界共通の味、この2つの柱で世界統一のブランドとして育てています。
Beyond Instant Foods
健康志向が年々高まっている中で、日清食品が掲げている「美健賢食(美しく健康な身体は賢い食事から)」という企業理念の果たす役割がさらに重要になってくると考えています。空腹を満たし、味覚を満足させるだけではなく、美しい体をつくり健康を維持することも食品のもつ大切な機能です。私たち日清食品は「Beyond Instant Foods」をスローガンに掲げ、さらなる食の機能性を追求し、賢食を提唱します。
主力事業の即席めんにさらなる健康という付加価値をどう生み出していくかだけではなく、チルド・冷凍食品、菓子・飲料・サプリメントなどを通して、さまざまな食シーンを提供していくことを目指しています。
・向いている人
・目標を達成するために、自ら行動を起こし、周囲と協力しながら努力を続けられる人
・常にアンテナを高く持ち、しなやかで鋭い感性を持つ人
・高い志と情熱を持って、周りにもその熱を波及させていける人
・命に関わる「食」に携わる者として、誠実さと責任感を併せもつ人
・向いていない人
・失敗を恐れ、行動を起こさない人
・仕事は与えられるものだと思っている人